「英語の公用語化」がどれだけ効果があるものかもわかりませんね、という思いもあるのですが、この記事で言っていることの一つ一つはそんなに間違ってはいないと思いつつ、どうも違和感がありました。
「英語を公用語化」する企業はグローバルを履き違えている。必要なのは多言語化[絵文録ことのは]2010/06/30
しかし、わたしはこれに異義を唱える。「英語=グローバル対応」というのは、グローバル化を理解していない。「英米ローカル=グローバル、他文化ローカル=ガラパゴス」という勘違いがその根底にある。わたしなら「できるだけ多様な第二(・第三)言語」の習得を強力に進める。「英語化」ではなく「多言語化」を強く主張する。
これが楽天とかファストリとか個別企業の施策に対してのあまりにも語調の激しい反論・批判だからかな?
全体を底上げする為にも「まずは英語」で別にいいじゃんって思うし、「英語を会社の公用語化」するからといって、他言語の必要性を否定しているものでもないと思います。
ただ、ネイティブじゃない人も含めて、ビジネスの現場における世界共通のコミュニケーション言語として英語が一番実際的だということは間違いないと思う。
企業の施策なんだから、コストに見合う効果が得られるのかっていう観点も外せないわけだし。
マーケットとして見る時が一番多いと思うけど、とにかく必要だとなれば英語以外の言語だってやるでしょ。
でも、それは全員ができるようになる必要はないわけで「会社の公用語化」という話とは全然別だよね。
「英語は必須」と言っているだけで、「英語だけでいい」とは誰も言っていない気がしますが。
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