2009年5月26日火曜日

そこにラウドネスが来るのか?

シンコーミュージックの新刊バンドスコアだそうですが、

バンドスコア アラフォー世代のJ-ROCK


ちょうど私が中学生くらいの頃の曲ばかりで、タイトル通りで「なるほどね」と思ってみていたのですが、

16. CRAZY DOCTOR アーティスト: ラウドネス(作曲: 高崎晃 作詞: 二井原実)

さすがにこれにはびびった。

まあ世代的には似たようなものなんだろうけど、毛色が違い過ぎではないでしょうか。

掲載されている他の曲と一緒にはやらないだろうと。

それとも、私よりもう少し上の世代にしかわからない何かがあるんだろうか?

2009年5月21日木曜日

社内向けのアウトプットが足りないとか言われてもな

ちょっと年俸更改のついでにいろいろと説教されて、なんだかなあという感じです。
愚痴になってしまいますが。

要するに「社内に向けたアウトプットが少なくて存在感を示せてないから高く評価できない」みたいな話で。

すごくごもっともな話だし、自分にも足りない面が多々あるのは重々承知しているが、
でもやっぱり、現場に出てお客に対してどれだけ価値を提供できるか、最重要だろうと思っている。

確かに、現場にいない人がそういう所をうまく評価するのが難しいのはわかる。
問題なくこなしているのは当たり前にしか見えなくて、
トラブルが起きたら減点するしか術がないのだろう。

とは言っても、「現場でどうしているかはよくわからないから、それよりも
もっと社内や部門内に影響力を持つようなアウトプットを出せ、
そうでなければ評価できない」というのは、ちょっと開き直りが過ぎるのではないか?

もちろん評価される側の方法論というか戦略としては必要なことだし、
上の方の立場でそう考えてしまうのも理解できるが、
評価する側の言い方としてはもっと考えたほうがいい。

2009年5月10日日曜日

アセットアロケーション

久々に自分自身の投資の話。

ちょうど1年くらい前から株の短期売買は面倒くさくなってやめて、アセットアロケーションを意識し始めました。

投資資産を国内株式/海外株式/海外債券/国内債券/その他に分類して、毎月月末時点の状態を見て翌月の売買を決めるようにしています。
別に毎月にリバランスしているわけではないです。
あくまでその月に投資資産に組み入れる金額をどこに振り分けるかを決める為に、月末時点のアセットバランスを参考にしているというだけです。

よく時間分散の意味も込めて積立投信が推奨されたりしているけど、私は全くやる気がしません。
確かに毎月同じ銘柄を同じ金額で買う事が数ヶ月続く事はあるけど、すぐに目指していたバランスに達して、買い続ける必要がなくなります。
私みたいに小額でアセットバランスを意識する為には、しっくり来ない感じ気がします。

まあ積立投信は、アセットバランス以前の問題として、毎月一定金額を投資に向ける事自体がなかなかできない人向けという事なんでしょう。

そんな感じで毎月一定金額を投資資産に組み入れるにあたって、理想のアセットアロケーションのバランスに向かって補正されるようにしてきて、ちょうどこの3月くらいでほとんど補正する余地がないバランスになったところでした。

で、確かにこの3月から回復というか、底を打って上昇し始めたように見えます。

特に海外株式に関しては、3月末時点でほぼ基準割合通りの評価額だった為に4月は買い増しを全くしていないのに、4月末時点で基準の割合を超過してました。

まだ、個別にはまだほとんどの銘柄が含み損状態なので、すぐに売ることはないですが、これからはリバランスの売りをどういう基準でやるのか、もっと厳密な自分のルールを考えないといけないですね。
単に評価額が上がったと喜んでいるだけでなく、それなりに利益を確定しておかないと、また落ちたら元に戻るだけになってしまうので。

回復の兆しが徐々に 「景気見通し上方修正」の発表はいつになる?

事実3月中旬からすでに米国はじめ世界的に株価が大幅に値を戻し、金融市場で懸念されたような「世界経済メルトダウン」の危険性は遠のいているように見受けられる。


まあ、そんなにすんなりとは行かないんだろうけど。

ただ、各方面で不景気だからと財布の紐を締め続ける事にも疲れてくるので、しばらくは上がったり下がったりを繰り返すのではないでしょうか。

英会話スクールに通いはじめた

「英語を勉強するネタは、お金をかけなくても、いくらでも手に入る」と思いながら、結局この10年まともに勉強できなかった。
一昨年くらいから、Podcastを色々と落として通勤電車で聞くようにはしているけど、やっぱりそれでけでは話せるようにはならないので、全然上達した感を得られていないんだよね。

というわけで、結局お金を使って無理矢理やらなければいけない状況に自分を追い込もうという事で、英会話スクールのマンツーマンレッスンに通う事にしました。

そして、金曜日に初回のレッスンに行ってきました。

扱っている英語は聞く分には難しくないんだけど、自分でアウトプットできるかというと難しい。
何より英語に慣れる機会を定期的に持つ事がまずは必要だと思っているので、内容的に難しすぎて負担になってもいけないので、ちょうどよいなと思いました。

これでまた一つ、自分が凡人である事を認めた事になりますね。
まあ目的さえ達成できれば、どうでもいい事ですが。

2009年5月6日水曜日

『IT産業 再生の針路』

日経BP社編集委員の田中克己氏の『IT産業 再生の針路』。
もう2~3ヶ月も前ですが、ちょっと空いた時間に立ち寄った本屋で、なんとなく衝動買いした本でした。

『IT産業 再生の針路』 破壊的イノベーションの時代へ


昨今の状況において、外資系の会社にはほとんど触れず国内の会社に限定した話をすることにどれほど意味があるのか?というのが最初の印象。
まあ、IT業界の関係者だったら、一読くらいしておいてよいものだと思う。
ここに名前が出てくるような大手企業の動向については、就職活動の学生にとってもちょうどよいかも。

大手はなんだかんだ言っても、それなりの独自性が確立できているからこそ、その位置に行けているわけだろうから、参考程度に読んでおけばよいと思う。中の人でも、ここに書いてあるような経営レベルの話はピンと来ていないかもしれないし。

それよりも切実な問題はやっぱりこれなのだろう。中堅・中小がどうしていくべきか。

P.151

中堅・中小ソフト開発会社の有効な生き残り策
  • オフショア開発に取り組む
    コスト削減を図るため、共同でオフショア開発を手掛ける

  • 中国やインドの技術者の採用
    目が輝いている海外技術者を採用し、技術力を高める

  • 下請けから専門特化型会社への転換
    業種、業務、技術などの得意分野を明確にする

  • 持ち株会社の設立
    得意技を持つ中堅・中小ソフト開発会社の企業集団を形成する

  • ユーザー企業との共同開発
    リスクをシェアして、パッケージ・ソフトを開発したり、一体となり新規事業を立ち上げたりする

ただ、これをパッと見て思うのは、同じレベルの話が並んでない、という事。

何をするにもまずは3番目にある「業種、業務、技術などの得意分野を明確にする」というのが必須だろうと思うのだが。これをやった上でその他の策が具体化できるようになるのだと思う。

中堅・中小会社だと総花的に何でもできます、というわけにはいかないから、必ず何かしらあるはずなんだよね。それが市場全体から見て特に優れているわけではないだろうけど、自分の中では比較的「ここはいける」と言えるものがいくつかあるはず。

得意分野を明確にした方が、現場の人間もプロ意識が持ちやすくなるだろうし、内外にとてもわかりやすくなる。

そこで懸念されるのは、「ここがうちの得意分野だ」と宣言する事で、それ以外の分野で以前から手掛けている仕事は傍流だと考えられてしまう事かもしれない。
そういう分野の仕事はすぐにやめられるわけでもないし、やめる必要はない事も多いだろうが、そこに従事する社員のモチベーションをいかに保つかは、それなりに考えないといけない事だと思う。

そうは言ってもやはり「何が得意分野なのか」「これから何に注力していくのか」は会社の方針として明確にすべきだ。
売上や利益の数値目標を立ててそれが達成できるかどうかを追及する事はもちろん大事だが、具体的に何をする事でそれを達成していくのかを明確にしていかないと、現場で頑張るメンバーの方向性を一致させる事ができないと思う。

この「何が得意分野なのか」「これから何に注力していくのか」は毎年見直して数年単位で変えていかなければいけない事だろうから、躊躇するのかもしれない。また、新しいビジネスの話は上のほうの人間の縁で始まる事も多いから、明確にした得意分野と相容れない場合に機会損失する事を気にしているのだろうか。

結局、会社も個人も生き残る為に必要な事は同じだという事だね。
思考停止せずに、自分の強みを捉え、当面注力すべき分野を明確にする、そしてそれらは常に見直し柔軟に方向転換していく事が必要なんだ。

2009年5月5日火曜日

一つのプロジェクトが終わり次の展開へ

昨年夏より関わっていたプロジェクトが終了しました。

このプロジェクトでは基本的に自分でプログラムを書かなかった。
これは初めての事と言っていい。
厳密に言えば、結合テストで発生した問題の対応に関して、
時間的な制約から、若干の修正に手を付けた事が一度だけあった。
それでも、基本的には要件定義、基本設計をして、その後は、
コードレビュー、テスト結果レビューや各種調整に徹した。

コードレビューなんかは、原則全てに目を通し、相当細かいところまで指摘していた。
自分自身がプログラムを書いていたら、
この期間でこの規模のものを作るのは無理だったろうし、
こういうレビューをちゃんとやる事でチーム全体のレベルを底上げしていく
という感覚を実感できたのは大きい。

もちろん、そういうレビューの指摘に応えられる程度の
スキルを持つ人が揃っていたからできたという事もある。

何を何度言ってもわからないやつはいるものだからね。
本当はもっと相当根気強く試行錯誤すればわかるようになるんだろうけど、
プロジェクトの最中にそこまでやっていられないというのが実情。

そんなわけで、技術的に新しい話はほとんどなかったが、
プロジェクト管理的な事について大いに学べたプロジェクトだったと思います。

連休明けからは少し生活が変わるものと思います。
朝早くなるのは少ししんどいかもしれませんが、まあ慣れの問題でしょう。

実はこの不況のせいもあって、次に何をやるかがまだ決まっていない。

でもこれはむしろチャンスと考えたい。

この機会に次の自分の身の振り方をしっかりと考え、早く決めたいと思う。

自分を信じてもっと自己投資を - 『頭のいいお金の使い方』

午堂登紀雄氏の『お金の流れを呼び寄せる頭のいいお金の使い方』。

お金の流れを呼び寄せる 頭のいいお金の使い方

「極論」含め色々な事が書いてありますが、一貫しているのは「お金を使う」という事は「消費」ではなく「投資」と考える事だと思います。
一つ一つの細かい話を取り上げて「誰もがそんなふうにできるわけない」と批判するのはナンセンス。
これだけで何もかも鵜呑みにする人はいないだろうし、これをきっかけに自分なりに考えて行動ができるようになればよいのだと思います。

私が一番ひっかかったのは、やはり自己投資に関する以下のくだりでしょうか。

P.63

自分の成長を信じられる人なら、おそれず自己投資にお金を使えます。自己投資にお金が使えない人は、自分が成長することを本気で信用していない人です。それはつまり、自分の将来を信じていない人です。

自己投資で難しいのは得られるリターンが計りがたいことでしょうか。
実際はたぶん逆で、自分が得たいリターン(目標)を自分で決めて、その為にどんな自己投資が必要かを考えるのがあるべき流れなのだろう。

それからこの辺も大いに同意したいところでした。

P.186
「お金だけじゃむなしい」なんていう人に限って、たいしてお金をもっていないし、気前よく使うこともできないものです。なぜなら、そんなことを平気で口にする人は、とても傲慢だからです。
本当の貧乏を知らないからいえるのです。仕事に就くこと、お金を稼ぐことのたいへんさを知らないからいえるのです。お金で苦労している人への想像力が欠如しているからいえるのです。

別に「お金が全て」とか「お金だけが大事」なんて一言も言っていないんですよね。
幸せになるためにはある程度のお金は必要であることは間違いないし、その程度にお金へのこだわりは持っていいと思います。
これは私自身ずっと前から思っている事です。

『すべての経済はバブルに通じる』

新しくはないですが、小幡績氏の『すべての経済はバブルに通じる』を読みました。

すべての経済はバブルに通じる

発行が2008年8月ということで、「リーマン破綻」以前なんですが、いわゆる「サブプライム問題」をきっかけにした一連の金融危機の基本的なことがよくわかる感じだと思います。

個人的にはこれを読んで、投資における流動性リスクというものが、あらためてよくわかった感じがしました。そんなの「さわり」でしかないんだけど。

バブルはバブルの最中は気づかずに崩壊して初めて気づくものではなくて、ほとんど誰もがバブルに乗って儲けている事を知っているのだという事。そして、バブルは繰り返し発生するという事などがポイントでしょうか。

P.242

20世紀までの古典的なバブルにおいては、中央銀行が通貨をコントロールすることにより、発熱した子供のおでこに氷を当ててやるくらいのことはできた。しかし、21世紀のリスクテイクバブルをはじめてとするキャンサーキャピタリズムは、金融資本市場に構造的に埋め込まれてしまっているから、これを除去することは不可能である。キャンサーキャピタリズムにおける金融資本の自己増殖願望を根絶しない限り、発症および増殖をとめることはできないのだ。

但し、ここで「不可能」とあっさり言い切ってしまう所には違和感を感じた。
「バブルは繰り返しどこかで発生する」という事と裏返しで同じ事を言っているのだろうけど、「不可能」と言い切る事でそれまでに感じていたある種の「ゆるさ」が突然絶たれた感じでしょうか。

それに「発熱した子供のおでこに氷を当ててやる」のも対症療法でしかなくて、別にバブルそのものを除去できていたわけでもないだろうし。

どこかでバブルが始まると様々な要因からその加速度が凄い事になるのが現代だというのは感覚的にはわかるけど、過去のバブルとそんなに言う程違うものかはよくわからない、という気がしました。

いずれにしても、自分が投資にどんなスタンスで臨むとしても、市場はこういう原理で動くものだと承知しておくべき事がいろいろと書かれていると思います。

2009年5月4日月曜日

2009年4月の記事別アクセス状況まとめ

Google Analyticsによる本blogの4月の記事別アクセス状況をまとめました。
ちなみに先月分はこちら

  1. Bloggerでトラックバックをできるようにする (2008/04/20)

  2. mixiがつまらない理由 (2008/02/14)

  3. フォトリーディング練習中 (2008/05/24)

  4. Oracle 11g をインストールしてみた (2008/01/28)

  5. プロジェクトマネージャ試験を受けた (2009/04/20)

  6. UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)

  7. Virgin Killerのジャケット画像 (2008/12/14)

  8. Oracle Enterprise Linuxをインストールしてみた (2009/02/12)

  9. グロービスの『クリティカルシンキング』修了 (2008/09/22)

  10. 再びmixiがつまらない理由 (2008/02/29)

  11. はかるだけダイエット!のブログパーツ (2008/03/19)


4月も結局5件しか書けなかったのですが、なぜか「プロマネ試験」の記事がランクインした。
試験とは別に「プロマネ」に関しては最近いろいろ考えるので、そのうちまた何か書きたいと思っています。

新規ではないのに「Oracle Enterprise Linux」とか「再びmixiがつまらない理由」が突然ランクインしたのも不思議な感じです。

毎月同じような事書いている気がしますが、ちょっとしたことでいいからもっと記事を増やしていきたいです。