2010年8月24日火曜日

『拝金』

堀江貴文氏( @takapon_jp )の『拝金』、私としては初のiPhoneの電子書籍として読みました。

1,000円という値段にちょっと迷いましたが、実際に読んでみたらとても読みやすくて面白いと思いました。
ありがちな手法ですが、980円とかにするだけでもっと売れるんではないかと思いました。

特に「マスゴミ」のあたりがスリリングでリアルな感じがした。
私は既にテレビとか既存メディアはほとんど見なくなっているけど、改めて現状のままなら必要ないなと思いつつ、依然として持っているその影響力の大きさを感じた。

それから起業の話。
「年商1000万円くらいなら誰だってできる」って話はなぜだか説得力があった。

中学生くらいの時に「サラリーマンにはなりたくない」とか言ったら、ある同級生に「お前みたいに頭のいい(=成績がいい)奴こそ、大学とか出てサラリーマンになるもんなんじゃないの」と言われてものすごく違和感を感じた事を思い出した。
ここで言ってた「サラリーマン」というのもかなり限定的で偏ったイメージだな、と今となっては思うけど。いわゆる「大企業の」ということなんだろうか。自分で商売とかやるよりも「安定」するんだから、そういう道を選ぶのが普通だろってことだったのだろうか。
当時の私には理解できませんでしたけど。

ともかく、とりたてて有名になる必要もなく個人で地味にやっていくくらいなら、なんとかなるのかなあとあらためて思いました。特に自分の場合はIT系の基本スキルはあるわけで。
大事なのは「アイディーア」なわけですね。

それから「あとがき」にあったこの辺。

お金がないときはやれることに限界があるけど、お金があればやれることがどんどん広がる。つまり、お金を持てば持つほど、お金から解き放たれて自由に発想できるようになる。

これは私もずっと前から思っていることと同じだと思いました。
そんなにすごく金を持ったことはないから「突き抜ける」とかそういう感覚はまだわからないけども、やりたいことをやるためにはお金は必要っていうのは間違っていないと思う。
その為に金儲けするわけで、金儲けそのものが目的じゃないよねと。

拝金

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