2011年6月26日日曜日

ブログ移転しました

このたび、ブログを livedoor に移転することにしました。

The Way to Nowhere

新しい記事は基本的に新ブログの方に書いていきます。

過去記事もほぼ移行しましたが、ブログ内の自分の記事を参照しているリンクや画像のURLはこちらの旧ブログを参照したままのようなので、こちらの旧ブログも当面はこのままにしておきます。

ブログの移転としかしていないで、自分の引越とか考えた方がいいんじゃないか、とか言われるかもしれませんが、まあいいじゃないですか。

あわせて読みたい:
とりあえず新ブログ開設

2011年5月8日日曜日

下田へ旅行

1泊2日で下田に行って来た。
往きは特急「踊り子」。震災後、今でも一部は運休しているとの事ですがね。
で、帰りは伊豆急の各駅停車で熱海まで来て、熱海からは新幹線で、と。

昨年の大河ドラマ「龍馬伝」なんかにも乗っかったりもしながら「開国の街」をPRしてたり、やっぱり海なんで金目鯛などの海鮮系、って所が観光のポイントだったりしたみたいでしたが、個人的にはやっぱり海に入れる時期がいいんだろうなぁとのいうのが率直な感想。

観光絡みの施設・設備とか店舗とかは「昭和の時代そのまんま」が古くなって寂れた感じがそこかしこにいっぱいで、何だかなあという印象を受けるわけですね。
なんか、海外だと色々と施設・設備の類に不便があっても「文化の違い」かと割り切れるのに、日本国内だと単に「しょぼ!」と思ってしまう事も、率直な実感としてはあるよね。

だが、たぶんそれらができたばかりの新しかった時でもきっと観光地というのは「何だかなあ」と思わせるものだったんだろうな、とあらためて思ったりしました。
たぶんこの下田に限った話じゃなくて。

所詮、今の人間が人工的に作るものが都会にかなうことはそうそうないわけだし、そもそも大部分の観光地はそういう所で勝負するもんじゃないんだよな、とか。
訪れる側もそういう視点で考えてては、旅行なんてしてられんよな、とか。

観光としてはかなり重要であろう食ですら、東京の方がうまいもの食べられる場所っていっぱいあるわけで、その観光地ならではのモノとして何をアピールするのか難しいよね、とか思ったり。

やっぱり自然や文化遺産が「そこにしかない」観光資源なわけだが、それそのものというよりはその周辺でいかに訪れた人が気持ちよく金を落としていく仕組みを作れるかという事なんだろうね。

ともかく「都会の真似事」とか「昭和時代の観光商売」がそのまま残っている感じは、やっぱりダメだよなぁと。

そんな、当たり前の事を改めて考えたりした。
旅行そのものをあんまりしたことないんもので。

2011年5月1日日曜日

最近の株価がどーとか

4月のポートフォリオ締めたところで雑感など少々。
もっと参考になる事を言う人はいっぱいいるんで、誰の参考にもならない投資ネタですが、自分自身の整理の為になんとなくルーチン化してます。
タイトルもだんだん「ざつい」感じですが。

やっぱり海外株式が伸びている感じでしょうか。
あらためて各指標のチャートを見てみると、US以外はそれほどでもないか?という感じもします。

あと海外のREITも伸びているかも。
ただ、今から行く気には中々なれそうにもない形に既になっているとは思います。

そんな中で日本株は9,000円代半ばを上下するだけでパッとしない感じでした。
震災の影響から今後どう立ち直っていくかとか、震災が上場各社の決算にどんな影響を与えるかとか、まだ様子見という感じだったんですかね。

個人的には空売り主体でそれなりでしたが、4月後半からは買いで入る銘柄も出てきてた。

一応チャート的には25日移動平均が3月15日の大暴落の影響から脱して上向き始めたんで、もう少し上昇し始めてもいいんじゃないか、という気もしますが、連休明け早々にも上昇の手がかりを掴めなければ、また方向感ない感じになりそうな雰囲気ですね。

方向感が掴めない時は無理に取引しない、というのも必要でしょう、と自分に言い聞かせてます。

"Sell in May and Go Away!" ですか。。。

2011年04月の記事別アクセス状況まとめ

Google Analyticsによる本blogの2011年4月の記事別アクセス状況をまとめました。

  1. VMware Player が「個人利用、非商用利用に限る」という件 (2010/09/18)

  2. Oracleの環境変数設定でハマッた件 (2010/09/23)

  3. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  4. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  5. Microsoft Money再インストールでオンラインサービスが再度有効になった件 (2010/09/20)

  6. WshShellの Execで実行したコマンドが終了しない (2010/03/29)

  7. Burrn!が電子雑誌化された (2010/09/12)

  8. Blogger でトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  9. 『ブラック・エンジェルズ』全巻一気読み (2011/04/09)

  10. UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)

  11. Linuxでディスク交換 (2010/09/27)


4月もほとんど記事が書けませんで。
昨日、Tony Harnellの件をなんとか滑り込ませた感じで。

そんな中で「VMware」の件がダントツになっている。
これはちょっとまずいなとか思ったりもする。
なんとかこれに代わるネタを書かないかんな、と思いつつも、そんな時間ないな~とか思う。

まあ何が当たるのかはよくわからない所はあるし、記事書くのに時間をかければアクセス集まるものでもないし、その時々で思い付いた事を書いていくしかないでしょう。

Burrn! 約7年分を片付け

GWということで、普段はできない部屋の片付けなどをした。
というか、してます。(まだ終わってない)
多くの書籍もブックオフ行きになりそうになっているわけですが、そんな中でこの Burrn!の扱いが悩ましい。

定期購読で毎月自動的に送られて来ていた2005年11月号~2010年10月号までの5年分と、2000年から2002年の2年分くらいある。
定期購読は一度申し込むと「勝手に」毎月送られてくるんで、仕事とか忙しい時期などはほとんど見ていないってものも多数あります。
あ、たぶん実家に行けばもっと古いのもほこりかぶっている気がします。

とりあえず昨年の電子化絡みのゴタゴタを機に定期購読などもやめてしまったので、これから増えることはないんですが、さすがに手放すか?となると躊躇してしまう。
これからは何か調べたければネット見るし、相当な暇人にならない限り雑誌を手にとって再び見ることはないだろうなとか思うわけですが。

とりあえず紐で縛って押入れ行き。。。

これですら不動産事情がいつまで許すかどうか。。。

2011年4月30日土曜日

Tony Harnell & The Mercury Train 『Round Trip』

実は昨年の7月に、日本盤は9月にリリースされていたらしいのですが、最近気づいた。
元TNTのシンガー、トニー・ハーネルを中心として、TNTWestworldの曲をアコースティックにアレンジし直した作品。
彼の地元NYで「ハードロック」でないメンバーによる新解釈というところらしいです。

Round Trip

  1. Somebody Told You
  2. Intuition
  3. Month of Sundays
  4. Lonely Nights
  5. Shame
  6. Northern Lights
  7. Down To The River To Pray
  8. Satellite
  9. 10000 Lovers
  10. Uninvited
  11. Ready To Fly
  12. When I'm Away
  13. Song For Dianne
  14. Anywhere But Here


全体的にはもともと良い曲であるし、「原曲に忠実に」アコースティック化している感じが多くて、心地好く聞ける感じかなと思う。
一部は「夫婦でデュオ」みたいになっているところもある。
個人的には1曲目とか3曲目とか最初の方に当時散々Disられていた『FireFly』の曲を持ってくる辺りにニヤニヤしてしまうわけですが。

そんな中でハイライトはやっぱり"Northern Lights"かな。
いい意味で原曲と違う感じが成功していると思う。

その一方で一番イケてないのは"10000 Lovers"だね。
なんかこの曲を「ムーディー」にねちっこく歌い上げられてもねぇ...
TNTの曲を評するのに「透明感が...」とか言うのは嫌いなのだが、そうは言ってもこの曲の場合はやっぱり明るく爽快な感じが合っていると思うわけですが。

Tony Harnell & The Mercury Train - Northern Lights (Official video)



それはそうと、Wikipediaによれば、トニー・ハーネルはこのアルバムのレコーディングよりも前の2009年に甲状腺ガンの手術をしていて、一時はシンガーを続けられるかどうかも危ぶまれたとか。
Tony Harnell - Wikipedia, the free encyclopedia
The vocal sessions started 7 months after a successful 5 hour surgery to remove his thyroid gland following a diagnosis of thyroid cancer in Jan 2009. The surgery threatened to end his singing career due to it's location across the front of his neck near delicate muscles and tendons used in singing.

これから彼が何をしたいのかはよくわかりませんけど、TNTとかの過去のイメージに囚われることなく、やりたいことをやっていけたら良いと思います。

2011年4月9日土曜日

『ブラック・エンジェルズ』全巻一気読み

先日「実写化かぁ」とつぶやいてた『ブラック・エンジェルズ』ですが、その後すぐ文庫版の原作を Amazon で発注し、全巻12巻一気読みしてしまいました。



このタイミングでなぜ読みたくなったのかはっきりとはわかりませんが、3.11の震災や原発の問題やらがある中なので、「大地震と核で関東壊滅」っていうのを思い出したんだろうなぁ、と思います。

こんなにたくさんの人が殺されてばかりの漫画なので、今では少年誌になんて載せられないのではないでしょうか。とか思いつつ、初出の年代とかを見ると私は確実に7~8歳の頃から読んでた事になるなーと思うわけですね。子供って意外に複雑にいろんな事を考えているんだなーとか、あらためて思ったりして。

で、もともと小学生の時にかなりの数の単行本を揃えてたしジャンプの連載で読んでいたので、いろいろ懐かしいなあ、とは思いましたが、その「関東壊滅」以降は「トンデモ」過ぎてはっきり言って読んでられんなぁ、と言うのが今回の印象でした。読んだけど。
なんか「無理矢理にでも連載続けた」感じにしか思えない、というかね。

ちなみに実写版ですが、特に見たいとか思っていないです。
まあ、原作の初期の頃のような「街の一般的な外道」相手の単発ストーリー系だったら、それなりのモノにできる可能性はあると思いますけど、どうなるんでしょうかね?

POP UP » ブラックエンジェルズ実写版が色々とおかしい

こんなのが出てました。ここに書いてある「つっこみ」くらいはわかるように原作を読んだほうがいいよ、とか思います。全部に同意するわけではないですけど。

2011年4月4日月曜日

2011年03月の記事別アクセス状況まとめ

Google Analyticsによる本blogの2011年3月の記事別アクセス状況をまとめました。

  1. VMware Player が「個人利用、非商用利用に限る」という件 (2010/09/18)

  2. WshShellの Execで実行したコマンドが終了しない (2010/03/29)

  3. Microsoft Money再インストールでオンラインサービスが再度有効になった件 (2010/09/20)

  4. Oracleの環境変数設定でハマッた件 (2010/09/23)

  5. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  6. Blogger でトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  7. Burrn!が電子雑誌化された (2010/09/12)

  8. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  9. Bloggerでトラックバックをできるようにする(JS-Kit版) (2010/02/13)

  10. iPhone4 が来た (2010/07/26)


3月は結局「ルーチン」的な記事しか書けなかったですね。

震災があってバタバタしてたり、といっても、個人的には大した影響はなくて、一番大きいのは電車がまともに動いてなかった事くらいでしょうか。
なぜみんなあの状況で「普通に」出勤できていたのか謎で、私一人だけいつも「遅刻」しておりました。
ようやく仕事復帰し始めたら、毎日終電みたいな生活に戻ったりとかで、何にしろ時間がなかったです。

やっぱり直接被災していない自分は、できるだけ「通常通り」の生活をすることで経済回していかなきゃ、と思うわけなので。

まあ、こんな時もあるさ、という事で、引き続きこんな感じで。

最近の株価などについて雑感

先ほど3月のポートフォリオを締めて、4月分のアクションなども一気に片付けてしまいましたが、その際の雑感などを少々。

日本株はやはり3.11の震災の影響もあってかなり落ち込んで、代わりにかどうか知りませんが、海外株式、特に新興国系に流れた風に見えます、結果的には。

先月「落ち方が結構ひどい」と書いていたインドなんて、どういうわけか1ヶ月で10%もあがってたりとか。日本の震災の影響なんてないどころか、むしろそれを機に一気に上昇したかのようにも見えます。
世界的には市場は先進国中心にそれなりの影響は受けたみたいですが、既に震災前まで戻した感じになっているところが多そうで。
そんな中、日本だけは取り残されている感じなのかも知れません。

日本株はと言えば、3.11の震災後、14、15と暴落しましたが、その後は半分くらいは戻してきて、結局日経平均225を月間でみたらマイナスで860円くらい。
昨年5月には月間1,200円くらい下がっていたりもしていたわけで、それに比べたら数字だけみたら結果的には「時々起きる」程度の事だったのかとも思えてしまう。

まあ、一時は終値ベースでも8,605円、ザラ場では8,227円とかまで落ちてて、それは2月末から見たら2,000円以上の下落だし、円高も一時77円とかで、「瞬間風速」は物凄かったわけで、そんな中で色々と「痛い目」を見た人も多かったことでしょう。
私自身も多少はやられましたが、まあ大したことはないです。

今回の件は市場的には日本の局所的な話であり、世界的にみたら日本市場がますますスルーされていく契機となったのかもしれんなー、とか思ったりしました。

2011年3月20日日曜日

誕生日

誕生日だからといって毎年何か書いているわけではないですが、なんとなく。

3/20と言えば、「地下鉄サリン事件」とか「イラク戦争開戦」とか時々なんか起きてたりするわけですが、今年もピンポイントでは大きな事件は起きずに済んだなあという感じです。

とはいえ、3/11の大地震以来、いろいろとまだ落ち着かない日々ではありますし、これからの日本はどうなってしまうんだろうか?などと思ったりもしますが、地震が起きる前のなんだか出口の見えない閉塞感いっぱいな感じと比べると、これをきっかけに良い方向に持っていけるんではないかと思ったりもしています。

個人的には今までとあまり変わらずにマイペースで頑張って成長していこうと思うしかないな、と思っています。

ともかく今日は変に自粛とかしてもいけないと思うので、外食とか買い物とかしてきました。
普段どれだけケチなんだという気もしますが、それなりに金使った方だと思います。

というわけで、今後ともよろしくお願いいたします。

追記1:
後から気づいた事で日本ではそんなに大きく報道されていないのかもしれないけど、本日「多国籍軍がリビア空爆始めた」とか言われてる。「イラク戦争2.0」なんて話もあるみたい。数日前から進んでた話らしいけど、ある意味ではまたこの日に「戦争」が始まったとも言えるわけですね。

2011年3月7日月曜日

株価はこの先どうなるかとか

このところ株価が激しくアップダウンしていて、何だかなあという感じなんですね。

中東・北アフリカの情勢とか、相変わらずグダグダな政局とか、明るい材料ってあまりない気がするんですが、「押し目買い意欲は強い」みたいな話もあってよくわからん感じですね。

月足では25ヶ月移動平均が上向きはじめて、2月にはゴールデンクロスみたいな感じなので、中期的には上がっていきそうなチャートの雰囲気もあるんだけどね。

ただ、実際の売買はそんなに長い目でしているわけでもなく、見る中心はあくまで日足チャートという事になっているわけです。
個別銘柄では既に25日移動平均ですら方向感なくなっているものが結構あって、あまり相場に入ることができない感じではあります。
目先はまたアホみたいなアップダウン繰り返しながら「三角形」を形成していくんでしょうかね。この週末中に前原外相辞任とかのニュースもあるので、週明け上がるとは考えづらいですし。そのまま行けば3月末くらいにその「三角形」が収束してくるので、その辺でどちらかに方向感が出るかどうかという感じでしょうか。

で、こういう事書いた時に限って、それとは違う動きをしたりするものでもあるんですが。

その他、日本株以外のところに関しては、年初にポートフォリオの商品入れ替えなどした影響で、バランス調整がまだ完了していない事もあって、株・債券とか国内・海外とかでどの辺がどうなったのか月末に締めてもパッとはわかりづらい感じが続いていてなんとも言えないんです。
ただ、インド関連の落ち方が結構ひどい気がする。あまりニュースとかは入ってきてない気がするけど、何かが起きているんだろうか?

2011年3月6日日曜日

2011年02月の記事別アクセス状況まとめ

Google Analyticsによる本blogの2011年2月の記事別アクセス状況をまとめました。

  1. VMware Player が「個人利用、非商用利用に限る」という件 (2010/09/18)

  2. WshShellの Execで実行したコマンドが終了しない (2010/03/29)

  3. Microsoft Money再インストールでオンラインサービスが再度有効になった件 (2010/09/20)

  4. Oracleの環境変数設定でハマッた件 (2010/09/23)

  5. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  6. Burrn!が電子雑誌化された (2010/09/12)

  7. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  8. Blogger でトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  9. Burrn!電子版はもう終わったのか? (2010/12/28)

  10. iPhone4 が来た (2010/07/26)

  11. Linuxでディスク交換 (2010/09/27)


引き続き2月もあまりblog書けなかったですね。

なんかリアル仕事の方が色々と展開していたりする関係で、blogに書くネタになるような事を考える時間があまりとれていないという所でしょうか。

MS Moneyの件は今後どんどん下火になっていくのでしょう。
Bloggerトラックバックの件も、ランクがだいぶ落ちてきたのは感慨深い。

まあ、引き続きこんな感じで。

2011年2月21日月曜日

今年もe-taxで確定申告した(2010年度)

今年もe-taxで確定申告しました。

還付申告なので実際には2週間くらい前に手続きは終えていて、先週金曜日に還付金の振込まで確認済です。

今年は数万円規模の還付になるし、昨年の損失繰越分との相殺とかもあるので、昨年よりもより一層意味が感じられる確定申告となった。

e-taxでも2回目なのでだいぶ慣れた気がします。
トータルでかけた時間が減ったのかはわかりませんが、e-taxのシステムに向かう前の段階でやっておくべき事がだいたいわかってたので、心理的には楽だったなと思います。

唯一気がかりだったのはPCが新しくWindows7になってたので、ICカードリーダーがそのまま使えるのかどうかという事だったが、特にドライバのインストール等の手間もなく接続しただけで問題なく使えました。

SHARP 公的個人認証サービス対応住民基本台帳用 ICカードリーダライタ ホワイト系 RW-5100


そのうち還付でない確定申告もできるようになりたいですね。

2011年2月20日日曜日

SIerの人月ビジネス脱却の件

人月ビジネスの件は、ちょっと前に自分でも似たような事を書いていたなぁとか思った。

クラウド時代にSIerはどう生き残るのか? 人月ビジネスからどう脱却するのか? 大手SIer役員にインタビューしました - Publickey

とはいえ、そのときに顧客への価値、あるいは満足度をどう計るかは難しいですね。鉄道は「ここにあるものが、あそこへ移動している」という仕様がはっきりしている。ところがITは仕様があいまいだったり、速くできてもそれが当たり前だと思われたり、価値につながることが理解されない可能性がありますね。


SIerが人月商売から脱却するのはやっぱり難しい
SIerはそのシステム投資の「顧客価値」が見積もれないので、コストベースで積み上げた金額しか提示できないわけですね。金額の根拠を説明するのもコストの話がわかりやすいし合意も得られやすい。
それは顧客側もほとんど似たような話だと思うわけで、本当にそのシステム投資の価値が見積もれているのかというのは結構疑問。
「とりあえず予算がこうだから、この範囲でやるしかない」というのも一つの価値基準ではあるけど、本当ならそのシステム投資によってもたらされる生産性の向上や収益機会の拡大によって得られるはずの「キャッシュフロー」から投資予算も決められるわけなんだけどね。


ビジネスモデルを変えなきゃね、というのは何度も出ている話なので、今さらあらためて言う程の事ではないかなとも思います。

様々なサービスやプロダクトがある中で、実際にそれらを使う企業が自身のビジネスプロセスの中にどう組み込んでいくかという部分は、必要な仕事として残るだろうから、"System Integration" という本来の言葉通りの仕事になっていくというのも一つの方向性なのかな。
それですら、コンサルファームのIT系の人達とはまともに競合するだろうし、顧客が自らスキルのある人を雇ってもいい所だろうから、安泰とはいかない。
そもそもきっとそれだけでは人月ビジネスからは脱却できないでしょう。

そして、そういった過程では、これまでは一番のボリュームゾーンで儲けるポイントだったスクラッチ開発の部分は、どんどん削られていくわけで、今の規模を維持していくのは無理でしょう。

一番仕事がなくなるのは、詳細設計・プログラミングから単体・結合テストくらいのフェーズだけを請け負ったり人だけ派遣しているようなビジネスモデルの会社だったり、実際のそういうモデルの中で仕事している技術者自身なのでしょうが、それこそ今さらなお話。

強みを見極めて独自のサービス化・プロダクト化していく、というのが、総論としてはその通りなのだろうけど、具体的に何ができるのかって考えるのは結構難しいよね。
ユーザがどんなビジネスモデルでやっているのかがわからないと、そこにどんなものが訴求するのか想像もできない。

まあ答えはそう簡単には出ないのだが。

個人レベルで言えば、自前で独自のサービスやプロダクトを作るのは難しくても、ユーザ企業でIT活用を推進するようなポジションに移った方が面白い仕事ができるのではないかとか思ったりします。

2011年2月13日日曜日

『マネジメント信仰が会社を滅ぼす』

ちょっと前に読んだ本。深田和範氏による新書。

多くの日本企業がマネジメントさえうまくやればなんとかなる、と勘違いしてマネジメント信仰に陥り、本来取り組むべき「ビジネス」を疎かにしている、と警鐘を鳴らす。
もしドラ』なんかがベストセラーになったりして、「マネジメント」があらためて注目されているかのような折に、真逆を行く内容かと思わせるつかみではあります。

マネジメント信仰が会社を滅ぼす

序章 マネジメントがビジネスをダメにする
第1章 症状(1)意見はあっても意志はなし
第2章 症状(2)都合のよいことばかりを考える
第3章 症状(3)管理はするけど無責任
第4章 症状(4)顧客よりも組織を重視する
第5章 日本企業の危機的状況
第6章 経験と勘と度胸を重視せよ
第7章 他人を変えるより自分が変われ


「マネジメント信仰」に陥った具体的な症例を挙げた上で、ではどうすべきか、を著者なりにまとめた、といった内容であります。

「経験と勘と度胸を重視せよ」とか「他人を変えるより自分が変われ」とかいうのは、私個人的にはまさに日々思っていることでもあり、基本的に同意しているんだけど、結局は自己啓発的な方向で締める感じは、なんだかなあという印象でもありました。

どうしてそう言い切れるのかわからない所なども時々ありましたが、まあ、これも著者の「経験と勘と度胸」で書き上げた、という事でよいのだろう。

SI業界における、プロジェクトマネジメントに関する問題などにも多少通じるところがあるなー、などと思ったりもしました。
「マネジメントさえしっかりやっておけばよい」とか「何よりもまずマネジメントをしっかりやらなければいけない」とか考えている奴らがたくさんいるというか。

最も害だと思うのは、マネジメントやる人間の方が偉そうに扱われる事が多いって事かな。
本書読んでいて、マネジメントは主役じゃない、脇役なので、こういう所こそ専門化された人間を雇って、管理させるっていうのはありだな、とは思った。
今までITSSとかの専門職種に「プロジェクトマネージャ」とあるのがどうもしっくりこなかったのだが、その辺を自分なりにやっと消化できたというか、一応意味はあるなとわかった。

要するに管理する側とされる側は上下関係じゃなくて、ただの役割分担だという事にしていく必要があるんだと思う。
まあ実際には現場で何が行われているのかをわかっていなければ、意味のある管理はできないんで中々難しいのはわかるけど、なんとかそういう方向に持っていけないものかと思う。
プロジェクトマネジメントを専門的にやる部門を作ったりとか。

大手SIerなんかは既にかなりの部分そんな感じなのかもしれんね。
表向きは何かの技術やソリューション担当となっていて多少の専門知識は必要だけど、実際のプロジェクトで手を動かすのは協力会社の技術者なんで、それらを取り纏め管理するのが主な仕事みたいな。まあ、個人的にはそんな人は見たことなくって想像ですけどね。
この場合も受発注の上下関係が入ってきてしまうのでどうかな?と思うわけですね。
コンサルファームなんかは「PMOだけ」みたいな立場で入っている事もあるかな。そんなふうに割り切った方がむしろいいかもしれない。

あまりまとまりがなくなってきましたが、本書を読んで私自身も「マネジメント」ではなくて「ビジネス」をしたい側だなと思った。
いや、勿論「マネジメント」でもその役割に徹するならできるなとは思うけど、それってまさに本書で挙げられているような「マネジメント信仰」の中に入っていくようなもので、やってて楽しくないだろうなと思うわけで。

最後に一言だけ引用。
「マネジメントなんて小難しいことを言っていないで、さっさとビジネスを始めよう」
いや、まさにね。そういうことです。

2011年2月6日日曜日

2011年01月の記事別アクセス状況まとめ

Google Analyticsによる本blogの2011年1月の記事別アクセス状況をまとめました。

  1. Microsoft Money再インストールでオンラインサービスが再度有効になった件 (2010/09/20)

  2. VMware Player が「個人利用、非商用利用に限る」という件 (2010/09/18)

  3. WshShellの Execで実行したコマンドが終了しない (2010/03/29)

  4. Blogger でトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  5. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  6. Oracleの環境変数設定でハマッた件 (2010/09/23)

  7. Burrn!が電子雑誌化された (2010/09/12)

  8. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  9. Burrn!電子版はもう終わったのか? (2010/12/28)

  10. iPhone4 が来た (2010/07/26)


1月はまたあまりblog書けなかったですね。

先月に引き続きMicrosoft Moenyの記事へのアクセスがダントツな感じ。
ついに1月末でオンラインサービスも終了になりましたんで、その影響でしょう。
ちなみに後から気づいたことですが、投資信託の基準価額などは1月21日くらいを最後に更新されなくなってましたね。

まあ、引き続きマイペースで続けていきます。

2011年1月13日木曜日

IFRS Certificate試験に合格した

懲りずに1年通して何度も受けていた IFRS Certificate試験ですが、先月12月の試験にてようやく受かったみたいです。

受験者データ|受験結果・受験者データ結果|IFRS検定(国際会計基準検定)試験

受験者数 232名、合格者数 102名で合格率44.0% だそうで、今までよりも合格率高くなってるみたい。
簡単になったんでしょうか?
まあ実際に複数回受験した感覚からするとそんなことはなかったと思いますが。
まあ、IFRS自体の認知度が上がって、それなりに準備してきた人が増えたって事でしょうか?

こうして受かってみてあらためて思うのは、資格なんて大した意味ないなーという事かな。
合格したからといって、細部まで体系的に理解できているかっていうと全然そんな事ないのが自分自身の実感としてよくわかるからね。
実際に必要とされる現場にて揉まれるのが一番でしょう。

会計そのものが本業ではないので、これから数年間の期間限定という事でビジネスのネタにできればいいかなという感じですね。

相変わらず試験対策本らしいのはこれしかないんですかね?

国際会計基準(IFRS)検定 重要ポイント&問題集


関連記事:
ICAEWのIFRS Certificate日本語試験を受けてみた
IFRS Certificate試験再び
またIFRS Certificate試験を受けた
またまたIFRS Certificate試験を受けた

2011年1月3日月曜日

今年の投資方針など

1年前にこんな事を書いたのはよく覚えていたので、色々と考えてみた。
まあ、あまり具体的な事を書く気はないですが。

アセットアロケーションの見直し

なんとなく来年以降もこんな感じで年1回やるのは、決めたバランスを整えるのではなくて、そもそもどんなバランスで行くか自体を見直す事になりそうな気がしました。

とまあ、こんな事を書いていたわけですが、とりあえず今回はバランス自体は変えない事にした。
「MONEX VISIONβ」の目標ポートフォリオとかを見て、海外資産の比率を増やそうかとか、最近のソブリンリスクとかで海外債券はどんどん落ちている感じなので比率を減らすべきかとか、色々考えはしたんです。
しかし、結局あくまで「バランス」なのでどこかを上げればどこが下がるわけで、どんなバランスにしているかはオープンしませんけど、既に結構絶妙なバランスになっていて、調整するにしても1~2%ずつみたいな感じになるので、アホらしくなってやめました。
そのレベルの微調整でどうした方が期待リターンが高いかなんて根拠持てるほどの細かい分析する気はないし、あまりコロコロと変えても何をやっているのかわけわかんなくなるしね。

そんなわけでバランス自体も変えないし、毎月基準のバランスに補正されるように追加投資をしてきているので「リバランス」なんてをするまでもない。

というわけで、今回は投資信託などの商品自体の見直しをしました。
同じ分類にも各社様々な商品があるので、比較してみて乗り換えるなり、更に分散させるなりで今後しばらくの間の方針を検討しましたよ。
とりあえず某メガバンクの証券口座で塩漬けになってたのは全部切ったりとか。

それから、アセットアロケーションによる投資戦略としては邪道というか、違うのだと思うけど、全体としてはアセットアロケーションを組んで「長い目」で運用しつつも、「流動性資産」扱いで株などのスイングトレードをしてたりするわけで、ここでいかに儲けるが実は一番の関心事だったりしています。
この辺はだいぶ「自分流」を確立しつつあるとは思うけど、まだ試行錯誤が続くのかな、と。

いずれにしても思うのは投資って、シミュレーションだけでグダグダしてても意味ないよね。
やっぱり自分の金を実際に突っ込んで試してみないと真剣に考えなくて学べないし、多少の損もしてみた所ではじめて見えてくるものがあると思う。
シミュレーションするにしても実際の経験を積んでいるからこそより精緻にやれるようになると思うわけでね。

本当ならもうちょっとマトモに利益出してからでないと、こういう事も説得力ないんですけどね。

2011年1月1日土曜日

『朝まで生テレビ』で「放送事故」の件

私も珍しく昨夜の『朝まで生テレビ』を見ていましたけど、実際に番組を見ていた一人としては、この件で騒いでいる人もこのニュース自体も「バカじゃないか?」というのが率直な感想。

『朝まで生テレビ』で放送事故!? 少女の猥褻イラストが放送される – ロケットニュース24(β)

そのページには小学生(中学生?)ほどの年齢と思われる少女が海に入っており、Tシャツが水で濡れて胸部の肌が透けて見えているイラストが描かれていた。これに対して一部の視聴者たちが「大丈夫なのか?」と思ったようで、インターネット上で問題視されているのだ。

私自身、リアルタイムに見ていたけど、こんな詳しく描写ができる程はっきりとは写っていなかったと思うよ。
東浩紀氏自身も「写していいのかな?」とか言いながらだったんで、多少ドキドキはしましたが、なんか女の子を描いた絵だな、くらいなもので。
ちょっと露出多目な絵かな、くらいはわかったし、そういう議論で引き合いに出すくらいだからそれなりのものだろうとは思ったけど、そんな具体的にわかる程には写ってないって。

なんとなく「思想地図β」の本を手に取ってその絵をちゃんと見たことがある人が「見せているのはあの絵のはず」と後付けで騒いでいるだけな気がするわけですね。

番組としては、上杉隆氏が「電波オークション」の事に触れた途端にCMになったりとか、Wikileaks などに絡めて既存メディアのあり方を問うような内容も多く、テレビ的にどこまでOKなのかな?と思える事もそれなりにあって面白かったと思ってますよ。

2010年の記事別アクセス状況まとめ

先ほどの月間に引き続き、Google Analyticsによる2010年1年間の本blogの記事別アクセス状況をまとめました。

  1. Bloggerでトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  2. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  3. WshShellの Execで実行したコマンドが終了しない (2010/03/29)

  4. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  5. VMware Player が「個人利用、非商用利用に限る」という件 (2010/09/18)

  6. Microsoft Money再インストールでオンラインサービスが再度有効になった件 (2010/09/20)

  7. UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)

  8. フォトリーディング練習中 (2008/05/24)

  9. ICAEWのIFRS Certificate日本語試験を受けてみた (2009/12/14)

  10. はかるだけダイエット!のブログパーツ (2008/03/19)


昨年と違って、ちゃんと今年書いた記事がいくつか入っているのでかなりマシになった気がする。
それでもまだ「2008年モノ」が半数以上を占めているのは相変わらずですね。

不作だった「2009年モノ」でも12月に書いた「IFRS Certificate」が入ってきた。
これ自体には大したことは書いていないのですが、まだIFRS Certificate自体の情報が少なすぎる為という感じで、もう少しIFRS自体が盛り上がってくれば淘汰されていく事でしょう。

それにしても昨年も書いたが「はかるだけダイエット」がなぜこんなにアクセスがあるのか...?
サービス停止してしまいましたので、その影響でググって来るのが一時的に増えたというのはあるかもしれませんが。

2010年12月の記事別アクセス状況まとめ

あけましておめでとうございます。
2011年の初投稿ですが、今年は別にベタな挨拶とか抱負みたいな記事は書かなくてもいいかなと思いまして、いきなりルーチン記事から。

Google Analyticsによる本blogの2010年12月の記事別アクセス状況をまとめました。


  1. Microsoft Money再インストールでオンラインサービスが再度有効になった件 (2010/09/20)

  2. VMware Player が「個人利用、非商用利用に限る」という件 (2010/09/18)

  3. WshShellの Execで実行したコマンドが終了しない (2010/03/29)

  4. Burrn!が電子雑誌化された (2010/09/12)

  5. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  6. Blogger でトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  7. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  8. UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)

  9. Oracleの環境変数設定でハマッた件 (2010/09/23)

  10. IFRS Certificate試験再び (2010/03/22)


12月は意外に記事の数は書けたなという印象ですね。
まあ大部分は12/11~12の土日で一気に書いたという感じですが。
ちょうど風邪でダウンして籠もっていた時か。

Microsoft Moneyのオンラインサービス終了がこの1月末に迫ってきたせいか、それ絡みが増えましたね。結構ダントツかも。

BURRN!の電子版が上位に来ているのは、ちょっとどうなんだろうと思います。
そもそも本来あるべき情報が少な過ぎて、このBlog記事が検索上位に表示されている感じで。

上位はまた固定化してきたな、という感じで。
これに替わる記事はそうそう書けんな~という気がしてます。

まあ地味にでもマイペースで継続していこうと思います。