最近「フォトリーディング」の練習をしています。それがブログの更新が滞りがちになっている言い訳の一つでもあります。
これは勝間和代さんの『効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法』を読んで実践してみようと思った事の一つです。
勝間さんはセミナー受講を勧めているのですが、フォトリーディング公式サイトを見ると公開されているスケジュール上はほとんどが満席で2ヵ月先くらいでないと受講できそうになくて、「そんなに待っていられんなぁ」と思って『ホームスタディ講座』を購入してしまいました。
実はそれは今年の2月ごろの話で、申し込んですぐに家に届いたものの手をつけられないでいました。
CDで講義を聞きながら進めていくのですが、ところどころに出てくる演習をちゃんとやろうと思うと、ある程度の落ち着いて取り組めるまとまった時間が必要なので、1枚目のCDを終えた後はなかなかスタートが切れないでいました。
2月に申し込んでおけば受講できたはずの時期もとっくに過ぎて、また後で気づいた事で「満足保証」なんてものもあったようなのですが、その期間もとっくに過ぎて3ヶ月がたった頃、「いい加減、まずいな」と思いました。
そこで、進め方の形にこだわっていても仕方ないという事で、とりあえずガイドブックや学習ガイドのDVDを一通り見てビジュアルなイメージを掴んでおき、後はCDの内容を全てiPodに入れて通勤時間に電車で聞くようにしました。最初の方で「演習は必ず実施して下さい」なんて指示もありますが、とりあえず無視してひたすら電車の中でCDを聞き続けるようにしました。
そんなふうにして一通り聞いてみると、なんとなく全体像が見えてきました。
すると、頭に残っている内容だけでも実際に本を読む時に試せるようになり、そうする事でより細かい内容を振り返るためにガイドブックや『あなたもいままでの10倍速く本が読める』をポイントだけ読み返したりするようになる。そうして徐々にわかってきた感じがして、日々練習できるようになりました。
結果的にはこの『フォトリーディング・ホームスタディ講座』自体を「フォトリーディング・ホールマインド・システム」的に取り組んだ事になったように思います。
セミナー受講した場合の教材がどんなものかは不明ですが、今の私くらいの感覚まで持てるのなら、何度でも繰り返し聞けて費用も比較的安い『ホームスタディ講座』はお得な気がします。もちろんセミナー受講ならではの講師や他の受講者の人達とのインタラクティブな効果もあるのだろうとは思いますが、別にそれは目的ではないと思いますので。
今のところはまだ練習中で本当にそんなすごい効果があるかどうかはよくわからない感じです。
潜在意識をうまく活用できているかどうかなんて事を、顕在意識的に理解するとか実感を得る事自体が矛盾しているようにも思えるので、そんな事が実感できる日は一生来ないのかもしれません。
ただ少なくとも、文章を読むスピード自体は確実に以前より速くなった気はしていますし、まず大まかにも全体を捉えた上で各論の詳細に入っていくというやり方が、人間の情報処理の方法として効率がいいという事を認識できただけでも大きな違いだと思います。
勝間さん自身がセミナー受講した時の感想がまとめてありましたが、今の段階で特に共感できるのが以下の2点です。
日々の生活から起きていることを観察しよう!!: フォトリーディング・セミナーに行ってきました その2
誤解1-フォートリーディングをすれば、本の内容がすらすらーーーーと頭に入るようになると思っていた
実際-フォトリーディングは、「滑りをよくする」、すなわちなんとなく知っている、というデジャブ感をつけるためにやるものだった。
誤解4-フォトリーディングでは文章への読解力が飛躍的に上がるのかと思っていた。
実際-読解力そのものを上げるのではなく、「本はもっとテキトーに読んでも大丈夫なんだ」という考え方を教えてくれるものだった。
というわけでこの『フォトリーディング・ホームスタディ講座』自体もかなりテキトーに扱っています。
今の所、マインドマップは一度も書いてみた事はない。1冊の本を読んだだけではいちいちマインドマップなんて書いていられないというのが、正直なところです。
ただ、仕事上でとるメモなどは見よう見まねでマインドマップ的に書いてみたりはしていますので、マインドマップは別のテーマとして勉強してみようと思っています。
そういえば、まずはきっかけとなった『効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法』をもう一度フォトリーディングで読むべきなんだろうな。
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