2008年5月4日日曜日

『ウェブ時代 5つの定理』とSteve Jobsのスピーチ

梅田望夫氏の『ウェブ時代 5つの定理』を読みました。
本当はだいぶ前に読み終えていましたが、なかなか感想が書けずにいました。

これだけ様々なビジョナリーたちの言葉を意識して集めるだけでも大変な事なのに、タイトル通り「5つの定理」という軸に沿って整理するのはもの凄く大変な作業だったろうなぁと思います。

そのおかげであまり労せずに様々な金言に触れる事ができます。

読後の率直な感覚としては、とにかくスティーブ・ジョブズが目立っていました。
Googleも「第4定理 グーグリネス」と1章を割いて書かれているのだけれども、最も印象に残ったのはスティーブ・ジョブズという感じでした。

特に最後に取り上げてたという事もありますが、2005年のスタンフォード大学の卒業生向けのスピーチの言葉ですね。

P.256-257

君たちの時間は限られている。
その時間を、他の誰かの人生を生きることで無駄遣いしてはいけない。
ドグマにとらわれてはいけない。
それでは他人の思考の結果とともに生きることになる。
他人の意見の雑音で、自分の内なる声を掻き消してはいけない。
最も重要なことは、君たちの心や直感に従う勇気を持つことだ。
心や直感は、君たちが本当になりたいものが何かを、
もうとうの昔に知っているものだ。
だからそれ以外のことは全て二の次でいい。--スティーブ・ジョブズ

Your time is limited, so don't waste it living someone else's life.
Don't be trapped by dogma — which is living with the results of other people's thinking.
Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice.
And most important, have the courage to follow your heart and intuition.
They somehow already know what you truly want to become.
Everything else is secondary.-----Steve Jobs



そして、もう一つ別の言葉も紹介した上で、

P.258-259
ジョブズのこの二つの英文は、何度も読み返して、覚えてしまってもいいと思います。そして興味を持ったらネット上で日本語訳の全文を読み、英文オリジナルを読み、録画映像も見るといい。そこから必ずや何か得ることがあると信じます。


というわけで「Steve Jobs」でググればすぐに見つかりました。

YouTube - Steve Jobs' 2005 Stanford Commencement Address


で、こちらがその英文。上のYouTubeで聞くのとは微妙に言い回しが違う所が時々あります。でも、大筋では全く問題ありません。シャドーイングなどにも使えるかもしれません。

Text of Steve Jobs' Commencement address (2005)

スピーチの最後を締めくくる言葉が以下の通り。
Stay Hungry. Stay Foolish.

そうか!これはこのスピーチだったのか!

Stay Hungry. Stay Foolish.

I also wish that for myself.

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