2010年12月31日金曜日

2010年も1年間お疲れ様でした!

すっかり忘れていたが、1年前にもこんな事を書いていたようなので、今年も何か書いておこう。

今年も1年間お疲れ様でした!

その変化はまだ始まったばかりで、来年もさらに大きく続いていくと思う。

もちろんいろんな意味では変化は続いているのだが、1年前に思っていたところはもう1歩足りてない感じでしょうか。

「変わらなきゃ」とか自分で言ってる状況ではまだまだ甘いということかな、とも思います。

年が明けたらまた色々と目まぐるしく動き出して、そんな事ボーっと考えている余裕などなくなるかもしれません。
そんな風にして全力で走っていった先に何が見えるのか?を楽しみにしていたいと思います。

来年もよろしくお願いいたします。

『君がオヤジになる前に』

堀江貴文氏の「君がオヤジになる前に」を読んだ。

「オヤジ」というのは単純に年齢のことではなくて、「あらゆることを、より良き方向へ改善しようとすることを放棄してしまった者たち」を表す言葉として使っており、それを別の言い方をすれば「思考停止状態」という事であり、要するに「オヤジになるな」、「思考停止するな」というのが本書のテーマである。

君がオヤジになる前に


25歳から35歳までの年代別に一般的ありそうな悩みや不安に対して提言という形を取っている。
そういった企画そのものは今までとは違うし、例としてあげる具体的な話は新しい事もたくさんあるけど、基本的にそのシンプルで合理的な考え方は、他の著書やブログ、メルマガなどを読んだ事があれば、特別新しくはなくいつも通りという印象と思った。

一方で「38歳の僕へ」と題して彼なりに悩みながらも前進している姿を晒しているのは、とても新鮮でした。

ここと最後の福本伸行氏との対談が特に面白い。

個人的には福本氏の発言でこれが印象的だった。

サイコロの出目でいえば、日本人に生まれたというだけで、最初から6を出しているようなものじゃない。
確かにそうだな、と。努力次第でやりたいことがやれるようになる、その為の下地は日本には十分あるよね、と。

もちろん本書に書いてある事全てに同意はできないけど、まあそういう考え方もあるかと理解はできる。
「これを鵜呑みにしたらちょっと...」みたいな事を書いてあるレビューが散見されるけど、本を読んでその内容を「鵜呑み」にする事自体が思考停止だし本書の主旨とは違うと思うよ。

これもフローの一環と割り切って読んでみるのは悪くないと思う。

2010年12月28日火曜日

Burrn!電子版はもう終わったのか?

これ書いたのつい最近だと思っていたのだが、わずか4ヶ月とは早すぎる。

Burrn!が電子雑誌化された

なんとBurrn!は電子版が出ていた。

いや実際に「発売中止」とかそういった情報自体が全然なくて、Magastore から消えている事だけが事実として確認できるという感じで。
Magastoreのサイトにもシンコーミュージックのサイトにも何にも書いてないんだよね。

もともと通常の発売日よりも電子版が出るのは遅かったから、Magastoreのツイートが出るのを気長に待っていたのですが、さすがに遅すぎだな~とサイトを見に行ったら、そもそも取り扱い雑誌から消えていた、というわけで。

雑誌や書籍の電子化はまだみんな手探りな所があって、よくわからんが様々な事情があるんだろうけど、一度始めたなら告知とかはちゃんとして欲しいよな、と思うわけであります。

こんなつまんない事で読者を失っていくのはもったいないと思うのだが。

2010年12月12日日曜日

SIerが人月商売から脱却するのはやっぱり難しい

これはもう散々言われてきた事で、今さら私が言うような事でもないわけですが、自分の実感として改めて思う所があったので、まとめておこうかと思いまして。

SIerが人月商売から脱却する為に、様々な策をいろんな人がいろんな所で語っているよう。
それで大体は、サービス化とかSaas化みたいな話になりがちなわけで、方向性の一つとしてそれはそれでいいとは思う。

ただ、顧客への請求を人月ベースに依拠しないビジネスモデルを探るにしても、そもそも「価格」ってどういうふうにしたら決められるのかって事を考えないといけないと思う。

当たり前の話ではあるが、一般的にモノやサービスの価格は、そのコストと顧客価値の間に適当な落とし所を見つけて決まることになる。

 コスト ≦ 価格 ≦ 顧客価値

コストは厳密には「見積コスト」という事になるのだろう。
見積コストを下回る価格は赤字確実なわけで、ビジネスとして継続できないし、ある意味で利益供与になってしまう。また、顧客が見出す価値を超えた高値では売れるわけない。

別の手段で回収する方法があるなら、それらも含めたビジネスモデルとして考えるべき話である。

で、人月商売とは結局このコストベースの価格決定方法だけにロックされてしまっているって言う事なんだよね。
これは単純にSIerだけの問題でもなくて、顧客企業側もほとんどのシステム投資は「コスト」としか見れないから、最もわかりやすいしリーズナブルなわけだ。
SIerは人月商売から脱却したくても、顧客側はそう簡単には納得しないよね。
かかるコスト(とSIerの適正な利潤)を超える金額を払うという事になるわけなんで。

また、顧客への課金方法がどうなろうとも、内部的な人件費コストはやっぱり人月で見積もるしかないわけで、だから単純に人月の考え方自体を否定するのはちょっと違うと思うわけです。

つまる所、SIerはそのシステム投資の「顧客価値」が見積もれないので、コストベースで積み上げた金額しか提示できないわけですね。金額の根拠を説明するのもコストの話がわかりやすいし合意も得られやすい。
それは顧客側もほとんど似たような話だと思うわけで、本当にそのシステム投資の価値が見積もれているのかというのは結構疑問。
「とりあえず予算がこうだから、この範囲でやるしかない」というのも一つの価値基準ではあるけど、本当ならそのシステム投資によってもたらされる生産性の向上や収益機会の拡大によって得られるはずの「キャッシュフロー」から投資予算も決められるわけなんだけどね。

かなり大きな企業なら程度の差はあっても何らかその手の根拠を持って投資予算は決めるのだろうけど、実際そういう段階の話に関わった事はないんでよくわからない。
また、予算はそういうふうに決めていたとしても、SIerへの発注をどうするのかはまた別の話だしね。

というわけで、あまりまとまっていませんが、顧客への課金方法は色々手を打ったとしても、内部のコスト計画上で人月の考え方は外せないわけで、収益ベースとコストベースが直接リンクしないところをいかに折り合いを付けてビジネスモデルを作るかっていう、他の産業だったら普通にやってそうな事をやる必要があるよという話だね。

さらにSIerにとってはシステム投資の顧客価値をいかに見極めていくかというのが大きなテーマとしてあって、さらにその範囲内でできるだけ「高く売る」にはどうしたらいいかを考えていく必要があるよね。顧客のシステム投資に対する意識を変えていけるような提案が必要なわけです。
一般的なレベルの話では、やっぱり蓄積したノウハウを結集して何がしかのテンプレート化、パッケージ化、サービス化をするって話なんだろうなぁ。
その「何がしか」をどう見極めるかが問題なわけだし、今まで普通に受託開発だけやってきた会社にそう簡単にできる事じゃないのだろうけどね。

『大人げない大人になれ!』

成毛 眞氏の著書、発売されたのは1年以上前。
出た当初は多少気になりつつも、なんとなく内容が予想できる感じなので、あえて読まずにいたのですが、iPhoneアプリで出ているのを見て、今さらながらに読んでしまいました。

大人げない大人になれ!


著者の本としては以前に『本は10冊同時に読め!』を読んでいた事もあって、どんなタッチかは大体想像できた。
で、まさに想像通りというか、本のタイトルの通りで、「大人げなさ」を発揮してすごい事を成してきた人達の具体例がこれでもかという感じ繰り返されるわけです。

そんな中で、かのビル・ゲイツも大人げない人間の例として何度も登場するわけですが、意外なことに「ビル・ゲイツは彼の大人げなさをもってして、ビジネスでの成功をおさめたわけではない。」との断りが。
この辺の話があるからこそ逆に読んでよかったね、と思えたところでした。

ともかく好きな事、自分がやりたい事を突き詰めていきたいね、と改めて意を強くした次第であります。

2010年12月11日土曜日

2010年11月の株価など雑感

これもかなり時間が経っててアレなんですが、11月のポートフォリオ締めての雑感など。

11月は引き続きJ-REITが伸びてました。
後は日経平均の伸びからも明らかなように日本株も伸びた。
海外債券は相変わらず落ちているかな、というところでしょうか。
新興国系はまちまちで、中国はちょっと上がったけどインドは明らかに落ちているようでして。

J-REITの伸び方はちょっと尋常ない気もします。
そう言えば最近、証券会社のサイトでもJ-REIT特集とかやり出してたね。
そろそろ一旦利益確定を考えた方がよいかなとか思いました。

で、日経平均のローソク足でも見ながら、この先どうなりそうか考えてみようかと思ったら、マネックス証券が落ちているようでして。

11月はちょっと日本株の上がり方が急ピッチ過ぎだった感じはしてます。
まあ目先はさらに上げるとしたら過剰流動性の影響くらいしか考えられませんので、上がっても下がってもよいように準備をしつつ、全体的な傾向とは別に個別の動きを見ていこうかという感じですかね。

またまたIFRS Certificate試験を受けた

もう1週間前の話ですが、IFRS Certificate試験を受けた。これで4回目。

相変わらず勉強時間を確保できないまま、当日を迎えてしまったわけで、試験の感触としては相変わらずといった感じでした。
今回は前日よく寝てから行ったせいか、ちゃんと見直しをする集中力があったんですが、見直ししていたら、途中退出できなくなってしまった。

そういえば、今回から受験料が「通常」35,700円のところを、
「早期割引価格」とかで先着250名で28,350円になってた。
金額的には円高ポンド安の差益還元とみてちょうどいいくらいなんでしょう。

なので「先着250名」に限る意味がよくわからん感じではありました。
過去の受験者データ見ると受験者数は200人前後、下回っている時の方が多いくらい。
確かにこれからさらに注目されてくるかも、という面はあるものの、割引適用されない人って相当運が悪いような気がする。
というかそもそもIFRSに対して出遅れているとでもいうべきか。

『Come Alive』 - Terra Nova

オランダ出身の「アメリカンハードロックバンド」TERRA NOVA の約5年ぶりの新作。
実は8月には出ていたらしいが、知らなかった。

Come Alive

  1. Come Alive
  2. Fighting Yourself
  3. Holy Grail
  4. Here Comes The Night
  5. Those Eyes
  6. Under Pressure
  7. Do Or Die
  8. Who Can You Count On
  9. My Own Way
  10. The Final Curtain
  11. One September Morning


同じテイストって事で昔から好きなファンには抵抗なく聞けるものだろう。
個人的には、最初はちょっともの足りない感じがしつつも、繰り返し聴き込むうちに良い曲が多いと思えるようになってきた。

"Fighting Yourself"とか"Under Pressure"のドラマティックな展開は、「アメリカン」なバンドにはそうそうできるもんではなかろう、と思います。

11曲目は日本盤ボーナストラック。ボーナストラックなしでよければダウンロードで1,500円で買えるようですが。

で、最初に感じた「もの足りなさ」って何だったんだろう?としばらく考えていた。
時々、Bon JoviJourney を想起させるんだけど、そこまで行けていない感じがあったりで。

ある時"Under Pressure"あたりを聞きながら思ったのは、目指している理想の美の世界を時々垣間見せてくれるんだけど、それを表現しきれていない感じがあるのかな?ということ。
プロダクションとか演奏技術とかいろんな要素があって一概にどこが悪いとも言えないのだけれども。結局金(予算)の問題なのか?とか思ったりして。

まあ、ともかくTERRA NOVA 聴くなら『Livin' It Up』は外さないでくれ、と思うわけですね。


デビューアルバムとして荒削りな部分もある分、上記のような事は考えなくて済んでいたので、その分印象が良いだけなのかもしれないのですが。

変動金利の住宅ローン

この件、ちょうど1年前に書いていました。

変動金利の住宅ローン - 河野太郎ブログ「ごまめの歯ぎしり」 - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース

この低金利時代に、変動金利の住宅ローンで家を買うことに僕は疑問を持っている。
僕が保守的すぎるのかもしれない。金利はこの先もあまり上がらないのかもしれない。上がっても少しだけかもしれない。固定金利で住宅ローンを借りてしまって、本来、払わなくてもよかった余計な金額まで返すことになるのかもしれない。でも、金利が上がるかもしれないのだ。そのリスクを理解して、金を借りているのだろうか、そして、その住宅ローンを借りている人の状況を理解して、金融機関は金を貸しているのだろうか。


Somewhere in a Way to Nowhere: 超低金利だから住宅ローンは長期固定がいいって本当か?
一時期に色々と面倒くさい手続きを終えたら後はひたすら毎月返済していくだけ、ある意味ほったらかしにしておきたい人はその方がいいと思うのかもしれない。
結局、長期固定で高めの金利を支払い続けるのは思考停止の代償という事なのでしょう。きっと。

2006~2007年頃には実際にちょっとだけ金利が上がって、その「ちょっとだけ」でも結構なインパクトがあったのは実感として持っている。
それでまたさらに上がっていくかもね、という雰囲気もちょっとあったので、もっと優遇効かせられる所に借り換えたりとかしたわけですが。
その時はとりあえず2年固定で様子見にしたのだが、結局アメリカのサブプライム問題やらリーマンショックやらがあって、金利はむしろ下がってた。

確かに安易に目先の利率の差だけ見て変動金利にするのはどうかと思います。
どれがいいとか一概には言えなくて、変動金利でも長期固定金利でもどちらを選ぶにしても、損得考えるならギャンブルみたいなものでしょう。
色々な要素をよく考えて自分の価値観とかスタイルに合わせて選択するしかない話だと思います。

本当はそもそも住宅ローンなんて借りない方がいいくらいに思っていたりしますが。自戒として。

2010年11月の記事別アクセス状況まとめ

Google Analyticsによる本blogの2010年11月の記事別アクセス状況をまとめました。


  1. Microsoft Money再インストールでオンラインサービスが再度有効になった件 (2010/09/20)

  2. VMware Player が「個人利用、非商用利用に限る」という件 (2010/09/18)

  3. WshShellの Execで実行したコマンドが終了しない (2010/03/29)

  4. Oracleの環境変数設定でハマッた件 (2010/09/23)

  5. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  6. Blogger でトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  7. Burrn!が電子雑誌化された (2010/09/12)

  8. UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)

  9. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  10. iPhone4 が来た (2010/07/26)



なんだかまた忙しくて、blog更新できんなー、という感じになっています。
まあ、今年書いた記事が上位に来るようになっただけでも、以前と比べたらだいぶマシになったのかなとか思ったりもしますが。

MS Moneyの件がこんなに伸びるとは意外でした。キーワード的には「移行」か「sunset」かという感じのようですが。

もうしばらくはこんな感じであまり新しい事が書けない状態が続くのではないかと思います。

2010年11月23日火曜日

『7 Sinners』 - Helloween

Helloween の新作。
もう通算何作目になんでしょうか?
数える気にはなりませんが、時々メンバーチェンジをしながらも安定しているね、という印象です。

7 Sinners


  1. Where The Sinners Go
  2. Are You Metal?
  3. Who Is Mr. Madman?
  4. Raise The Noise
  5. World Of Fantasy
  6. Long Live The King
  7. The Smile Of The Sun
  8. You Stupid Mankind
  9. If A Mountain Could Talk
  10. The Sage, The Fool, The Sinner
  11. My Sacrifice
  12. Not Yet Today
  13. Far In The Future


1曲目の「Where The Sinners Go」がミドルテンポで始まって、ちょっと「らしくない」感じ。
新しいチャレンジしてんのか?と思わせたりもします。
で「sinner! sinner! sinner!」のシャウトには笑うしかない感じで。

全体的にはいい感じに仕上がっているのだと思います。
らしさを失わず、単純な過去の焼き直しというわけでもなく、という感じで。

個人的には「World Of Fantasy」のサビのメロディが秀逸で印象的。
だいたいがiPodなどで聞き流しがちになることが多いが、ここでは思わず動きが止まって聞いてしまう。
なんだかんだ言っても、メロディがしっかりしていることは大前提なのかな~とか改めて思ったりした。
もちろんメロディだけでもダメですけど。

ちなみに私は amazon で 輸入盤の新品を1,100円くらいで買った。
予約した頃がちょうど円高ピーク近かったからかもしれないが、それにしても日本盤の半値以下。
これでは日本盤、売れるわけないな~とか思った。
ボーナストラックつけて発売日ちょっと早めるというお決まりの手は打っているみたいですが。

今は多少円安になったせいか輸入盤も2,000円くらいになっているみたいですね。

2010年11月11日木曜日

『Made of Metal』 - Halford

Judas Priest のボーカルであるロブ・ハルフォードのソロプロジェクトの新作、10月に出てました。
しばらくiPodに入れて聴いていたのですが、そろそろ何か書いておこうかと。

Made of Metal


  1. Undisputed
  2. Fire And Ice
  3. Made Of Metal
  4. Speed Of Sound
  5. Like There's No Tomorrow
  6. Till The Day I Die
  7. We Own The Night
  8. Heartless
  9. Hell Razor
  10. Thunder And Lightning
  11. Twenty-Five Years
  12. Matador
  13. I Know We Stand A Chance
  14. The Mower


これはこれで「普通に」良いHM曲がバリエーションも幅広く揃っているという感じ。
Burrn!のレビューで「教科書的」とか表現があったが、こういうことかと納得できた。
が、次の瞬間にこれを「教科書的」とか言ってしまうのは、ある種の「型」にはまったものが良いもので、そうでないものは少々「邪道」と考えている感じがして少々憤った。
まあ、実際にそんな風に考えている人はいないでしょうけど。
オリジナリティをいかに発揮するかが重要だろうと。

で、曲のタイトルもどこかのHM曲で聞いたことあるようなものが多いね、と。
もちろんオリジナルな違う曲ですが。

全体的に悪くはないのだが、ロブに求めたくなってしまうエキセントリシティの刺激という点では少々もの足りないな、というのが正直な印象。

ログのソロプロジェクトというと、個人的にはやっぱり FightWar of Words が強烈に残っていて、それに近い方向性を期待してたというのはあります。
そういう観点では14の"The Mower"が一番刺激的な感じでしょう。

後の曲はむしろ「心地よい」HM曲という感じ。
Judas Priest よりはむしろ Iron Maiden っぽい感じが所々あって、「典型的なHM」は Iron Maiden っぽくなってしまうものなんだな~と改めて思った次第です。

2010年11月9日火曜日

最近の株価など雑感

もう11月も半ばになりかけていて、かなり出遅れていますが、10月のポートフォリオ締めたところなどで雑感などを少々。

ポートフォリオを見た感じだと、日本株と海外債券が落ちたね、という感じでしょうか。
逆に上がったのはJ-REIT絡み。
日銀の金融緩和策を受けて不動産関係も上がったりしてましたからね。

で、10月の日経平均株価を見ながら、「また下落方向になってしまったのね。25日移動平均も割り込んじゃったし。」とか思っていた。

10月締めた段階では、短期的には下落トレンドで3~6ヶ月くらいのスパンでみても下落かボックスか、という感じで見ていたのですが、それがこの数日のアホな感じの動きになっているわけですね。
実際「コマツ」で私は4日の段階で exit してしまいましたが、その後もさらに半端なく上がっていて尋常じゃない感じがします。
で、日経平均も9月、10月の高値も超えてしまいましたね。

とはいえ明らかに急上昇過ぎるので、短期的には確実に調整するでしょうけど、その先がどうなるか。
株というより日本自体に対しては楽観的にはなれないので、まあよくてボックスじゃないか?とか思うんですけど、日本株も過剰流動性によるバブルの「恩恵」も多少は受けるんでしょうかね。
市場関係者が考えているからそうなるっていう面もあるのでしょうね。

2010年11月8日月曜日

2010年10月の記事別アクセス状況まとめ

Google Analyticsによる本blogの2010年10月の記事別アクセス状況をまとめました。

  1. VMware Player が「個人利用、非商用利用に限る」という件 (2010/09/18)

  2. WshShellの Execで実行したコマンドが終了しない (2010/03/29)

  3. Microsoft Money再インストールでオンラインサービスが再度有効になった件 (2010/09/20)

  4. Blogger でトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  5. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  6. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  7. 株価とかMONEX VISION とか (2010/10/04)

  8. 「成功本」を読む (2008/04/17)

  9. Burrn!が電子雑誌化された (2010/09/12)

  10. UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)


10月は月初の週末に一気に書いた後は、仕事が忙しくなってしまった事もあり、失速してしまいあまり記事が書けませんでした。

「Monex Vision」の記事はUPした翌日ぐらいにわーっとアクセスがあった感じで、関係者がチェックとかしてんのかな?と勝手に想像したりしてました。

9月に書いた記事が引き続きランクインしているものが多いですね。
特にVMwareの件はダントツで。やっぱり気になる人が多いという事なんでしょう。
英文記事ではVMwareの「中の人」っぽい人が非公式ながら「OK」と言っている風なQ&A記事もあったみたいですが、その辺気にして無難に Workstation とかのライセンス買う人もいるだろうし、公式にはあえて明言せずに曖昧な感じを狙っているんではないかとこれも勝手に想像しました。

「Blogger トラックバック JS-Kit版」は一応予想通りアクセスは増えましたが、ランクインまでは至らず。
まあ、そもそもが今さらなテーマですからね。

まだしばらく忙しいのであまりブログ書けないな~という日々が続きそうな感じであります。

2010年10月17日日曜日

『Sting in the Tail』 - Scorpions

Scorpions といえば「Virgin Killerのジャケット画像」の件で相変わらず当ブログへのアクセスが絶えないのですが、そんな Scorpions がラストアルバムとして出したのがこのアルバム。
今年の4月に出たものなので、今さらな感じではあります。

『蠍団とどめの一撃』

この手の邦題は今では珍しく今ではほぼ「絶滅」しているといっていいのでしょうが、いかにも「らしい」感じはいいですね。

Sting in the Tail


実際に聴いてみると、「普通にいい」感じだと思いました。
ギターリフとか曲のパターンとかとてもシンプルなものが多くて、こんなにシンプルなものは今までにもどっかにあったんじゃないか?と思うくらいです。

時に「ワンパターン」と揶揄されるAC/DCのリフの方がよほど同じにならないように気を使っているのがわかる感じがします。
そんな事を思い出すほど、シンプルだな~という印象でした。

個々のパーツにはそんな印象を抱きながらも、全体としてのクオリティは非常に高くて良い曲が多く良いアルバムだと思いました。
そんなわけで「普通にいい」ということで。

またこれで「引退」という話もありますが、過去の実績込みでの評価かなという気もします。
こんな仮定はそもそも意味がない気もしますが、仮に若いバンドが同じようなものを出してきたとして、同等に評価できるかどうかは自信がないですね。

2010年10月4日月曜日

株価とかMONEX VISION とか

さて、誰の参考にもならない投資ネタなども一応書いておこうかと。

日経平均株価は9月15日頃に、日足で4月末から続いた下落トレンドの上値抵抗線をブレイクした。
25日移動平均線も上向きになったようで、目先はまた下落傾向のようですが、この25日移動平均線あたりを下値としてキープできるかどうかといったところでしょう。

そんな感じなので、個別銘柄も「上向き」なものもそれなりに出てきたので、とりあえずまだ信用取引しなくても「まあ、いいか」という感じには戻った気がします。

個人的なポートフォリオとしては、8月は証券口座に振り替えた資金がそっくり飲み込まれてしまうような事態でしたが、9月はそれを回復してなお余りある感じで回復しました。
これだから含み損益のアップダウンに一喜一憂しても仕方ないよね、と改めて思いました。

区分別には「海外株式」の部分が特に伸びた感じに見えます。
日本の為替介入とかもありましたが、結局また介入前に近い1ドル83円くらいにまでなってきているわけで、これだけ円高が進んでもなお海外資産の方がパフォーマンスがいい状況なわけですね。

そういえば、最近出たマネックス証券の資産設計アドバイスツール「MONEX VISION β」もやってみました。
「積極型」と「バランス型」両方で「目標ポートフォリオに近い資産配分での投資ができています。」となりました。
グラフの見た目は全然違うんですけどね。何を持ってそう判断しているのか不思議ではあります。

「積極型」の目標ポートフォリオだと「先進国株式」だけで50%近い比率になっていて、その他に「国内株式」と「新興国株式」を含めると「株式」だけで90%近い比率になっています。

そりゃあいくらなんでも偏りすぎじゃね?って思うわけですが。
おそらくは目標ポートフォリオ自体を直近を中心とした過去のパフォーマンスから弾き出していると思われます。

ともかく、私の場合そこで示されているよりももっと細かく区分して毎月バランスを見ているので、やや物足りない感じではありました。
自分がとるバランス自体を見直すときには、ある程度参考にできそうな気はしました。

『FEVER』 - Bullet for My Valentine

久しぶりに若いHMバンドの快作を聴いた気がする。
Bullet for My Valentine の新作『Fever』。
最近の個人的なヘビーローテーション。

まあ、新譜をいつも追っかけているわけではないので、久々なのはお前の都合だろ、と言われればそれまでなのですが。
このアルバムの発売は今年の4月とかなんで、そういう意味でも今さらな感じではあります。

Fever - Bullet for My Valentine


ウェールズ出身なんだそうで、これは今まであまりなかったパターンのような。

やっぱり Iron Maiden の影響は大きそうだな、との印象ではあります。
普通のボーカルとデス声の咆哮の絡み合いが見事な感じがします。
最後の方の曲は In Flames とか思い出してしまいました。
それでいて "Bittersweet Memories" なんてバラードみたいな曲もあったりします。

以下はYouTubeにあった3曲目。
The Last Fight

YouTubeには、The Official Bullet For My Valentine YouTube Channel なるものもありますが、

この動画には Vevo さんのコンテンツが含まれていますが、お住まいの地域では著作権上の問題で権利所有者によりブロックされています。
などと出てしまいます。残念な。

2010年10月3日日曜日

尖閣渋谷デモに関するニュースの英語と日本語の違い

政治ネタかと思いきや、ただの英語ネタです。

で、これは確かに知らなかった。まあ、テレビ自体もほとんど見ませんので、報道されててもテレビなどのニュースで知ることはなかったと思います。

「尖閣渋谷2600人デモ」海外メディアは大々的に報道するも日本のマスコミは華麗にスルー(ガジェット通信) - livedoor ニュース

現在問題となっている尖閣諸島問題に対して渋谷で2600人がデモ行進を行ったのはご存じだろうか。このことは日本よりも海外のメディアが大々的に報じておりなんと日本の地上波テレビニュースやそのほかメディアでは全く取り上げられていない。

というわけで上の記事にもリンクのあったCNNのサイトを見てみる。

China accused of invading disputed islands - CNN.com

ググってみると日本語の記事も出てた。

CNN.co.jp:尖閣諸島問題めぐり東京などで反中デモ

たぶん英語のニュースが先にあって、それを日本語にしたものだと思うのですが、随分違うものだな、と思った。
ニュース自体の本質的な所で伝えてる内容がそれほど大きく違うわけではないと思いますが、例えば
Protesters held up Japanese flags and chanted, "We will not allow Communist China to invade our territory."
参加者らは日の丸を掲げ、「中国の領海侵犯を許さない」などと主張した。

英語には"Communist China"という表現がありますが、日本語だけ読んでいるとそんな事は全くわかりません。"Communist"はどこへ行ってしまったのか?
逐一訳すのが必ずしも良い訳とは限らないのはわかりますけど、こういうところの積み重ねって、物事の捉え方には随分と影響を与えるのではないかという気がしました。

それから日本語ではコメントの引用「男子学生」とか「女性参加者」としか書いてないですが、英語の記事には「フルネーム」で記載されている。
これも普通のこと?英文記事を元ネタに翻訳しているだけで、正確な漢字がよくわからないから、とかいう理由だったりして。そんなわけないか。

最後の方は、日本語の記事ではかなり要約されていたり、日本からの「損害賠償の要求」の話など、全く言及されていないような内容もあったりします。
単に翻訳が雑なだけな気もしますが。

日々チェックしているわけではないからよくわかりませんが、海外ニュースの日本語化って大体こんなもんなんですかね。
時々こういう違いを見てみるのも面白いですね。

2010年09月の記事別アクセス状況まとめ

Google Analyticsによる本blogの2010年09月の記事別アクセス状況をまとめました。

  1. WshShellの Execで実行したコマンドが終了しない (2010/03/29)

  2. Blogger でトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  3. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  4. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  5. VMware Player が「個人利用、非商用利用に限る」という件 (2010/09/18)

  6. Microsoft Money再インストールでオンラインサービスが再度有効になった件 (2010/09/20)

  7. Burrn!が電子雑誌化された (2010/09/12)

  8. またIFRS Certificate試験を受けた (2010/09/05)

  9. IFRS Certificate試験再び (2010/03/22)

  10. iPhone4 が来た (2010/07/26)


9月は久々に結構な数の記事を書きました。
数を稼いだだけではなくて、それなりにアクセスもあって4つも新しい記事がランクインしました。
VMwareの件はちょっと微妙な内容であるけれども、それだけ気になる人がいるということなんでしょう。
今後もこのランクの「常連」になりそうな予感。

「Bloggerトラックバック」の件は、古い内容なのに相変わらずアクセスが続いているので、記事の頭に「JS-Kit版」へのリンクを付けときました。
なので、そのうち「JS-Kit版」の記事もランクインしてくる可能性があります。

「WshShell」の件もすっかり「常連」となりましたが、全体的に体系的になっていなくても、テクニカルな話などを軽くまとめておくとそれなりにアクセスされるようになる、というのがあらためて確認できた感じがします。

2010年9月27日月曜日

Linuxでディスク交換

Linuxはほとんど仮想マシンでしか扱わなくなっていますが、仮想ディスクのサイズ設定や構成を後悔したりとか、パーティションの切り方を変えたくなったりした時って、仮想かどうかは関係なく結局「ディスク交換」みたいなことをしなければいけない、というか、すればいいのかなと考えていろいろと試行錯誤してみた。

これはOS等を含んだブートディスクの場合です。ブートディスクでない場合は別に悩むことなくコピーして付け替えればよいと思います。
OSその他を再インストールしてデータ移行すればいいってのはわかるが、それはそれで結構手間がかかるし、ということで。

仮想ディスク絡みだったら、ツールとかもそれなりにいろいろあるのかもしれないけどその辺はあまり調べていない。
あっても結局、仮想ディスクファイルを物理ディスク的に扱うようなものだろうから、結局やりたいことにはならない可能性大と思ったので。

それから試してたLinuxはRed Hat系です。まあ別にこの辺は大して違いはないのだろうと思いますが。

新ディスクのパーティション設定


まずは新しいディスクを用意し追加で接続する。
そしてその新ディスクのパーティション設定を行う。
新ディスクが"/dev/sdb"として接続されている例です。
# fdisk /dev/sdb

対話的に操作できるので、順に設定していく。
使うコマンドはこんな感じでしょうか。
  • p 領域テーブルを表示する
  • n 新たに領域を作成する
  • a ブート可能フラグをつける
  • t 領域のシステム ID を変更する
  •  LVMを使う場合に、IDを"8e"に変更する
  • q 変更を保存せずに終了する
  • w テーブルをディスクに書き込み、終了する

私が試した時は元のディスクが以下のような感じだったので、同じようにパーティションを二つ作成し、一つ目は「ブート可能」に、二つ目はシステムIDをLVMに変更した。
  1. /boot
  2. /dev/VolGroup00
  3.  ※LVMの物理ボリューム、論理ボリュームには / と swap

LVMを使うパーティションについては、さらに物理ボリューム、ボリュームグループ、論理ボリュームの設定を行う。
# pvcreate /dev/sdb2
# vgcreate VolGroup00new /dev/sdb2
# lvcreate -L ????m -n LogVol00 VolGroup00new

「????m」は作成する論理ボリュームのサイズを指定。
lvcreate は新ディスクでやりたいマウントポイントの構成に応じて必要な分だけ実施する。
例えば、旧ディスクは / 以下に全部入れていたのを新ディスクでは /var とか /home を分けたいとかいう場合、それぞれに必要な論理ボリュームを作成する。。

さらにファイルシステムの作成。
# mkfs -t ext3 /dev/VolGroup00new/LogVol00

SWAPパーティションの場合は mkswap しておく。
# mkswap /dev/VolGroup00new/LogVol01


データコピー


旧ディスクから新ディスクにデータをコピーします。
コピー中に元データ変更されるとトラブルになる可能性があるので、シングルユーザモードかSystemRescueCdなどを使って起動してやった方がいいでしょう。
私が試した限りではどっちでも大丈夫そうでしたが、感覚的にはやっぱりSystemRescueCdを使うのが良いと思います。
シングルユーザモードとはいってもコピー元のディスクからOS起動しているわけなので、何かある可能性は高くなるような気がする。
その辺は別に詳しくないので、あくまで「気がする」だけです。

コピーのやり方はいろいろあると思いますが、私はとりあえず今何をしているかをわかりやすくするためにコピー元とコピー先用にマウントポイントを設けてやりました。
コピー先で一部を別パーティションにする場合はdest側に追加で mkdir & mount を必要な分だけ実施。
mountとコピーはコピー元のパーティション分、繰り返します。
# mkdir /mnt/source
# mkdir /mnt/dest

# mount -t ext3 /dev/VolGroup00/LogVol00 /mnt/source
# mount -t ext3 /dev/VolGroup00new/LogVol00 /mnt/dest

# cd /mnt/source
# tar cpf - ./ | tar xpf - -C /mnt/dest

実際のコピーですが、なぜか tar を使ってコピーする例があったのでやってみた。
一応問題なく動いているっぽいです。
普通に "cp" とかでもうまくいくんではなかろうかという気はしてます。
# cd /mnt/source
# cp -a ./ /mnt/dest/

ポイントはたぶん "p"オプションで所有者、アクセス権などを引き継がせる事だろう。
cp の "-a" は "-dpR" とmanページに記載があるのでほぼ同様の効果があると思われます。

ブートセクタ設定


ここが色々と苦戦して悩んだところではありますが、普通に grub-install しました。
# mkdir /mnt/boot
# mount -t ext3 /dev/sdb1 /mnt/boot
# grub-install --root-directory=/mnt /dev/sdb

適当に"boot"というディレクトリを作成して、そこに新ディスクの/bootパーティションをマウントする。
grub-install の "--root-directory"オプションではそのマウントポイントの一つ上を指定してやる。上記の例だと "/mnt"。
マウントポイントをそのまま指定するとその下に"boot"ディレクトリが作成されて、さらにその下に"grub"となってしまうので。

あとこんな感じでエラーが出る時がある。
/dev/sdd does not have any corresponding BIOS drive.

これはインストール先にある device.map が関係しているらしいです。
(hd0) /dev/sda

こんな記述になっていたりするので、コピー先のディスクに関する記述を追加してやれば良いようです。
(hd1) /dev/sdb

ただ、ディスク交換後はこの記述は必要ないと思うし、device.map ファイルがなければ接続しているディスク等を probe してインストールしてくれるようなので、/boot パーティションに関しては先に grub-install してからデータコピーをする方が、コピーしたものへの変更作業が少ないので、なんとなく気持ちがいい気がします。
それか少し面倒だけど新ディスクが"/dev/sda"になるように付け替えて、RescueCdから起動して grub-install でもいけますが。

/etc/fstab の確認


新ディスクの"/etc/fstab"を確認して、旧ディスクを外して新ディスクから起動する時に適切にマウントされる設定となるように必要に応じて調整します。
ディスク入れ替え後は新ディスクが"/dev/sda"になると思うので変えなくてよい場合もあると思います。
ここではLVMまわりで多少試行錯誤したところがあって、「"/etc/fstab"もなるべく変更しないで済むようにしよう」とか思って、vgrename でボリュームグループ名を変更とかしてみた。
それでももちろんできましたが、後で考えたらなんか変な感じがした。

"/etc/fstab"でデバイスがLABELで記述されている場合は"e2label"でラベルを付ける。
# e2label /dev/sdb1 /boot

あと、"/boot/grub/grub.conf"の kernel のパラメータも確認しておく必要があると思います。

ディスクを入れ替えて起動


ここまでくればもう大丈夫なはず。
ということで旧ディスクをはずし、新ディスクを先頭に接続して起動します。

OS起動は無事にできても、ログインしようとするとこんなエラーが出る場合がありました。
/etc/X11/xinit/Xsession default を実行できませんでした

これはどうもselinux絡みらしく、"enforcing mode" にしているとこうなる。
"permissive mode"にしておけばログインできますが、当然の如くselinuxの警告出まくりで。

ディスクの追加・交換をした時などは「ファイルのラベル付け」をあらためてやる必要があるようです。
# restorecon -rv /

ああ、なんかこの辺よくわかっていない、、、けど、とりあえずこれで動くようにはなった。

"/.autorelabel"ってファイルを作ってリブートしても同じ効果があるはず。
でも本当にこの影響かどうかもよくわかりませんが、ブート時のメッセージの出方が変わったりとかしている。今のところ実質的な影響はなしですが。

アプリの動作確認とかはそれほどしっかりとはしていないけど、理屈の上では大丈夫なはず、というところですね。

以下、参考にしたサイトなど。


最後のSELinux Policy Editorは試していない。

そういえば、なんか Oracle の11gなんかも、この辺ちゃんと設定しないと動かせないんだけど、面倒なんでとりあえず "permissive mode" にしておく、みたいな笑っちゃう話があった気がするね。
まあ "permissive mode" にして何が引っかかるかを探す、というのは常套手段のようではありますが。
いずれ見なければいけない日が来る、と思います。

2010年9月23日木曜日

Oracleの環境変数設定でハマッた件

中途半端な知識がもとで、えらい遠回りをしてしまったので、備忘として書いておきます。
初歩的なことだと思うので「そんな恥をさらさなくても」って気もしますが、エラーメッセージやエラー番号でググってもなかなかピンポイントな解決方法が見つけられなかったので。

Oracleでいわゆる所有者ユーザのOS認証でORACLEのDBにローカル接続する為に最低限必要な環境変数の設定は以下の通り。

  • ORACLE_SID
  • ORACLE_HOME

実際には LD_LIBRARY_PATH とか PATH に $ORACLE_HOME/bin を含めるとか必要と言われるものはもう少しあるんだけど、まあ接続できるまでの最低限というところで。

で、ORACLE_HOME を忘れることはまずないと思うが、この ORACLE_SID を忘れていたために色々と遠回りしてしまいました、という話です。

まず ORACLE_HOME だけ設定して、ORACLE_SID が設定されていないとこんな感じ。
$ sqlplus / as sysdba
ERROR:
ORA-12162: TNS:net service name is incorrectly specified

ここで「@SID」を指定してみたり、どういうわけか TWO_TASK の環境変数を思い出してそれを設定してしまいました。
そうするとこうなった。
$ sqlplus / as sysdba
ERROR:
ORA-12541: TNS:no listener

Listenerが起動していないから?Listenerなんて必要ないはずなんだけど、と不思議に思いながらもListnerを起動してみる。

$ sqlplus / as sysdba
ERROR:
ORA-01031: insufficient privileges

そうすると権限がない、とか言われる。oracle所有の"dba"ユーザなんだけどなぁ...と混乱。
よくよく調べれば、Listener経由のOS認証の為には、また別の設定をしなければいけないので、その為に出ていたエラー内容だったと理解できるわけですが、調べているとこの辺に絡んだバグで対処方法の一環で「コンパイルし直せ」みたいな記事もあったりして、その対処方法を試しても何も変わらずで、悶々とした時間が過ぎ去る。

最終的にどうやって気づいたかはもう忘れましたが、結局地道にインストールマニュアルとかを読み直していたんだと思います。

ちなみに ORACLE_SID 環境変数を設定しても、TWO_TASK が設定されたままだと相変わらずListener経由接続が優先されて、"insufficient privileges"とか"no listener"とか言われます。

よくよく考えたら、"$ . dbenv" 使って環境変数設定すればいいって話ではありました。

ちなみに直接関係ないですが、"oracle"ユーザーとか"dba"グループとかって、Oracleのインストール関連のマニュアルに書いてあるけど、ほんとにそのままの名前で環境構築されたりしているときがあって、実際の名前はなんだっていいっていうのをわかっててやっているんだろうか?と疑問に思うことも多々ある。

2010年9月21日火曜日

『British Steel - 30th Anniversary Edition』のDVDがすごい

Judas Priestが昨年「British Steel完全再現」のツアーとかしていて、Loud Park '09でもやっていたのは周知の通り。

で、個人的には『British Steel』のCD自体はとっくの昔に買ったつもりでいたのですが、みあたらない。
どうやら何かと勘違いしていたらしい。

ということであらためて『British Steel』のCDを買ってみようと思ったのですが、『30th Anniversary Edition』なるものが出ていたので、せっかくなのでこれを買ってみた。

British Steel: 30th Anniversary


何が違うかというと、単に「リマスター&ボーナストラック」というだけではなくて、その「British Steel完全再現ツアー」のライブDVDがついている。

このDVDはすごいです。
もう発売から4ヶ月くらいたっているので、いまさら感いっぱいですが、、、

ほとんどノーカットといっていい感じでライブの最初から最後まで見れます。
昨年のLoud Park '09で見たのと全く同じといっていいライブが再現されてます。
Freewheel Burningが「超スロー」だったのも同じで、気のせいではなかったことが確認できました。

オリジナルのCDはともかく、値段は普通のCD並みなので、このDVDの為だけに買って損はないと思う。

ちなみに「ジャパン・エディション」なるポスター、ツアーパンフなどの特典のついたやつもあるみたいです。
輸入版とくらべると相当値段の差があるので、これはほんとにマニア向けということで。

2010年9月20日月曜日

Windows XP Mode をインストールしてみた

Windows 7 のProfessionalエディション以上で使えるという、Windows XP Modeをインストールしてみた。
で、結局使うのはやめました、ということなんですが、その辺の雑感を少々。

Windows 7 で Windows XP モードをインストールし、使用する

要は互換性に問題のある古いソフトなどを使い続ける為に、Virtual PC で WindowsXP を動かせるようにしましょう、というものですね。
インストール自体は別に難しいことは全然なくて、Microsoftのサイトの説明どおりにダウンロードしてインストールすればよいです。
途中何回か再起動が必要で再起動中にも何やらいろいろやっていたようではありますが。

Windows Virtual PC: ホーム ページ

で、普通に素のWindows XPがVirtual PCで立ち上がってきました。

ちゃんと使えるようにするには一から各種ソフトをインストールしなければいけないわけですね。

そりゃあそうだよね、というのは理解しつつも、ちょっと面倒くさくないか、と思った次第。

できることならDisk2VhdとかPhysical to Virtualの変換ツールで古いPCのデータを吸い上げて、そのコピーをVirtual PCで動かすためのライセンスの根拠としてWindows XP Modeが使えるとかしてくれないと、わざわざ使ってみようとか思わないんではないでしょうか、とか思った。

まあ、やっぱり多少古くても業務用に標準化されたPCのキッティング手順などをそれなりに確立しているであろう、企業ユーザ向けということなんだろうね。

ちなみにWindows Virtual PC ですが、相変わらずディスクイメージの上限に127GBの壁があるようで、ライセンスの問題はクリアしたとしても、私の古いXPのPCですら既にそれ超えているので単純な移行はできないみたいです。

まあ、調べればいろいろやり方はあるのでしょうけど、そこまでして古いPC環境を延命しなきゃいけないような使い方はしていませんので、これ以上の追究などは個人的には不要かなと思いました。

Microsoft Money再インストールでオンラインサービスが再度有効になった件

以前、Microsoft Money のオンラインサービスの有効期間が切れたので、
株価や投資信託の基準価額の自動更新ができなくなったということを書きました。

Microsoft Money 有効期間終了の影響

今年になって新しいPCを買いつつも、全面的には移行せずに2台使う状態が続いていました。
で、最後まで移行できずにいたのが、Microsoft Moneyだったんです。

新しいPCにインストールしたらライセンスキーとか聞かれたので、「そんなの今さらわからん」ということで一旦断念。
これを機に新しいソフトに移行すべきかとか、いろいろ考えましたが、長年蓄積したデータの移行とか考えると憂鬱で、しばらく置いておいたのでした。

まあ実際よくよく考えたら、ダウンロードで買ったので、メールの中に埋もれてただけだったので、それをなんとか探し出してインストールしてみました。

最初に買ってインストールした時にどんなだったかは全く覚えていないのですが、ライセンスキーを入れるだけで終了、すぐに問題なく使えるようになりました。
それどころかできなくなっていたはずの株価などの自動更新もまたできるようになりました。
これが一番のサプライズ。

ただそれも2011年1月31日まで、ということのようですが。
それに相変わらず金曜日の投信の基準価額は、一般的には土曜日の朝には見れるようになるのに、この自動更新だと週明けまで更新されないっぽいですね。
運用に何か人手が絡んでいるのでしょうか、土日祝はすっかり止まるのも相変わらずですね。

ちなみにオンラインサービスなし、サポートなしでフリーで使える「Microsoft Money Plus sunset version」なるものがでているらしいですが、日本語版としても使えるようになるのかどうかは不明。
Microsoft Money Plus 'Sunset' Versions

"sunset"。これでほんとに終わりということでしょうかね。

2010年9月18日土曜日

VMware Player が「個人利用、非商用利用に限る」という件

無償で使える仮想マシン環境というVMware Playerですが、ちょっと気になった点。

VMware Player に関する FAQ: 簡単に仮想マシンを実行できる無償ソフトウェア

VMware Player は、個人利用、および非商用利用の場合は無償で提供されます。

えっ!商用利用だめなの!?そんなこと今さら言われてもって人多い気がするけど...
というかそもそもその「商用利用」の定義って何?

EULAを見るとこんな感じに書かれていて、たぶんこれを元に上記の記述があるんだと思う。

VMware Player End User License Agreement
VMware Player is intended for your own personal non-commercial use only.

うーん、"intended"ってちょっと微妙な感じがしました。
前後の文脈からすると、「再配布を勝手にするな」って話であって、許諾条件として利用用途を制限しようとか、無償で提供する為の根拠とする記述ではないように思える。
どちらかと言えば「無保証、免責」のための記述かなって気もした。

ちなみに上記の文の後には以下の文が続きます。
Player is only distributable with written agreement from VMware. Requests for a distribution agreement should be submitted online at http://www.vmware.com/products/player/player-reseller-registration.html. Redistribution includes posting, packaging, bundling, or otherwise making available for use either within your organization or externally to 3rd party users.


業務目的での使用が全面的にダメなら同じFAQの中の以下の記述とも矛盾するしね。
VMware Player は、どのように使用できますか

VMware Player を使用すると、仮想マシン上でソフトウェアを作成、実行、評価、および共有することができます。
(省略)
  • 共有: VMware Player を使用すれば、誰でも仮想マシンを実行できるため、仕事仲間や友人と仮想マシンを共有することが可能です。たとえば、カスタマー サポート チームと開発チームとで、仮想マシン内にカプセル化されたお客様環境を共有できます。

それってどう考えても、普通は営利目的組織内でやることだと思うのですが。


で、それはそうとEULAの上記の記述は同様のものが実は VMware Server 2 のEULAにも記載されていました。

VMware Server 2 End User License Agreement
VMware Server is intended for your personal non-commercial use only.

こっちには "own" がない。その違いの意図はいったいなんだろう。
ともかく VMware Server でも同じような記述があるにもかかわらず、こちらについては「個人利用、非商用利用」に限るなんて話は全くでていない様子。
そもそもサーバ製品なんで「個人利用に限る」とか言われてもねぇ、って話ではあるが。

一応、コピーを他人に使わせることは同一組織内であってもダメと明示的に禁止しているようではありますので、そこが「個人利用」に限るという話かな。
別の人も使いたかったら、ユーザ登録すればいいわけですが。

「非商用利用」については、いわゆる「本番環境」として使うのではなく、あくまで上で動かすソフトウェアを含めた検証用で使ってね、って話であり、営利目的組織内での使用を全面的にダメという話ではないのかな、という気がしました。
それか販売目的等で他者に配布するのはダメとか。"distribution"の文脈にあるから、むしろこっちの意味が強いのかな。

ていうか、そのくらいにしておかないと回らない、というか、Microsoftとか他の競合に対抗する為にも、わざわざ無償提供するメリットとかがないんではないでしょうか。

これは私個人の私的な見解でしかないので、実際のところどうなのかは知りません。

VMware社自身の見解はどうなんでしょうねぇ?

2010年9月12日日曜日

Burrn!が電子雑誌化された

Burrn!の定期購読期間が終了するとの事なので、また手続きしなければいけないかー、と思って、シンコーミュージックのサイトに行ってみると、なんとBurrn!は電子版が出ていた。

電子雑誌遂に登場。 | シンコーミュージック・エンタテイメント

2010年9月号からなんで、ちょうど先月からみたいですね。
電子版で済むならスペースもとらないし絶対良いし、バックナンバーも順次電子化していってくれていつでも買える状況になったらなお良いですね。
でも、販売するmagastoreの仕組みがどれだけ持つものか若干不安はあります。

Burrn!の場合、ただのフロー情報としての雑誌というだけでなく、後々の資料的価値も大きかったりするので、その辺がまだ気になるところではあります。

まあ、そういう資料的価値を求めるなら相変わらずまだ紙で買っとけ、ということなんでしょうかね。

そんなこと言いながら過去分を見直すことなんてめったにないので、別にいいのかもとも思いました。

またライブやりました

既に1週間ほど前になりますが、約1年ぶりにライブをやりました。

前回も同じような事を言っていたみたいですけど、いつになく練習不足ではありました。
不思議なことに、ほとんど緊張することなくリラックスしてできてたんだけど、前回書いたような「緊張感のない」という感覚とはちょっと違った気がする。
いい意味でリラックスできてた、という感じがします。

「ライブ慣れ」というのはあるかもしれないけど、会場自体が何回もやっている場所だからというのもあると思う、きっと。

それで、演奏自体がうまくいってたかというのとは別の話ですが。。。

2010年9月11日土曜日

2010年08月の記事別アクセス状況まとめ

Google Analyticsによる本blogの2010年08月の記事別アクセス状況をまとめました。

  1. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  2. WshShellの Execで実行したコマンドが終了しない (2010/03/29)

  3. Blogger でトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  4. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  5. UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)

  6. iPhone4 が来た (2010/07/26)

  7. フォトリーディング練習中 (2008/05/24)

  8. Oracle 11g をインストールしてみた (2008/01/28)

  9. IKEAのテーブルとチェアの組み立てに思う (2008/05/05)

  10. はかるだけダイエット!のブログパーツ (2008/03/19)

  11. IFRS Certificate試験再び (2010/03/22)


7月の終わり頃に書いた「iPhone4」が入ってきましたね。
なんか「タッチパネル 反応しない」みたいなキーワードで検索して来るみたいです。
やっぱり私だけじゃなくて、初期不良はそれなりにあるってことなんでしょうね。

本当はもっと書きたいのですが、そう思うのならtwitterやっている場合じゃないかもしれません。

2010年9月5日日曜日

またIFRS Certificate試験を受けた

本日、IFRS Certifacate試験を受けてきました。これで通算3回目となります。

前回6月に実施されてましたが、日商簿記試験と日程がかぶっていたので受験できず、半年ぶりとなりました。

いい加減、ちゃんと勉強して臨んで終わりにしろよ、と思いつつ、そんな時間は確保できないまま当日を迎えてしまったわけであります。
感触的には前回3月の受験と同じ感じで、時間は余らせて途中退室しましたが、事前に勉強していた結果としてはっきりとこれだと自信を持てる回答は少なく、基本的な思想の理解を応用したらこうなるだろう、という感じの回答が多数という感じでした。

実際に各論に入ると例外というか想像できなかったパターン/ルールもあるというのは感じている。
まあ、不合格で当然、合格したらラッキーというところではないでしょうか。

それにしても、自分でも驚くほどに試験中はリラックスできていたんですが、一体何なんだろう?と思います。

2010年9月3日金曜日

日経平均続伸のようですが

日経平均株価は、この2日間続伸とのことですが、日足チャートは見事な下落トレンドライン完成といった感じですね。
そこを上値抵抗線として、また9100円辺りで抵抗にあう感じでしょうかね。

下値が同じラインで落ちているわけではないので、そこは読みきれませんが、もうしばらくは9000円前後でうだうだやることになるのでしょうか。

中期的には月足の25ヶ月移動平均がこの11月からリーマンショック後の暴落の影響を対象外にしていくので、下げ止まって潮目が変わるかなとか思っていたのですが、そこまで持たずに落ち込んでしまいましたね。
5ヶ月移動平均とのデッドクロスにもなってしまったようですし。

まだまだ、どこまで落ちるか見極めという感じかな、と思いました。

うーん、やっぱり信用取引はじめようかなー。
空売りも織り込まないとなかなかチャンスがなく厳しそうな展開なので。

2010年8月29日日曜日

溶けるバナナ

何気なくググってみたら、やっぱりあるんですね。MELT BANANA

YouTube - Melt-Banana - Monkey Man

15年くらい前ですが学生の時に生で見た時は、音響悪いせいもあったんだろうけど、ノイズにしか思えなかったんですが、今こうして聞いてみると結構ポップなところもあるんだね、とか思いました。
まあ、放送はできませんが。

私が見た時は、今の GOMES THE HITMAN でベースやっている須藤さんがドラム叩いていた気がします。
オフィシャルサイトにもサポートしているようなことが書いてありますね。
どちらかというと須藤さんはこっちが本筋だと勝手に思い込んでいたので、「GOMES加入」に驚いたものでした。

2010年8月28日土曜日

FX自動売買 - PR記事に釣られてみる

単なるPR記事に釣られてみますが、FXの自動売買ってこんなとこまで来てるのか~、と感心した。

毎月20万円の副収入を得る方法(TREND通信) - livedoor ニュース

ただ、売買ルール自体は組み込まれているみたいなので、そこが逆に限界なんじゃねーの?って気がした。
必ず儲かる保証はないけど、ユーザが自由に売買ルールを設定できた方が幅が広がるって気がします。

値段も書いてないけど、それなりはするだろう。
運用実績で例示されているくらい稼げるなら、これくらい出しても安いでしょって感じで結構な値段がしそうだね。
あと、FX会社も固定みたいだし。

楽するのはいいけど、思考停止のツケを払わされないようにしないとね。

ちなみに私はFXはやりません。

2010年8月24日火曜日

『拝金』

堀江貴文氏( @takapon_jp )の『拝金』、私としては初のiPhoneの電子書籍として読みました。

1,000円という値段にちょっと迷いましたが、実際に読んでみたらとても読みやすくて面白いと思いました。
ありがちな手法ですが、980円とかにするだけでもっと売れるんではないかと思いました。

特に「マスゴミ」のあたりがスリリングでリアルな感じがした。
私は既にテレビとか既存メディアはほとんど見なくなっているけど、改めて現状のままなら必要ないなと思いつつ、依然として持っているその影響力の大きさを感じた。

それから起業の話。
「年商1000万円くらいなら誰だってできる」って話はなぜだか説得力があった。

中学生くらいの時に「サラリーマンにはなりたくない」とか言ったら、ある同級生に「お前みたいに頭のいい(=成績がいい)奴こそ、大学とか出てサラリーマンになるもんなんじゃないの」と言われてものすごく違和感を感じた事を思い出した。
ここで言ってた「サラリーマン」というのもかなり限定的で偏ったイメージだな、と今となっては思うけど。いわゆる「大企業の」ということなんだろうか。自分で商売とかやるよりも「安定」するんだから、そういう道を選ぶのが普通だろってことだったのだろうか。
当時の私には理解できませんでしたけど。

ともかく、とりたてて有名になる必要もなく個人で地味にやっていくくらいなら、なんとかなるのかなあとあらためて思いました。特に自分の場合はIT系の基本スキルはあるわけで。
大事なのは「アイディーア」なわけですね。

それから「あとがき」にあったこの辺。

お金がないときはやれることに限界があるけど、お金があればやれることがどんどん広がる。つまり、お金を持てば持つほど、お金から解き放たれて自由に発想できるようになる。

これは私もずっと前から思っていることと同じだと思いました。
そんなにすごく金を持ったことはないから「突き抜ける」とかそういう感覚はまだわからないけども、やりたいことをやるためにはお金は必要っていうのは間違っていないと思う。
その為に金儲けするわけで、金儲けそのものが目的じゃないよねと。

拝金

2010年8月23日月曜日

ブログ更新をTwitterに自動通知

そもそも最近はブログ更新自体が滞っておりますが、とりあえずブログ更新をTwitterに自動通知するツールを使ってみることにしました。

使うことにしたののは、Twitterfeed

以下のblogなどを参考にしました。
ブログ更新をTwitterに自動通知する方法いろいろ - Nakamori Report

実際のところ、まだ設定がうまくできているかよくわからなにので、このエントリで試してみるところです。

2010年8月8日日曜日

住民税が安くなった

6月の給料からの話なので、また全然タイムリーじゃないんだけど、
住民税が確定申告した昨年度基準になったことで、かなり下がって半分以下になりました。

住民税が安くなるのは住宅ローン控除を所得税から控除しきれない分が適用されるのを期待していた程度だったんだけど、実際には医療費控除などで基本的な課税ベースが昨年までとかなり違っていたようで、予想外に毎月のキャッシュフローがプラス改善した。

そんなわけで確定申告は今年度ももちろん続けていく。
投資収益がプラスになってくれたらいいんだけど、こちらはまだ微妙。

2010年07月の記事別アクセス状況まとめ

Google Analyticsによる本blogの2010年07月の記事別アクセス状況をまとめました。

  1. WshShellの Execで実行したコマンドが終了しない (2010/03/29)

  2. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  3. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  4. Blogger でトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  5. はかるだけダイエット!のブログパーツ (2008/03/19)

  6. UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)

  7. IFRS Certificate試験再び (2010/03/22)

  8. フォトリーディング練習中 (2008/05/24)

  9. はかるだけダイエット! (2008/03/18)

  10. IKEAのテーブルとチェアの組み立てに思う (2008/05/05)


ランキングはあまり変わりませんが、IFRS Certificateがまた入ってきた。
そう言えば次の9月にまたありますね。

なんだかんだ言ってBlog記事、なかなか書けませんね。
ちょっとしたことはtwitterでつぶやいているんだけど、
もうちょっとまとまったネタをなんとかしたいと思っています。

2010年7月27日火曜日

プロジェクトマネージャ試験はまた不合格で

あまりタイムリーな話じゃないですが、4月に受けたプロジェクトマネージャ試験はまた不合格だったようです。
今回も論文の判定Bということで、あと一歩。
あと一歩なんだからちゃんと対策して臨めよ、って事だと思いますが、それもなかなか。。。

今回は午前Ⅱと午後Ⅰの足切りの通過もぎりぎりだったようなので、また全般的にブラッシュアップしとかないといけないかな、と思いました。

秋はまた別のを受ける予定です。

2010年7月26日月曜日

iPhone4 が来た

色々あってすっかりブログの更新が滞っております。

ついに iPhone4 が来ました!

6月の発売日以降で予約が再開された頃にSoftbankオンラインショップで予約していたのですが、本申し込みの連絡が来たのが7月8日でした。
本人確認書類とかMNP移行関係の手続きなどもあったので、7月10日(土)の休みの日に朝から手続き。
で、家に配達されたのは7月15日頃でした。

しかし、MNPの手続きなどは、9時から19時とかまでしかできなくて、さらにいろいろと予定もあったので、切替できたのは7月18日(日)。

数ヶ月前からiPhone欲しくなっていたのですが、iPhone4 が出るのを待ってついに手にしたわけです。

で、いろいろ設定していたんだけど、どうも操作性がおかしい。

最初に気づいたのは、MySoftbank か何かで規約に同意するところで、そこで同意のチェックをするつもりでも、チェックがされずに少し下の「送信」みたいなボタンを押したものと反応されてしまって、「同意」ができず先へ進めず。
なんかよくわからず適当にいろいろやっているうちに、やっとチェックができて進めたということがあった。

その後もいろいろと触っていると、どうもタッチパネルの真ん中より少し上あたりが反応しない感じになっているのがわかった。
アプリによって反応しない位置が微妙に違う感じがするのは不思議なんだけど、やっぱり初期不良っぽい。
スクロール可能な画面なら、タッチしたい位置をスクロールで少しずらすことで操作できるんだけど、そうでない画面はどうしようもない。
ちょうどメールアドレス設定の「アカウント」のところがダメだった。
真っ先にメールアドレスの切替をしたいところなので、これには参りました。

というわけで以下のページを参考にして、渋谷のApple Storeに事前予約して今日いってきました。

iPhone and iPod touch:タッチスクリーンの反応に関するトラブルシューティング

やっぱり初期不良ということで、全交換となりました。
運よく在庫があるとのことで、その場で交換してもらえました。

3Gとか3GSだったらタッチパネルだけの交換もできるけど、iPhone4はまだそれはできない、みたいな事も言ってたかな。

というわけで、ようやくまともに使えるようになりました。

4年くらい前 iPod nano を使い始めた時に「携帯電話と一緒になればいいのに」と思ったけど、当時はまだ日本に iPhone はなく。

とりあえず、iPod と 携帯が一つになり、Bluetooth でコードのわずらわしさも減ったのでそれだけでもかなり快適に感じています。
これからは本をいちいち持ち歩かなくて済むように、
電子書籍端末として活用していきたいとか思っています。

2010年7月4日日曜日

英語公用語化の件

「英語の公用語化」がどれだけ効果があるものかもわかりませんね、という思いもあるのですが、この記事で言っていることの一つ一つはそんなに間違ってはいないと思いつつ、どうも違和感がありました。

「英語を公用語化」する企業はグローバルを履き違えている。必要なのは多言語化[絵文録ことのは]2010/06/30

しかし、わたしはこれに異義を唱える。「英語=グローバル対応」というのは、グローバル化を理解していない。「英米ローカル=グローバル、他文化ローカル=ガラパゴス」という勘違いがその根底にある。わたしなら「できるだけ多様な第二(・第三)言語」の習得を強力に進める。「英語化」ではなく「多言語化」を強く主張する。

これが楽天とかファストリとか個別企業の施策に対してのあまりにも語調の激しい反論・批判だからかな?

全体を底上げする為にも「まずは英語」で別にいいじゃんって思うし、「英語を会社の公用語化」するからといって、他言語の必要性を否定しているものでもないと思います。

ただ、ネイティブじゃない人も含めて、ビジネスの現場における世界共通のコミュニケーション言語として英語が一番実際的だということは間違いないと思う。
企業の施策なんだから、コストに見合う効果が得られるのかっていう観点も外せないわけだし。

マーケットとして見る時が一番多いと思うけど、とにかく必要だとなれば英語以外の言語だってやるでしょ。
でも、それは全員ができるようになる必要はないわけで「会社の公用語化」という話とは全然別だよね。

「英語は必須」と言っているだけで、「英語だけでいい」とは誰も言っていない気がしますが。

2010年06月の記事別アクセス状況まとめ

Google Analyticsによる本blogの2010年06月の記事別アクセス状況をまとめました。

  1. WshShellの Execで実行したコマンドが終了しない (2010/03/29)

  2. Blogger でトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  3. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  4. はかるだけダイエット!のブログパーツ (2008/03/19)

  5. UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)

  6. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  7. はかるだけダイエット! (2008/03/18)

  8. フォトリーディング練習中 (2008/05/24)

  9. 日商簿記1級を受験してみた (2010/06/13)

  10. 自分の強みを知る - 『さあ、才能に目覚めよう』 (2008/07/15)


先月予告した通り、6月はほとんど記事が書けませんでした。

そんな中、「はかるだけダイエット!」サービス終了の余波でしょうが、キーワードだけで中身のないページへのアクセスが増えました。

徐々に記事を増やして回復していきたいと思います。

TOEICで自己記録更新した

この間受けたTOEICの結果が出ました。

学生時代も含めての自己記録更新で、長らく立ちはだかっていた「800点の壁」を大きく超えることができました。

数字を見るだけだと900点も視野にはいってきたかな?という位に大幅に上がってました。

まあ、体調の良し悪しも含めて、上がったり下がったりするものなので、また地道に続けていこうとは思います。

体重の記録をはてなグラフにしてみた

先日も書いた通り、「はかるだけダイエット」のサービス終了に伴い、右側の体重グラフを「はてなグラフ」にしてみた。

うーん、グラフの画像がかなり「ざつい」感じがします。イマイチ、イケてない。

まあ、とりあえずということで。

2010年6月13日日曜日

日商簿記1級を受験してみた

1年前に2級に合格したばかりですが、今回初めて1級を受けてみました。
本当は昨年の11月も申し込んでいたけど、忙しすぎて当日試験会場まで行く体力がなく断念したので、今回が初めて。

といっても、最近はもっと優先度上げてやっていることがあるので、試験対策勉強時間はほぼゼロでした。
どうせ今回合格するわけないので、行くだけ無駄かなと何度も思いましたが、
試験の段取りとか雰囲気とかを感じておこうと思って一応行ってみました。

商業簿記と会計学で1時間30分やって、間に休憩が入って、
その後に工業簿記と原価計算を1時間30分という感じだったのですが、
そもそもそんなふうに認識していませんでした。
試験時間は3時間くらいしか書いていなかったような気がしてました。
そんななので9時集合でも終了は13時近くになってました。

結果は?そりゃあもうひどいもんです。

どっかのタイミングではまた気合を入れて「ケリ」をつけたいと思っております。

2010年05月の記事別アクセス状況まとめ

Google Analyticsによる本blogの2010年05月の記事別アクセス状況をまとめました。

  1. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  2. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  3. Blogger でトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  4. WshShellの Execで実行したコマンドが終了しない (2010/03/29)

  5. プロジェクトマネージャ試験を受けた (2009/04/20)

  6. Dizzy Mizz Lizzy のライブに行ってきた (2010/05/09)

  7. はかるだけダイエット!のブログパーツ (2008/03/19)

  8. 金融庁の「IFRSに関する誤解」について思ったこと (2010/05/03)

  9. UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)

  10. フォトリーディング練習中 (2008/05/24)


上位2つは同数だったようです。

5月は連休中に記事数を稼いでいましたが、後半失速しました。

6月中もこんな感じであまり書けないかなと思います。

2010年6月8日火曜日

今日の株価下落にはやられた

今日の日経平均は今年最大の下げ幅だそうで。
損切りの逆指値入れてた水準よりもさらに低いとこで寄り付いて約定できなくて、やられた。

やっぱり下落(調整?)局面だから、売りから入るか逆張りのルール確立しないと難しいんだろうなあ。
まだ、そんなに資金量がないんで無理なんですけど。

この調子だと2~3回は25日移動平均に頭を抑えられることになるのかな、という気がしました。

明日は、たぶん日足ベースでの損切りがたくさんあると思うので、少なくとも一時的にはもっと落ちるんではないでしょうか。

はかるだけダイエットがサービス終了だって

2年ほどずっとブログパーツに使っていましたが、hakatterがサービス終了だそうな。

hakatter みんなでいっしょに! はかるだけダイエット!

お知らせ:hakatterは2010年6月30日をもってサービスを終了いたします。
ご利用ありがとうございました。


別にあえてブログパーツで晒しとく必要もないものなんで、まあいいか。

それに継続的に数値が記録できてグラフ化できるなら、体重の入力専用である必要も全然ないし、そう考えればはてなグラフとかでも普通にできそうだね。
ていうかむしろその方が便利かもしれん。

2010年5月31日月曜日

TOEIC 2010/05

5月30日は約1年ぶりにTOEICを受験してきました。
本当は昨年10月も申込していたんだけど、仕事が忙し過ぎて当日行く体力がなかった。

相変わらず試験対策はゼロなんですが、
感触としては以前よりはだいぶマシになった気がしました。
リーディングもなんとかぎりぎりで全問回答にこぎつけたし。

リーディングは発音に変換せずに理解していけないと結構厳しいよね、とあらためて思った。
日本語でも速く読もうと思ったら同じなんだけどね。

試験運営の方は、今回もなんか段取り悪いな、という印象がありました。
会場の教室が放射状に広がって後ろに行くほど席が増えるという特殊な教室だったということもあると思いますが。
受験番号順は縦じゃなくて横に並べりゃいいのに、とか思いました。

2010年5月23日日曜日

Let's Face It

先日、Dizzy Mizz Lizzy のライブがありましたが、それ以来むしろ Tim Christensen のソロ曲が回っている感じです。

もともと『Secrets on Parade』の中ではかなり好きな曲だったんですが、あんまり主要曲な扱いじゃないみたいですね。
YouTubeでもこれくらいしかないようなので。

YouTube - Tim Christensen - Let's Face It - Roskilde 2001 (8 of 9)


歌詞もいい。
"Go on, you superstar"とか"It's where you're going, not where you have been"とか。

Let's Face It

It's OK to be blue
No one can take the memories away from you
It's alright to be sad
as longs as you hold on to the dreams you have

It's alright to be down
Your rollercoaster will soon be upward bound
It's OK you should know
Tomorrow will be there for you even though

Let's face it
Nothing could ever replace it
It's wasted
But something else will come along

It's alright to be alone
Nobody else could fit into your bones
You're no freak, it's OK
It's only natural that I hear you say

It's wasted
Nothing could ever replace it
Let's face it
But something else will come along

When the lifeline's slipping through your hands
It's a matter of holding on though no one understands
It's a matter of being who you are
So stand up now, don't you let them tear your soul apart
Go on, you superstar

It's alright in the end
It's where you're going, not where you have been
All in all, it's OK
It's only natural that I hear you say

It's wasted
Nothing could ever replace it
Let's face it
But something else will come along

Let's face it
Nothing could ever replace it
It's wasted
But something else will come along


これが廃盤って、一体どうなってんだ?って思います。

Secrets on Parade

2010年5月18日火曜日

朝型にできなくて何が悪い

私も超夜型人間、朝型にしたくてもできない。
今日はたまたま起きれて、これを書いているけど。

会議が朝8時開始に!? “朝活ブーム”で追い込まれるギリギリ社員

誰もが残業をするより、早朝に仕事した方が効率的なことはわかっています。ですから調査すると、「残業は避けて早起き人間になりたい」と半数以上の人が答えます。

確かに最近は自主的に早出している人が増えた。
私は直接被害は被っていないけど、会議までやっている人達もいる模様。

でも「朝の方が頭の回転がよく効率がいい」とか言うし、確かにそうかもしれないが、早出して仕事しているって、結局定時内で仕事しきっていないことには変わりなく、サービス残業しているのと一緒じゃない?って気がするのだが。

色々なライフスタイルの関係で定時後の夜に仕事しなくて済むようにする工夫の一つとして有効だとは認めるけど、早出しておいて「ノー残業」をアピールされても、それはちょっと違うんじゃないのと思ってしまう。

周囲とは協調してうまくやっていく必要はあるけど、結局は成果を上げているかどうか、そこに自信があれば朝型だろうが夜型だろうがどうでもいい。

私自信がその成果を上げているかどうかはさておき。。。

2010年5月9日日曜日

Dizzy Mizz Lizzy のライブに行ってきた

5月8日(土)、再結成した Dizzy Mizz Lizzy のライブということでクラブチッタに行ってきました。

一度もライブを見たことがないまま解散してしまって、非常に残念に思っていた。
なので、あきらめていた一つの念願がかなったと言える。

よいメロディーとフックの効いた曲展開が絶妙で楽しむことができました。
3ピースならではの独特の音も隙間があるんだけど、それでも全然音の薄いとは感じないのが凄い。

スタンディングでこんなに混んでいるライブは久しぶりだった。
それだけ待ち望んでいた人が多かったということだと思います。
iPodを使ってセットリストをメモろうかとか、ちょっと考えていたけど、そんな余裕全然ありませんでした。

あと、MCでしゃべる Tim Christensen の英語はとっても聞き取りやすいのが印象的だった。
なんだかんだ言ってもネイティブじゃないからかな、とか思った。

私ともほぼ同じ歳ということもあり、それは全然関係ないどうでもいい話ですが、まだまだ今後の活躍にも期待したいところではあります。
でも再結成はライブだけで、新しいアルバムを作ったりはしないつもりらしいので、その限りにおいてはそう何度も機会があるわけではないだろうと思ってしまいます。

Dizzy Mizz Lizzy


ROTATOR


一応、会場でもCD売ってましたが、今さら誰も買う人いないよね、という感じ。
当然、みんな持っているでしょ、ということで。

1stの方が評価高い雰囲気がある気がするけど、アルバム全体としての完成度は『Rotator』の方かな、と思います。
各曲を個別にピックアップしたらどれも良い曲ばかりで、比べようもないですが。

2010年5月7日金曜日

日経平均大幅反落

日経平均大幅反落。

さすがにこれは連休中の諸々見ていればだいたい想像はついていたことではあります。
私も4/30の終値を見た段階で一度は入れてた買い注文を取り消してましたし。

「そろそろ上昇に向けたポジションを持ってもいいのかも」とか言ったそばから、このきつい下げでありました。

まあ先日のあれは月足でみた中期的な見通しっていうことなんで、多少の調整はあって然るべきなわけです。
短期的には調整が続きそうなんで、ちょうど良く買い場を探れると思って見ていればよいのではないでしょうか。

2010年5月6日木曜日

『電子書籍の衝撃』

まだ、iPhone すら使っていない私ですが、とりあえず読んでみた。

佐々木俊尚氏による電子書籍の普及に伴う本に関する将来展望、というところでしょうか。

電子書籍の衝撃


いきなり既存の紙の書籍がなくなるとか、いうことはないのだろうけど、多様化した人それぞれの世界がますます広がっていき、既存の「マス」感覚から抜け出せない人達には到底理解できないようなものがたくさん共存するようになる、ということなんだろう。

で、やっぱり欲しくなりました、あらためて。
持ち運びにも便利だし、何より不動産コストがなくなる。

でも、iPad だとちょっと大き過ぎるかな?という気がしています。
モバイルノートPCの代替としては有力なんだろうけど、電子書籍として考えるなら、ポケットに入れて気軽に外へも持ち運べるのを期待してしまうわけで、そうすると新書くらいの大きさがちょうどいい気がしてる。
そう考えると、iPhone だとやや小さい。
あくまで携帯電話なんだと考えるなら、今でもギリギリの大きさなのかもしれないけど、携帯電話は付加機能の一部とだけ考えるなら、操作性うんぬん考えてもう少し大きくなってもいいかなって気もする。

でも、使い始めればある程度慣れるとは思うので、それを考えたらやっぱり iPhone かな。と思いました。

2010年5月5日水曜日

『空気を読むな、本を読め。』

ちょっと今さらな感じで。
本当は発売されて間もなく買って読み終えていたのですが、昨日枕元に積んであるのを発見して、あらためて読んでみた次第。

空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法


「404 Blog Not Found」をよく読んでいる身としては、個々にはあまり新しい話はないかな?という印象でした。
むしろ「勝ち組、負け組」を引き合いに出す件などは、そもそも勝ち組とかじゃなくて...とかいうBlogでの話との矛盾も感じたりしてました。
「一般」向けに話を丸くしているのは理解できますけど。

それでも、本として一つのテーマでまとまっていることに価値があるのだと思います。

「テレビを見るな」って話は、私自身もかなり身にしみてその良さが実感できるようになってきた。
最近はせいぜい食事中にニュース系の番組を流しておく程度で、それ以外ではほとんど見なくなった。
この連休中も全然テレビは見てないです。
だからといってすごく有意義に時間を使えているかというとまだ微妙な感覚ではあるけれども、テレビ見て過ごすよりはよほどマシだなと思えます。

巻末で紹介している書籍が以下でリンク化されてた。

404 Blog Not Found:#空気本_ - 小飼弾が選ぶ最強の100冊+1

というわけで、同書の「小飼弾が選ぶ最強の100冊+1」を以下にリンク化しておきます。

これはかなり使える、と思いました。感謝。
電子書籍だったら本書内でそのままリンクになるのかな?

2010年5月4日火曜日

日経平均株価が月足でゴールデンクロスとか

日経平均株価の月足は、3月の段階で25ヶ月平均を抜けてきていたけど、4月は陰線引きながらも、5ヶ月移動平均も抜けてきて一応ゴールデンクロスということになるんでしょうか。
といっても25ヶ月平均はまだ数ヶ月は下がり続けるはずだから、いきなりどうこうってことはないけど、そろそろ上昇に向けたポジションを持ってもいいのかもしれないですね。

まあ、個人的には個別株を売買するのは、流動性資金を回す為のスイングしかしないことにしたので、あまり関係ないんですけど。

たまたまですが、このタイミングで2007~2008年で出た損失を回復して、ちょうどトントンになってきたところでもあります。
下がってても毎月定期的に投資に振り向けていたおかげと言えましょう。
個別の商品を見た場合、金融危機後の下がったところで買わずに塩漬け放置しているものについては、まだまだ含み損を抱えていますので。

それからやっぱり中国関連はやっぱりバブルにしか見えないな、と。
なので、適当に乗っておくのがよろしいかと思いました。

中長期的な成長の潜在力があるのはもちろんわかるけど、一本調子で上がっていくわけではなくて、程度の差はあってもバブルの膨張と崩壊(もしくは調整)を繰り返しながら上がっていくのではないかと思います。

『NEED 本当のあなたをさがす旅』

アメリカの数々の有名俳優を「アクティングコーチ」として活躍するスーザン・バトソンによる自己啓発本。
実際には英語で書かれたものを翻訳したのだろうけども、本としては最初から日本向けに書かれたもののようです。

NEED 本当のあなたをさがす旅


まあ、よくも悪くも「アメリカ」っぽいと思いました。

自分の根源的な欲求である「ニード」を明らかにすることで「本当の自分」に目覚めて、人生をよりよいものにしていきましょう、ということ。
成長する過程で本当は望んでいるのにかなえられなくて、それらを抑圧するようになる。
根源的な欲求とは物欲的なものではなくて、たいていは親との関係の中で「もっと家にいて欲しかった」とか「もっとかまって欲しかった」みたいな話になる。
なので、5歳の時にどう思っていたかを思い出して自分の「ニード」を明らかにしていこう、と言う。

この辺の親との関係の中で自分の「傷」を認識する、というのは、ありがちな話で、共感できる人は物凄く共感するみたいなんだけど、それが自分にはしっくりこないんだよね。
小さい頃に親とか周りの人間に対してどう思っていたかとかって、全然覚えていない、思い出せない。
思い出せないなんて、それだけ深い傷を負っているだよ、とか言われそう。
でも実際覚えていないのだから仕方ない。

でも「パブリック・ペルソナ」という他人に見せようとする仮の自分がどんなものであるかを、普段の自分の行動や思考から導き出していく、というアプローチは結構ありだな、と思った。
自分が本来は何を求めているのか、なんていきなり考え始めてもわからないよね。
それよりも現在の自分をある程度客観的に分析することからはじめる方が、とっつきやすく深く考えてもいけるような気がする。

そんな感じで「本来の自分」を明らかにしつつ、最終的には「これからやりたいこと」、「目標」を定めるということになっていく。
この辺がいかにも「アメリカ」っぽいよね。

「やりたいこと」といっても、抽象的というか精神論的な部分に留まっている話でしかないかなとは思います。
確かに個々人の「やりたいこと」を個別具体的に落とすところまでは、いくつかの事例を挙げる程度しか書けないだろう。
後は自分で考えて、ということだろう。
そうやって考えた場合でも、個別具体的なやりたいことの答えに論理的な根拠ってあんまりなくて、こじつけだったり信念みたいなものが拠り所になりがちな気がするのですが、そうだとしても、それで自分が自信をもって行動できるようになればそれでよいのだと思います。

だんだん、何を書いているのかわからなくなってきたので、この辺でやめとこう。

自分が何をしたいかわからなくなっている人は試してみてもよいと思います。

プロマネになりたくない理由

タイトルが自分の感覚とはだいぶ違った印象だった。「今さら」か、という感じで。

PMになりたくない症候群 - 斎藤昌義(さいとう まさのり) - ZDNet

私の感覚では「プロマネ(PM)になりたくない」人は以前の方が多くて、最近の若い人の方が「PMになりたい」的な事をちゃんと言う奴が増えた、との印象だった。

以前は「PMになりたくない」というよりは「PMになるキャリアパス自体に考えが及んでいない」という感じで、「とにかく技術を磨かなきゃ」という雰囲気が大勢だった気がする。
それがここ数年で「プロマネ」ということを上の方から言い出し始めて、それで意識付けされて素直に乗っかる下の人間も普通に出てきた、という感じかな。さすがに「ゆとり」教育を意識する程の若い連中から、この辺の話を聞く機会はまだないけど。

色々と物事が波及する際の大手と中小の時間差という事なのかもしれないし、単に自分の立場が上がってきたことで、そういうことも見聞きするようになってきただけのことかもしれない。

私自身は以前から積極的に「プロマネはやりたくない」と思ってきた方だった。
なぜだろう?
やっぱり技術を磨き素晴らしい仕組みを作り上げるのが楽しいわけで、技術がわからなくなり、わからないまま管理と調整だけに明け暮れるのが嫌だったのかな。
だからチームリーダーとかになっても、実装も含めて全部自分自身でできる前提でメンバーの作業を回していた感じになってた。
とにかくアサインされてくるから仕事を割り当てなきゃ、みたいな。
もちろんスケジュールの都合等で実際に全部を自分でやることは無理なんですけどね。
ともかく、そんなやり方だと人数増えてくると立ち行かなくなる。

だから、最近は「プロジェクトマネジメント」の重要性は理解していますよ。
それは自分が成し遂げたい仕事が、自分一人の力ではやりきれない規模になってきたからで、人に動いてもらうにはプロジェクトマネジメントのスキルとかタスクは必要だな、と。

でもそれは「プロジェクトマネージャ」になりたいわけでは決してない。
自分はあくまで「プログラマ」であり「技術者」なわけで、そういう職種にあって自分が関わるプロジェクトを推進する為にマネージする必要があるというだけのこと。
プロジェクトマネジメントのスキルって、色々と難しい事を言う人もいるかもしれないけど、要するに人と協調・協力して仕事をうまく進めていく為のスキルみたいなものなんで、程度の差はあっても誰もが持つべきものだと思うんだよね。

ITSSなんかにも職種として「プロジェクトマネージャ」とか定義されているけど、専門職種としての「プロジェクトマネージャ」なんて意味がない、というか、本当に成り立つのか?と思います。
役割としての「プロジェクトマネージャ」をやるとしても、PMとは別に専門分野を持っていなければまともな仕事はできないと思うだが。

今でも「いざとなったら自分でもやる」気は十分持っているし、「とっかかり」に以前よりは時間かかるかもしれないけど、実際やれる自信はある。
でも、そうなった時ってほぼ「デスマ」なんだろうな、と思うわけで、そうならないようにするのがある意味では自分の仕事になってきいるわけでもあります。

そんなわけで、私は相変わらず「PMになりたくない」派なようです。

追記:
そういえばこんなのがあったのを思い出した。

404 Blog Not Found:スーツの道も、舗装するのはギーク

口を動かすのがスーツなら、手を動かすのがギーク。それさえわかれば、何を着てようがギークを名乗っていいしそうするべきである。スーツを着ているから、スーツな仕事をしているからギークにあらずという輩は、はっきり言ってまだギーク度が足りない。
スーツの言葉など、当のスーツすら動かせない。手の裏付けのない言葉はあまりに安い。人を動かしたかったら、まず自分の手を動かせ。手が塞がっていたら、手を動かした経験を語れ。口で語るな手で語れ。
スーツを身にまとっても、負けじゃない。しかしそれを魂に纏ったら、負けなのである。

晒している人こそ、強いのだから。

ギークとは、魂に纏わないもののことである。
職種としての「プロジェクトマネージャ」というのは、ここでいう「スーツ」に近くなるのかなと。
「スーツ」にはなりたくない、でも「スーツを身に纏わざるをえなくなってきた」ということ。
で、それでも「スーツを身に纏ったギーク」であるべく心がけよう、ということだ。

2010年5月3日月曜日

金融庁の「IFRSに関する誤解」について思ったこと

少し前に金融庁より「IFRSに関する誤解」という資料が公表されましたが、それについて思った事を少々。

金融庁、IFRSに関する17の「誤解」を公表 - IFRS 国際会計基準フォーラム

金融庁は4月23日、IFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)についての17の質問とそれに対する回答を集めた「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」と題する文書を公表した(PDF)。「一部に『誤解』を招く情報が流布されているのではないかとの指摘がある」として、文書の公表で正しい理解を得られるようにするという。

まあ、IFRSに関するいろいろな記事が出回るようになって、それらを「ななめ読み」しているだけだと、こういう誤解をしてしまう人も出てくるのかもしれないな、というのはよくわかった気がする。

で、さすがにこれには、あきれた。
3.全面的なITシステムの見直しが必要か
[誤解]IFRSになると、ITシステムを含め、業務プロセス全般について全面的に見直さなければならない。
[実際]既存のシステムの全面的な見直しは、必ずしも必要ではない。
  • IFRSを適用するために必要な範囲で、システムの見直しを行えばよい。
「必要な範囲で」やればいいのは当然。
実際にこんな誤解をしている人がいるからこそ、取り上げているのだろうけど、当たり前過ぎる、アホか、というのが第一印象。
ただ、「見直し」をどういう意味で捉えるかによっては、別に誤解でもない気がする。
「見直し」に「変更が必要かどうかの見極め」も含めるのであれば、「全面的な見直し」はやっぱり必要なんだと思うけど。
その結果として必ずしも「変更」が必要とは限らないわけで。

収益認識の出荷基準の件は、微妙な表現で結局誤解は正せていない気がする。
というか、誤解として挙げつつも誤解ではないとしているというか。
[誤解]IFRSでは、収益の認識基準が我が国とは異なり、我が国でこれまで広く使われていた出荷基準による売上の計上が認められなくなる。
[実際]現在の日本基準は実現主義であり、現在のIFRSの収益認識基準(リスクと便益の買主への移転)に照らし合わせても、ほぼ同様の結果となるが多い。例えば、取引の形態によっては、着荷や検収の事実を一々確認しなくても、出荷の事実をベースに、配送に要する期間等を考慮して、合理的にリスクと便益の移転が認められる場合、その時点で売上の計上ができる場合がある。いずれにせよ、プリンシプルに照らして、個々具体的な事例に即して適切に判断することになる。
結局、出荷した事実のみをもっては売上計上できず、結果として出荷基準そのものは認められないと言っていることになるように思うのだが。

出荷基準は、税務上の観点から採用されたものが簡便的にか財務会計にも適用する事が認められてきたというのが実情というのをどこかで聞いた。出荷で収益認識した方が目先の課税対象が増えるわけだからね。
だから日本の会計基準における収益認識基準自体はIFRSとほぼ同等なので、会計基準の差異というよりは、税務との折り合いを付けて統一した基準でできるか、という問題なのかなという気がする。

あずまや山に登ってきた

ゴールデンウィークの連休ということで、日帰りで秩父方面にある「あずまや山」に行って来た。
厳密には小鹿野町、旧両神村だそうな。
一応埼玉県出身ながら、全然知らなかったんだけど、秩父方面は市町村合併で自治体の境界が様変わりしてたんですね。
以前は村ばかりだったはずだけど、村は一つもなくなっていた。
とはいっても、それは地方自治体とかの政治的な話だけであって、町並みなどは全然変わらない感じだと思います。
電車がなく、バスも1時間に1本あるかどうかくらいで、それでも首都圏である事には感慨深かったです。
でも、私にはこの辺での生活は全く想像できません。

西武線、秩父鉄道を乗り継いで、終点の三峰口まで行き、そこからさらに小鹿野町営バスで20分程の「薬師堂」からスタート。頂上まで1時間30分くらいでしょうか。
頂上付近は結構な岩場もあって両手も使わないと上り下りできない感じのところもあった。


頂上の標。


頂上からの景色。

山から降りた後は、両神温泉「薬師の湯」で温泉に入りました。
バスの時間が迫っていて、あまりゆっくりできなかったけど、山登って汗をかいた後だったので気持ちよかった。
温泉の評価は私にはできないけど、雰囲気としてはまあ普通なんだと思います。
というか、やや質素な感じかもしれません。
ソフトクリームを注文して、なんであんなに時間がかかったのかはよくわかりません。
250円にしては結構なボリュームがありましたが。

帰りの電車は三峰口から西武線直通の電車で座って帰る。事前に調べて狙い通りでした。
この時期、休日の午後に西武秩父から乗ろうとすると「激混み」で座るのが難しいのはわかっていたので。
3年前は実際そうなりましたが、さんざん山道を歩き回った挙句、帰りの電車で1時間以上立ち続けるのはかなりつらいです。
秩父鉄道の駅から西武線直通電車で座席確保して帰るのが必須でしょう。
もしくは特急指定席を確保するか。

年1回行くかどうかだけでも、だいぶ学習するようになるものですね。

2010年04月の記事別アクセス状況まとめ

Google Analyticsによる本blogの2010年04月の記事別アクセス状況をまとめました。

  1. Blogger でトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  2. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  3. WshShellの Execで実行したコマンドが終了しない (2010/03/29)

  4. フォトリーディング練習中 (2008/05/24)

  5. IFRS Certificate試験再び (2010/03/22)

  6. Oracle 11g をインストールしてみた (2008/01/28)

  7. ウイルスバスター2010を入れてPCが重くなる件 (2010/01/04)

  8. プロジェクトマネージャ試験をまた受けた (2010/04/19)

  9. UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)

  10. はかるだけダイエット!のブログパーツ (2008/03/19)

  11. プロジェクトマネージャ試験を受けた (2009/04/20)


「Bloggerトラックバック」がトップに返り咲き。
JS-Kit版」が意外な程のびないのはなぜだろう?

3月末にアップした「WshshellのExec」は久々の「まともな記事」なだけに、上位に入ってきたのは予想通りだが、ちょっと嬉しい。
本当はこの手の記事をもっと書いていくべきだというのはわかってはいるのだが。

4月はまた全然Blogが書けない日々に戻ってしまった。
忙しいと言ってしまえば、それまでなんだけど、もう少し何とかしたい。

2010年4月19日月曜日

プロジェクトマネージャ試験をまた受けた

昨年に引き続き、という事で、プロジェクトマネージャ試験を受けてみました。

昨年は午後Ⅱの論文で落ちたという事もあり、午前Ⅰは免除申請しておきました。

今回も全く事前の試験対策なしで受けてしまった。
そういうのもいい加減、時間の無駄なんじゃないかという気もしてきたけど、この辺の試験は日常的に仕事で考える事も多いから、特別な事をしなくても数をこなしていけば、何とかなるんじゃないか、という気もしています。

今回の論文は最低限の字数制限はなんとかクリアしました。
段落とか考慮して厳密な字数を足りていない設問もあったと思うけど、日本語の記述ってそういうもんだしね。

内容的には、自分なりに精一杯ひねり出して書いたけど、なんだかなあ、という感じでした。

まあ、終わった事はもう仕方ないので、後は結果を待つだけで、違う事に切り替えます。

2010年4月11日日曜日

仕事ができる部下は結構多い

平均的に見ればそんなものだというのは、感覚的にはわかる気もする。

リーダーが必ず受け入れるべき3つの指針 |「稼げるチーム」をつくる!営業マネジャーの教科書|ダイヤモンド・オンライン

部下を持ったら真っ先に受け入れることは、「部下はリーダーのせいぜい30%しか仕事ができない」ということです。実際には20%とか40%かもしれませんが、心構えとしては、部下は自分の3分の1程度しか仕事ができないと考えておくことです。

でも、最近私がよく思うのは、仕事できる人は結構たくさんいる、という事。

自分の期待通りの結果が出て来ないのは、自分の期待をちゃんと伝わっていない事が原因として大きい。
もちろんそれを伝える為にどれだけこちらが労力を使わなければいけないか、で「できる」と「できない」の評価に影響してくるというのはあると思います。

また、良い意味で期待を上回る結果を出してくる事もよくある事だし、そう考えると「30%」はちょっと低く見積もり過ぎな感じがしました。
逆に「30%」くらいしか仕事を与えないから、そうなるという事かもしれない。

自分の場合は、いかに「マイクロマネジメント」から脱却するか、という事がテーマかもしれない。

2010年4月10日土曜日

2010年03月の記事別アクセス状況まとめ

Google Analyticsによる本blogの2010年03月の記事別アクセス状況をまとめました。

  1. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  2. Blogger でトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  3. AC/DC来日公演に行ってきた (2010/03/13)

  4. ICAEW のIFRS Certificate日本語試験を受けてみた (2009/12/14)

  5. UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)

  6. フォトリーディング練習中 (2008/05/24)

  7. ウイルスバスター2010を入れてPCが重くなる件 (2010/01/04)

  8. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  9. Bloggerでトラックバックをできるようにする(JS-Kit版) (2010/02/13)

  10. IFRS Certificate試験再び (2010/03/22)


「Bloggerトラックバック」を「mixi」が抜くとはびっくりしました。
なんでそんなに「mixi つまらない」を見たいんでしょうか?
で、「BloggerトラックバックJS-Kit版」は意外に伸びなかったですね。

「IFRS Certificate」絡みが2つも入るなんて、相変わらずまだ情報少ないんでしょうか?

3月は記事のアップ数は結構頑張ってました。数だけならピークの頃並みでしょう。
「この調子で4月も!」と行きたいところだったんですが、いきなり失速してしまっています。

余談ですが、「Virgin Killerのジャケット画像」は『BURRN ! 2010年 05月号』のSCORPIONS特集の中で小さく載ってました。

BURRN ! 2010年 05月号

2010年3月30日火曜日

「日経NETWORKの表紙内容お詫び」のハガキの誤植がヒドい件

この記事に関して、「お詫び」のハガキも送られてきて、今日届きました。

「日経NETWORK2010年4月号」表紙内容誤りのお詫び - 日経NETWORK 本誌記事の訂正・補足:ITpro

いつも日経NETWORKをご愛読いただき、誠にありがとうございます。このたび、2010年3月末にお届けした「日経NETWORK2010年4月号」の表紙の内容が一部誤っておりました。ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

その誤植のひどさといったらありえない感じです。
タイトルからしてこんな感じで切れている。
日経NETWORK4月号・表紙内

その他にも変なところで中途半端に改行しているとおもったら、次の行が全然つながっていなくて文になっていないようなところがいくつもあり、誤りのお詫びでさらに墓穴を掘っていて、あきれて過ぎて笑うしかない感じです。

2010/04/02 追記:
その後、再度「お詫び」のハガキが送られてきました。

2010年3月29日月曜日

WshShellのExecで実行したコマンドが終了しない

諸事情あって、Windows Scripting HostのVBScriptでスクリプトを書いたのですが、その際に困った事で軽くググッただけでは解決しなかったのでメモしておく事にしました。
VBScript とかあまり詳しくないんですけど。

そのスクリプトではCScriptでバッチとして実行しながら、途中で他のコマンドを同期をとって実行する必要があったので、普通に以下のように考えてスクリプトを書いてみた。

  1. コマンドを実行
  2. 実行したコマンドの終了待ち
  3. 実行したコマンドの標準出力の内容を自身の標準出力に出力


このまま素直に書けばとりあえずこうなるんだと思う。MSDNとかにもほぼそのまま載っている。
以下では実行するコマンドは適当に"Test.exe"としておく。もちろん実際には違う。
あと、終了ステータス(ExitCode)のチェックとかも実際はするけど、そこは本件とは関係ないので省略してます。
Option Explicit
Dim objShell, objExec

Set objShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell")
Set objExec = objShell.Exec("Test.exe")

Do While objExec.Status = 0
  WScript.Sleep(100)
Loop

WScript.StdOut.WriteLine "StdOut"
WScript.StdOut.WriteLine objExec.StdOut.ReadAll

とりあえずテスト的に適当なコマンドを実行してみる分には問題なさそうなので、実際に実行したいコマンドに変えてみるといつまでたってもそのコマンドのプロセスが終了しない。
そのコマンドがやるべき事は全て実行されているのだけど、プロセスが終了しないせいで制御がこちらに戻ってこないように見える。
なので、タスクマネージャとかでそのプロセスを強制的に停止してやると制御が戻ってきて標準出力の内容も表示されてた。

いろいろ試行錯誤していたのだが、どうやら実行したコマンドの標準出力の量がとても大きくて、上記のようにプロセスを強制的に停止した後で表示される内容は本来表示されるべき内容全ては表示されていない事に気づいた。

その為、以下のように終了待ちしている途中でも、標準出力にあるものは読み出していく処理を追加したところ、とりあえずは制御は戻ってきてくれたのでやりたい事はできるようにはなった。
でも、1文字読んではSleepというのは、かなりイケてないとは思うけど。
実際には Line ごとに処理していくのが妥当かな、という気がします。
Option Explicit
Dim objShell, objExec, strOut

Set objShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell")
Set objExec = objShell.Exec("Test.exe")

Do While objExec.Status = 0
  strOut = strOut & objExec.StdOut.Read(1)
  WScript.Sleep(100)
Loop

WScript.StdOut.WriteLine "StdOut"
WScript.StdOut.WriteLine strOut & objExec.StdOut.ReadAll


以下のような適当なスクリプトを実行させて確認したところ、標準出力のサイズが4096バイトを超える場合に、標準出力の読み出しをせずに終了待ちしていると止まってしまうようです。
特に子プロセスの標準出力を読んだり表示したりしていなくても同じでした。
Option Explicit
Dim i, max

If WScript.Arguments.Count = 0 then
  WScript.Quit(1)
End If
max = WScript.Arguments.Item(0)

For i = 1 to max
  WScript.StdOut.Write(Right(i,1))
  If i = Round( ( max / 2 ), 0) Then
    WScript.Sleep( 5000 )
  End If
Next

ちなみに途中に "Sleep" を入れているのは、処理時間がかかっているように見せて呼び出し側の動きを見る為です。

ただ、こうしても、もしエラー出力(StdErr)が4096バイトを超えてきたらやっぱり止まってしまうみたいで本質的な解決にはなっていないようです。

まあ、標準出力とエラー出力の両方がそんな大量になることなんて、めったにあるものでもないだろうから、実際に実行するコマンドの特性を見ながら対処するのが現実的なところなんでしょうか。

そう割り切って考えると、"Status"で終了待ちするのではなくて、標準出力を1行ごと読み込んで標準出力のストリーム終了まで処理するという方がスッキリする。
特に"Sleep"とか入れてなくても、処理時間がかかっているときは"ReadLine"で待ちになるようなので。
それに子プロセスが終了してから一気に出力するのではなくて、随時自分の標準出力に出力する事で、子プロセスの実行状況もわかるようになるし。
Option Explicit
Dim objShell, objExec

Set objShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell")
Set objExec = objShell.Exec("Test.exe")

WScript.StdOut.WriteLine "StdOut"
Do While Not( objExec.StdOut.AtEndOfStream )
  WScript.StdOut.WriteLine objExec.StdOut.ReadLine
Loop

WScript.StdOut.WriteLine "StdErr"
WScript.StdErr.WriteLine objExec.StdErr.ReadAll


なんかもう少しスマートなやり方はないものなんでしょうか?

2010年3月28日日曜日

『サラリーマンのための「会社の外」で稼ぐ術』

先日、広尾でちょっと時間が空いてしまって本屋をぶらついていた時になんとなく買ってみた。

本書は柴田英寿氏による、あくまでサラリーマンを続けながら複数収入を得る為の様々なノウハウをまとめたものというところです。

サラリーマンのための「会社の外」で稼ぐ術 複数収入獲得マニュアル

序章 「会社の外」で稼ぐ私
第1章 なぜ「会社の外」で稼ぐのか
第2章 複数収入獲得への5ステップ
第3章 成功するための四つの戦略
第4章 「会社の外」で稼ぐ人たち
第5章 上手に稼ぐノウハウ
第6章 「会社の外」で稼ぐ人の処世術
終章 さあ、明日から始めよう!
付録 アフェリエイトの始め方


簡単に言ってしまうと、最初は大きな元手のいらないアフィリエイトから始めて、株式投資でお金を働かせつつ、人によっては自分の専門分野を究めていって執筆、講演などで稼げるようになり、それなりに稼ぎがたまってきたら、不動産や事業に投資する、という事らしい。
すごく普通に考えて理解できる、ある意味では当たり前の話を整理したという感じで、多くの人にとって有用な内容だと思う。
稼ぐ方法自体に目新しい話はそんなにないと思うので、既にこういうテーマで色々と見ている人にとってどれほどの意味があるものかは、よくわかりません。

どちらかと言えば、会社の外で稼ぎながらいかに会社と付き合っていくか、という点についての心構えやノウハウ的なものも書かれていて、その辺は他にあまりないのかもしれません。

とはいってもその会社に対する姿勢はあまりにもサラリーマン的過ぎてちょっとひいてしまった。わからなくもないんだけどね。
筆者は「超」のつくような大企業に所属していて、その中で得てきた考え方なんだろう。
そんな大企業の中の「ひどさ」が自分には体感としてわからないからこその違和感なのかもしれない。

筆者自身は会社でも十分な成果を上げてはいるのだろうけれども、当の会社は連続で赤字を続けているというのが、本書とは全然関係ない事ながら、ずっと気になっていました。
会社がどうなろうとも自力で稼げる力をつけようというよく言われる事に関して、著者自身が絶好の例でもあるのだけれども、ちょっと皮肉にも思える。
まあ大企業なんて多少の優秀な人がいたところで、その業績とは無関係なんだということをあらためて思った次第です。

最近このブログの記事は、Amazonアフィリエイト絡みの記事が多くなっていますが、偶然です。

2010年3月27日土曜日

『情熱プログラマー』を読んだ

ここで知って読んでみようと思ったものです。
2010-03-07 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

『情熱プログラマー』は、Chad Fowler氏による『The Passionate Programmer』の翻訳で、ソフトウェア開発者として充実したキャリアを築く為に参考になる事がいろいろと書かれている。

情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方


ここに書かれている事を全部できるとは思わないけども、なんだか嬉しくなりました。
著者が元はミュージシャンだったというのも親近感がわく一つの要因でしょう。

ちょっと英語の原文も読んでみたくなった。

ともかく自分も「プログラマー」でいようと思った。
今の仕事上は様々な人の様々なバイアスがあるので、うかつに言えない表現ではある。
たぶん「技術者」とか言っておいた方が無難なんだろうな。

2010年3月22日月曜日

IFRS Certificate試験再び

前回12月に続き、ICAEWのIFRS Certificate日本語試験を受けてきた。

といっても懲りずに今回もあまり勉強していかなかったので、微妙。
前回よりはマシだと思うけど。

それから、今回は問題用紙への計算経過などの書き込みがOKになった。
でも今回はちゃんと電卓を持っていったので、そんな必要もなかったけど。

それにしても、「IFRS Certificate」等でググッた時の前回記事のランクが高すぎだろう。
もっと他に情報ないのだろうか?

こんなものもありました。参考まで。

国際会計基準(IFRS)検定 重要ポイント&問題集

2010年3月14日日曜日

『ドストエフスキー―謎とちから』

亀山郁夫氏のドストエフスキー解説書。
だいぶ前に地元の本屋で衝動買いして積ん読いたものです。

ドストエフスキー―謎とちから


間違っても私のようにドストエフスキーの作品を一度も読んだ事がない人が読んではいけません。
ていうか、そんな状況では普通は読んでいられないと思います。
それくらい私の頭はイカレテいるのかもしれません。

こういった事を延々と書き連ねているこの著者もどこか「頭がおかしい」と思いますが、それでもこういう世界がまだ存在する事を確認できて、私自身がある種の安堵感を得た事も本当です。

そんなわけで後追いでテキストをいろいろ読んでみようかと思った次第です。

『シリコンバレー精神』

今さらな感じですが、梅田望夫氏の『シリコンバレー精神』を読んだ。
本当は『ウェブ時代 5つの定理』を読んだのと同じ頃に買って、「積読」になっていました。
また、実際に読んだのは数ヶ月前でなかなかblogに書けずにいただけなんですが。

シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土 (ちくま文庫)


1996年から2001年にかけての記事が中心なので、ある意味ではなつかしく、また「あの頃にこんな事が起きていたのか?」と感心したりという事で、それなりにIT業界に関わる人間にとっては読み物として普通に面白いと思いました。

個人的に印象的だったのは「アーリーリタイアメントのゴール」という話。
なんとかして達成したいとは思うものの、一方では現役で働いているからこその「人のつながり」を求めて働き続ける、というのも感覚的によくわかる、「ありそうなこと」だと思いました。

「好きを貫く」生き方については2~3年前の『ウェブ時代をゆく』でブームのようだったのが、金融危機やら不況やらで吹き飛んでしまった感もあるが、あらためて「好きを貫く」事について考えを整理してみるのも必要なのかもしれない。

この本自体はその辺がテーマなわけでもないのだけれど、ちょっと思い出したという事で。

『60歳までに1億円つくる術』

内藤忍氏の『60歳までに1億円つくる術』を読みました。
マネックス証券のキャンペーンで当選したとの事で、送られてきました。
そういえばそんなのにも申し込んでいたか、と思い出しました。

60歳までに1億円つくる術―25歳ゼロ、30歳100万、40歳600万から始める (幻冬舎新書)


既に多くの書評等で言われている通りで目新しい事は特になく、基本は「長期分散投資」のススメというところでした。「収入を増やす」「支出を減らす」という事も言及しているところが、単なる投資入門ではない感じがしました。ただ、著者の他の本を読んだ事はないので、著者なりにこの本ならではの事を書いているのかどうかはよくわかりません。

金融リテラシーを啓蒙する為の釣りのタイトルですが、個人的には「60歳」だと遅すぎる気がするし、「1億円」は少な過ぎるような多過ぎるような、なんとも中途半端な気がしました。
控えめな数字の方が、より多くの人にリアルに実現できると思わせる効果があるのかもしれません。

まあこの手の本を読んだ事のない人なら、とっかかりの1冊としてはよいのものだと思います。