年末年始休暇に入ってからは毎日ひたすら大掃除をしている。
掃除というか、メインは片付け。
年末だからといって、今年1年分どころではない。
今のマンションに引っ越してきた時もほぼ手付かずだったダンボールも開けて、残すものと捨てるものを選別した。(というか、まだ終わってない...)
すると、7~10年くらい前のネタがたくさん出てくる。
こうしてみると当時からLinux絡みのオープンソースは色々と調べてやっていたようで、感慨深い。
当時は仕事ではWindowsNT関連ばかりを扱っていたのだが、要は環境構築とかネットワークとかシステム管理とか、いわゆるシステム基盤が興味の中心だったから、その延長で色々と調べていたのだと思う。
その後に仕事が業務アプリの開発にシフトしたことであまり追っかけなくなった。
その転換自体は、私にとってはたぶん良いことだったと思う。
デスマもそれなりに経験しながらも、企業が基本的に必要とするシステムの全体像を理解する近道になったと思う。
とはいえ、やっぱり基盤環境系と業務アプリ系を両方経験できたのは大きいし、自分にとってはこの順番も重要だったと思う。
なんてことを片付けながら考えていましたが、その辺の発掘資料のほとんどは破棄します。
たいていのものは今さら使えないし、使えるものがあるとしても今時必要ならすぐにネットで手に入る。
ていうか、当時からほとんどがネットで調べていたんだけど。
とにかくきれいさっぱりして、来年はまた新たな段階へ行きたいと思っています。
2008年12月30日火曜日
大掃除しながら思う
2008年12月28日日曜日
「勉強」とか「頭がいい」とか
こう見ると、2つの記事で「勉強」に関する話が矛盾している気もする。
404 Blog Not Found:勉強が出来る=何がいい?
勉強って、ほとんど頭使わないよね。
人様に言われたことを、やればいいんだから。
404 Blog Not Found:それって勉強じゃないよ
なぜ彼らが十分な評価を受けていないか。
勉強が足りなかったからだ。
「もっと評価されてよい」?これほど勉強不足な台詞は他にはない。
もっと評価されたかったら、もっと勉強するしかない。
その能力が相手にとってどんな価値を持つのか、相手にわかるよう説明していくしかない。
それこそが、勉強。
なぜかと言うと、「勉強」が後者の記事のようなものであるとすれば、その為に「ほとんど頭を使わない」なんてありえない。むしろ、学習や研究よりも、よほど頭を使わなければできないことだと思うから。
まあ矛盾というよりは、同じ「勉強」という言葉を使いながらも実はその言わんとするもののターゲットが違っているということだろうし、それは着想に基づく効果の為にあえてそうしているのかもしれないけど。
「勉強」とか「学習」とか「研究」とかの言葉の使い分けにはあまり興味はない。
特に語源をベースに意味を考えるのは参考程度にはよいのだけれど、言葉は恣意的で変化するものだし、今を生きる自分の言語感覚を大事にすべきだと思ってしまう。
一応、私の言語感覚でいうと「学習」は learn で、「研究」は study なんだけど、「勉強」はしっくり来るものが思いつかない。しいて言えば work なのかな?それなら弾さんのいう「勉強」にも通じるものがあるのかもしれない。
ただ私にとって「勉強」は「学習」や「研究」と違うものとして区別するものではなくて、むしろ「学習」や「研究」を含みつつもそれぞれにはない要素も併せ持つ、より広い概念という感覚がある。
だからあえて言うが、まさに人生は「勉強」だと思う。
「勉強」をそういうふうに考えているということを踏まえれば、「勉強ができる=頭がいい」というのは言葉そのままでは正しさがあると思う。それは「学校の勉強ができる=頭がいい」ではないからね。
ちなみに「学校の勉強ができる」のつながりですが、
「勉強ができる」という蔑称 - 理系兼業主婦日記
それ以来、私には「頭のいい子」という称号がついて回った。
賞賛の意味でそう呼ばれることが多かったが、「変わってる」「すかしてる」という意味での蔑称として呼ばれることもあった。
だから、私は「頭がいい」と言われることが、どうしても好きにはなれなかった。「まじめ」「いい子」という呼び名も、同じ意味で嫌いだった。
この感覚は私もよくわかるんですね。
小学生の時は「勉強」していた記憶は全然ないのだが、テストの点数だけはなぜかよかった。
中学ではさすがに「勉強」はしたけど、それは例の「頭を使わない勉強」だから苦労したという感覚はない。そんな感覚でしかないのに学年1位が普通だった。中学校自体のレベルは低かったと思うけど。
そんな感じで、私も小中学生の時は「頭がいい」と言われ続けていた。
そう言う人たちがどういう感情を伴ってそう言っていたかは知る由もないが、言われた側からすると「普通じゃない」「自分たちとは違う」と仲間外れにされたような疎外感が少なからずあったよね。
高校や大学では「本業」ではない音楽絡みにハマっていたおかげでほとんどなかったんだけど、そういう「普通じゃない」「自分たちとは違う」的な発言は、社会人になってからまた言われるようになった気がするね。ITに関する知識、スキル、発想に関しては、特にそう。業界全体からすれば大したことないはずなのにね。
今や「我が道を行くのが大事」と思っているし「人とは違う個性こそ勝負どころ」だとか思うから、それでへこんだりすることはないけど、自分が拒絶された感じはどうしても残るような気がする。
それでも今では、そんな人自身やそんな人がいる環境は、「つまらない」というのが最も強く思う事になっていますが。
2008年12月27日土曜日
薄くなった日経SYSTEMS
数日前のことだが、日経SYSTEMSの2009年1月号が届いてその「薄さ」に驚いた。
裏表紙をめくったところに「138」とあるので、表紙含めて140ページ。
直近のバックナンバーを見ると、10月号が172ページ、11月号が148ページ、12月号が164ページで確かに減っているけど、11月号は近いものがある。
とはいえ、実際に手に取った時に感じる薄さは衝撃的で、過去に休刊になったいくつかの雑誌のことを想起してしまった。
不景気になると真っ先に削減されるのが広告宣伝費というのは、よくある話だし、昨今の経済環境の悪化で、それだけ広告が減っているということだろうかね。
2008年12月24日水曜日
ハードディスクって安くなったね
知っている人にとっては、今さらな話。
勉強のネタとして、そろそろテクノロジー系も再開しようかと思っていて、テクノロジー系となると、実際にいろいろと試しながらでないと身にならないので、その為にはやっぱり仮想マシンが重宝するんだけど、ディスクが足りなくなるかもしれないな、と思った。
今でもトータルでは400GB以上あるから、いらないものを整理すればそれなりに空きは作れるだろうとは思っています。
ただ念の為、価格とか調べてみると、今時は1TBくらいが普通で、500GBだと外付けでも7000~8000円くらいで入手できてしまうことがわかった。
というわけで、ディスクの空き容量確保の為に苦労するのがアホらしくなって、早速500GB買ってきた。
使用年数からすると、そろそろパソコン自体が替え時なのかもしれないとは思っているのですが、とりあえずその必要性は感じずにまだまだ快適に使えています。
私の場合、デジカメとか動画とかをヘビーに使わないからだと思いますが。
2008年12月19日金曜日
日商簿記2級は落ちました
以前、「日商簿記2級を受験してみた」と書きましたが、結果が出ました。
案の定というか、落ちてました。
工業簿記の仕訳を作る設問が0点って一体どういうことだろう?
あの辺はそんなに悩みどころではなかったと思うのだが、やっぱり勘定科目ごとにサマリしていないのがいけなかったのだろうか?
2008年12月18日木曜日
You are the Miracle - この世で一番の奇跡
地元の図書館で妻が見つけてきた本。
読んだのはハードカバーでしたが、どうやら文庫本にもなっているようです。
この世で一番の奇跡
「神の覚え書き」とか、どうしてもキリスト教っぽい背景を感じてしまうのだが、実際には特定の宗教などに依存するような話ではないようです。
この「神の覚え書き」を毎晩読むことを習慣にすると、人生が変わり成功できる、とのこと。
そこでは一応、「幸福と成功の四つの法則」ということで以下のようにまとめられています。
・自分の恵みに感謝しなさい。
・自分のかけがえのなさを主張しなさい。
・自分の枠を超えなさい。
・選ぶ力を賢く用いなさい。
要するに人生で様々な意味において成功するための自助について説いているということです。
そういう文章を毎晩読むことで、潜在意識に刷り込んでいくわけです。
これも典型的な成功法則通りですが、毎晩読むにはちょっと長い気がしました。
このタイトルは一体何なのか?というと、自分自身こそが「この世で一番の奇跡」だということです。
自分が今ここで生きている、そのこと自体が奇跡だと。
これは全く初めて聞いた気はしないのだが、改めて納得してしまいました。
2008年12月14日日曜日
Virgin Killerのジャケット画像
あまりタイムリーではないですが、数日遅れで聞いていたBBCのGlobal Newsで取り上げられてて知りました。
「今さら、なんでこれが話題になるのか?」って感じです。
30年前の名作ロックアルバムのせいで英国でWikipediaがアクセス遮断 - ITmedia News
オンライン百科事典Wikipediaを運営する非営利団体Wikimedia Foundationは12月7日、英国の主要インターネットサービスプロバイダー(ISP)がフィルタリング機能と監視機能を導入したために、 Wikipediaへのアクセスが困難になっていることを明らかにした。
Wikimediaは、ドイツのロックバンド、スコーピオンズの1976年のアルバム「狂熱の蠍団~ヴァージン・キラー」に関するページに掲載されているアルバムジャケットの少女ヌード画像がアクセス規制の理由だとしている。
確かに、数あるSCORPIONSの「発禁ジャケット」の中でも最も際立つもの。
他のアルバムの「発禁・差替措置」はほとんど「言いがかり」に近いものを感じるが、このアルバムはさすがに騒ぎになっても仕方ないかな、と思ってしまいます。
バンドのオフィシャルサイトのDiscographyにすら、その画像は掲載されていないみたい。(それでも、差替え版の画像にしていないのはバンド側の意地なのか?)
Amazonの画像も差替え版になっているし、もはやほとんど入手不可能なのではないかと思っていた。
とはいえ、
スコーピオンズ - Wikipedia
当時「ヘア」にポルノ規制の主眼が置かれていた日本は、無修正のジャケット写真が一定期間流通した数少ない国のひとつであった。なお、日本では1999年に児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律が制定されたが、その後もオリジナル・ジャケット版(1995年の再発盤)が生産・流通されていた事が確認されている。
という事らしいので、やはり日本盤を入手して(もしくはもともと持っていて)、その画像を使用したということになのだろうか。
なんせ、うちにもあるくらいだからね。昔から聞いている人にはそんなに珍しいものでもないのだろう。
私が入手したのは10年くらい前だった思うが、CDを見ると1995年ではなく、1989年と書いてある。
確か中古で見つけたものだったような気がする。
ついでに内容に関して書いておくと、1曲目のPictured Lifeの「つかみ」はばっちりなのだが、
後半に進むにつれて聴いてる側がダレてくるというのが個人的な正直な感想。
良くも悪くも70年代らしさを感じるのだが、バンドの音楽性の根っこの部分はずっと変わっていない事もよくわかる。そういう意味では、バンドの偉大さを感じることができる。
狂熱の蠍団~ヴァージン・キラー
2008年12月7日日曜日
11月の記事別アクセス状況まとめ
Google Analyticsによる本blogの11月の記事別アクセス状況をまとめました。
ちなみに先月分はこちら。
- Bloggerでトラックバックをできるようにする (2008/04/20)
- Oracle 11g をインストールしてみた (2008/01/28)
- mixiがつまらない理由 (2008/02/14)
- UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)
- フォトリーディング練習中
- 内定取り消し (2008/11/02)
- グロービスの『クリティカルシンキング』修了 (2008/09/22)
- Google 急上昇ワード (2008/04/23)
- 就職氷河期世代の自己責任 (2008/03/01)
- IKEAのテーブルとチェアの組み立てに思う (2008/05/05)
毎月記事の顔ぶれがほとんど変わりませんが、そんな中で新着記事では「内定取り消し」が入りました。
月間の記事数は若干増やすことができたけど、時間はそんなにかけていないという感覚は持てています。
こんな調子でマイペースでやっていきたいと思います。
2008年12月2日火曜日
裁判員になったことを公にする気持ちがわからない
さすがに「禁止」とは、今回ニュースになるまでは知らなかった。
livedoor ニュース - 【トレビアン】「裁判員の候補になったよ!」mixiやブログで報告相次ぐ!
「裁判員になったことを公にすることは法律で禁止。上司や家族、親しい人らに話すのは構わない。ブログに書き込むのは禁止」
でも個人的には、かなり重要な個人情報としてできるだけ知られたくないと思うけどね。
どんな事件に関わることになるか、わからないからね。
2008年11月30日日曜日
意思ではなく行動を - 『史上最強の人生戦略マニュアル』
諸事情により発売されてもすぐには買わずにいたのですが、このたび読了。
史上最強の人生戦略マニュアル
勝間和代氏の翻訳ということで書店にもものすごい量で平積みされていましたが、
原題が『Life Strategies』と聞いて思い出したのは、フォトリーディングホームスタディ講座の「ボーナスCD」の中で神田昌典氏が言及していたことでした。
「実につまんない本かな?知っていることが多いよね、と思いながらフォトリーディングしていたんですが...」という感じで。
そのボーナスCD(当初はテープだったらしいですが)自体は2001年頃の収録のもののようですが。
メタ成功本を読んだおかげもあって、この手の本のポイントはあまり多くなくて、いろんな本がいろんな言い方をしているだけだというのはもうわかっている。
だから、今さらこの手の本を読んで要約してみても別に面白くもなく、むしろ自分に引っかかる言葉とか表現をいかに見つけるかかなと思っています。
本書では「人生の法則」として以下のようにまとめている。これは目次を見ただけでもわかる。
1.ものがわかっているか、いないか
2.人生の責任は自分にある
3.人はうまくいくことをする
4.自分が認めていないことは変えられない
5.人生は行動に報いる
6.事実なんてない。あるのは認識だけ
7.人生は管理するもの。癒すものではない。
8.私たちは自分の扱い方を人に教えている。
9.許しには力がある。
10.自分が求めているものを知り、要求する。
一つ一つは「なるほどな」とか「そうだよね」と思うことが多いので、読んでみる価値はあります。
でも、フレームワークとしてはうまくまとめ切れていないのかな、という印象ですね。
私にとって本書の中でも特に印象的だったのは以下の部分でした。
P.188行動することが重要であることは既にわかっている「つもり」のことではあるのですがね。
人々は、あなたの意思には関心がない。人々が興味を持っているのは、あなたの行動だ。国税庁は、あなたが税金を払う「つもり」だったかどうかには関心がない。あなたの子供は、あなたが夕食を作る「つもり」だったかどうかには興味がない。
横断歩道にいる人たちは、あなたが止まる「つもり」だったとしても、それで心が慰められるわけではない。大事なのは、あなたの人生のシナリオを決めるのは、あなたの行動だということである。
人生戦略とは、自分の現状を知り、自分の望むものを知り、その望むものを得るために現状で必要な行動を起こすということである。
やっぱり短い言葉でまとめようとするとこんなありがちな表現になってしまう。
だから、人それぞれに自分にしっくりくる言葉を見つけることが大事だね。
それはこの本に限らなくてもよいけど。
映画『BOY A』を見た
確かに悲しく切ない物語ではありました。
BOY A
でも、泣くというよりは、「憤る」(いきどおる)感じかなと思いました。
ストーリーはとてもわかりやすい。
誰もが過去にこだわってしまって、これからの人生を生きることが普通の人たちにとっていかに難しいか、ということかと思いました。
2008年11月17日月曜日
テレビを見るのをやめれば幸せになれるの?
時々出てくるこの手の調査結果は、どんだけのもんなんだ?とはいつも思うことだが。
livedoor ニュース - 幸せじゃない人は幸せな人に比べてテレビを見る時間が長いことが判明
アメリカ・メリーランド大学の調査で、幸せではない人々は幸せな人より多くテレビを見ていることが結論付けられました。
幸せな人と不幸な人をどうやって分けるのかっていうこと自体が難しいよね。たぶん自己申告でしかないのだろうけど。
私自身の感覚としても、以前に比べて幸せ感は増す一方でテレビを見る時間は減ったっという感覚はあるので、相関関係があるようにも思える。
でも、それは別に意図的にテレビを見るのをやめたわけではなくて、他にやりたいことややるべきだと思うことがいっぱいあって、テレビなんか見てる暇はないというだけのこと。
テレビを見る時間は結果としてあるだけだよね。第三因子の見落としだ。
と思ったら、一応日本語記事にはこんなことも書いてありました。
テレビを見るから不幸になる、というより能動的にやることのない不幸な人が、テレビで時間をつぶすことが多いのかもしれませんね。。
まあでも「不幸」と日本語で言ってしまうと、ちょっと違和感があるよね。
西武百貨店の優勝セール
別に何も買う気もなく、隙間の時間潰しに本屋を見て回ろうと思っただけなのだが、
池袋の西武百貨店に行ったら、埼玉西武ライオンズの優勝セールの最終日だった。
それにしても、ライオンズのハットだけかぶっている店員の格好は、あまりにも滑稽な感じがして「ないな~」と思った。
「はっぴ」も着ているなら、まあ仕方ないかと思ったのだが。
日商簿記2級を受験してみた
何年ぶりかも覚えていないが、日商簿記2級の試験を受けてきた。
とはいっても、試験対策的なことはほとんどしていなかったのですが。
近いところでは、『「1秒!」で財務諸表を読む方法』なんて本を読んだりもしていましたが、簿記はその財務諸表を作るまでのプロセスなわけで、財務諸表の読み方を覚えても簿記ができるようになるわけではないのです。
とりあえず、回答欄にはすべてに埋める、ということだけはなんとかしてきました。
一応、何の根拠もない適当な記述ではなく、それなりに(自分なりに)計算した結果を書きました。
この何年もの間、システムで処理される会計データをさんざん見てきていることもあって、
たいていのことはなんとなくイメージはできるのですが、やっぱりそれだけでは限界があるよね。
仕訳を書くときとかって、やっぱり勘定科目でサマリすべきなのかね。
システムではかなり細かいレベルでデータを保持するから、同じ科目がずらっと並んでいてもそんなに違和感ないということもあるんだけど。
まあ、とりあえずこの数ヶ月続けてきた試験ラッシュは一旦区切りかな、と思います。
2008年11月12日水曜日
ついに携帯にもスパム
世の中的には今さらな話なんだけど、昨日の夕方くらいから携帯のアドレス宛にもスパムが来るようになってしまった。
絶対どこかから漏洩したんだろうと思うけど、それもわかりようはない。
会社のアドレス宛のスパムもいまだに来るけど、それ以上に相当うざい。
というわけで、送信元のアドレスはさまざまで個別に拒否りようがないので、
ドメイン指定受信を設定することにした。
今のところ、よさげな感じです。
2008年11月9日日曜日
経営的会計入門+α - 『「1秒!」で財務諸表を読む方法』
少し前に仕事で参考にするかもしれない会計の本を漁っていた時に、ついでに買った本。
この本自体を仕事で参考にしようと思ったわけではないですが。
本書は小宮一慶氏による会計の入門本。
「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本
目次 (東洋経済新報社より)
第1章 「1秒だけ財務諸表を見るなら、どこを見るか?」―貸借対照表
第2章 「なぜ、国の財務は破綻しないのか?」―損益計算書
第3章 「なぜ、リニアや第二東名はなかなか完成しないのか?」―キャッシュフロー
第4章 「なぜ、IT企業はブランドにこだわるのか?」―固定費と変動費
第5章 「なぜ、航空券には早割り格安チケットがあるのか?」―増し分利益
第6章 「なぜ、液晶テレビの価格はどんどん下がるのか?」―直接原価計算
第7章 「なぜ、小林製薬ではヒット商品が次々と生まれるのか?」―PPM
第8章 「なぜ、企業業績は良いのに『現金給与総額』は上がらないのか?」―付加価値
本のタイトルは釣りでしかなく、目次を見てもわかるように、「1秒で財務諸表を読む」というタイトルに直結した話は第1章のみ、しかも最初の数ページで終わっている。
本書は要するに簿記とか仕訳とか財務諸表ができあがるまでの実務上の細かい話ではなく、できあがった財務諸表を経営的な観点でどう見るかについて入門本ということであり、そういう意味ではとても読みやすいものになっていると思います。
ただし、そう思えるのも実はそれなりに会計の前提知識があるからかもしれません。貸借対照表や損益計算書について、少なくとも「見た目」としてどういうものなのかがイメージできていることが必要だと思います。
とはいっても、そんなイメージすら持てていない人がこの本のタイトルには釣られることはないだろうから、それでもいいのだろうと思います。
本書のもう一つのポイントとして、企業には厳しい会計制度や開示要求があるのに、十分な情報開示がなされないまま財政赤字を垂れ流し続ける政府や自治体への批判が随所に見られます。読後感としてはむしろこっちの方が大きかったりします。
2008年11月3日月曜日
池袋のイタリア料理 - Trattoria Una Volta
あえて恒例にしようと思っているところもありますが、昨年に引き続き今年も行ってきました。これで3年目。
予備校に囲まれてちょっと奥まった所にあり、周りも暗くて、遠目にはそこに店があることすらなかなかわからないのですが、その分静かで落ち着いています。
でも昨年に比べると客が多くなってて、店の中はそれなりににぎやかだったかもしれない。
相変わらずホームページはなさそうな感じなのでリンクは以下の通りで。
Trattoria Una Volta(トラットリア・ウナボルタ)/池袋/イタリアン、イタリア料理[食べログ]
ぐるなび - Trattoria Una Volta
もっと料理の話を書けって気もする。
もちろん気に入ってなければリピートなんかしません。
映画『P.S.アイラヴユー』を見た
30代の既婚者向けというところでしょうか。
映画『P.S.アイラヴユー』公式サイト
たぶん日本的な感覚では分かり難い点もあると思うけど、最後の手紙のところではウルっと来ました。
でもエンドロールで徳永英明の日本語の歌が流れたときには、耳を疑った。
曲自体はいい曲なんだと思うけど、あのタイミングであれはないな~、と思った。
2008年11月2日日曜日
10月の記事別アクセス状況まとめ
Google Analyticsによる本blogの10月の記事別アクセス状況をまとめました。
ちなみに先月分はこちら。
- Bloggerでトラックバックをできるようにする (2008/04/20)
- mixiがつまらない理由 (2008/02/14)
- フォトリーディング練習中 (2008/05/24)
- これはいい!Programming First Development (2008/05/28)
- 「婚活」時代 (2008/03/09)
- 就職氷河期世代の自己責任 (2008/03/01)
- UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)
- Oracle 11g をインストールしてみた (2008/01/28)
- Google 急上昇ワード (2008/04/23)
- グロービスの『クリティカルシンキング』修了 (2008/09/22)
今月は新着記事のランクインなしという状況。
何を書いてもいずれにしても独り言でしかないのだけれど、書いている事がblog界隈のネタへの反応ではなくて、より内省的だったり、単に日常的なことになっている傾向があるからかな、と思った。
まあでもアクセス数をアップさせるのが目的でやっているわけでもないので別にいいのです。
自分のテーマとしては、もう少しアウトプットのスピードを高めないといけないなと思います。
これくらいの記事のアップ量ならもっと時間をかけないで済むようにしたいし、逆に今と同じくらい時間をかけるのであればもっとたくさんの記事をアップできるようにしたいなと思います。
内定取り消し
最近の経済状況を考えたら、こういうニュースが出ることはある程度予想していたことだと思う。
livedoor ニュース - 大学生の「内定取り消し」始まった 理由は「経営が悪化したため」
米国発の金融危機や株価下落が、この数年、「売り手市場」といわれてきた大学生の就職戦線にも影響し始めている。「経営が悪化した」という企業側の一方的な理由で、9月ごろから「内定取り消し」をするところも出てきた。
最近は就職活動がどんどん前倒しになっている分、内定決めてから入社までの期間が長くなっていて、企業にとっては先の見通しが立てづらいのだろうな、とは思う。
倒産してしまっては元も子もないから仕方のないこともあるとは思うが、学生の側としては新卒採用でそんな下手なことをしているような会社なのだから、入社しなくて正解だったと考えればいいと思う。
そんな会社のことはとっとと忘れて、次の行動を起こした方がいい。
それはそうと、
「内定を取り消されて損害をこうむった場合、損害賠償請求ができます。例えば、内定をもらい、他の会社を辞退した場合などが考えられます。損害額は『次の就職が決まるまでの期間×支払われるはずだった月給』が妥当なラインでしょう」まだ内定もらってただけの学生なんだから、『支払われるはずだった月給』ないてないだろうに。
なんてピントのずれた話をしているんだろう、って思う。
何もしないと「負けた」感があるのかもしれないから、損害賠償請求なんて話が出るのだろうけど、損害賠償請求なんて、業績悪化した会社と就職できない学生の泥試合でしかなくて、格好悪いよね。
そんなことしてももっと落ちていくだけだから、早く関わりあうのをやめた方がいいと思うよ。
新しい冷蔵庫が来た
先週末に買った新しい冷蔵庫が配送されてきた。
今までは1Kで一人暮らしを始めた時に買った80Lくらいやつで、2LDKに引っ越した時も買い替えず、結婚した時にも買い替えずにそのまま使い続けていたのですが、この夏くらいになっていよいよ本気でしんどく感じはじめて、やっと買ったという感じです。
最近はタンクに水を入れておくと氷をつくってくれるような機能がついているのもかなり一般的で普通にあるようでしたが、見に行くまではそんな機能の存在すら知らなかった。
一瞬「すごい!」と思ったのも事実だが、よく考えてみたら別にいらないな、と思って、そういうのはないやつにして、安く済ませました。
容量は一気に4倍以上になったので、中はまだスカスカなんだけど、やっぱり新しいものは嬉しい。
特にメーカーのこだわりなどもなく、店頭で値段や機能を比較して決めたのですが、たまたまそれがSANYOだった。
サンヨー 355L 4ドア ノンフロン冷蔵庫 SR-361P-S
こんなところでAmazonのリンク貼っても意味ないのですが、一応見つけたので載せておく。
Amazonのマーケットプレイスなどには、自分が買った値段よりはちょっと安く出ているのがあるみたいですね。
でも、設置とか旧冷蔵庫の引き取りとか配送日時の指定とかサービスを考えれば許容範囲だと思います。
で、設置が終わってから、ニュースを見るとこんな記事が。
livedoor ニュース - [パナソニック]三洋買収へ 年内合意目指す
パナソニックが三洋電機を買収する方針を固め、主要株主の三井住友銀行など金融機関3社と本格的な交渉に入ることが1日、分かった。3社が保有する三洋の優先株を取得する方向で協議を進める模様だ。大手電機メーカー同士のM&A(企業の買収・合併)は初めてで、合意すれば年間売上高は11兆円を超え、日立製作所を抜いて国内最大の電機メーカーとなる。パナソニックは年内の基本合意を目指しているが、交渉は株式数や価格を巡って時間がかかる可能性もある。
これはいったい何のシンクロニシティでしょう?
私にとっては何も変わりませんが。
2008年10月27日月曜日
投資は自己責任で
日本郵政にとっては、タイミングが悪かったとしか言いようがないと思うんだけど。
livedoor ニュース - 日本郵政 とうとう投信販売からの「撤収」が始まった
「日を追うごとに増える顧客からの苦情が原因です」
日本郵政に詳しいジャーナリストが言う。郵政が売った投信の基準価額はこの1年間ですべて下がり、中には半分以下になったものもある。
「郵政の顧客は、証券の投資家と違いおよそ3割が初めて投資する人たちといわれている。安全と思っていたら、あっという間に大損した。クレームは当然です。コールセンターやお客様相談室などに文句が殺到しています。電話対応でラチがあかないと“上を出せ”と大変な剣幕で怒り出す顧客がひきもきらないと聞いています」(前出のジャーナリスト)
投資は損失の可能性もあるし自己責任でやるものだ、なんて今さら言うのも恥ずかしいくらいなんだけどな。
こうして日本郵政にクレームをつけている人たちは、きっといつまでもそのことがわからないんだろうな、と思う。
2008年10月26日日曜日
TOEIC 2008/10
前回7月に受けたTOEICは受験後の感触通りさらに点数が悪化してましたので、再チャレンジです。
今回はなんとリスニングの最終問題の時に携帯電話の着信音が鳴るというハプニングが発生。
あれだけ事前に警告されてて、電源を切っているかどうかの確認も一応しているというのに、信じられないと言う感じでした。
そしたらリーディングを含めた試験時間が修了した後に、音を鳴らした本人を除いて該当の問題だけ再実施となった。それで再度問題聞いたら回答はちょっと変えました。
やはり途中で音が鳴ったとしても2回目として聞けるのは結構違うものだと思いました。
いずれにしても思ったのは、リスニングの最後の問題のところでよかったね、という事。
もっとリスニングの途中段階で起きていたら、それで集中力とかペースが乱れて、それ以降の問題もボロボロになっていく人も結構いると思うんだよね。そうなると、単純にその問題だけやり直されても納得できない感覚を持つだろうけど、それは一応避けられたのかな、と思います。
私は昨年くらいからまた頻繁にTOEICを受けるようになったけど、4~5年前に受験した時に比べると携帯電話の電源OFFチェックのやり方が甘くなってんじゃないの?という感覚は確かにあったんだよね。
学生の頃はまだ携帯はそんなに普及してなかったから、そんなチェックはなかったんだけど、4~5年前に久々に受験した時には結構しっかりと電源OFFしているかを一人一人チェックしていたので、びっくりしたのと同時にリスニングがある試験だからと納得もしていました。もちろん、今でも毎回電源OFFで開いて机上に置いて見せるという事は形式的にはやっているけど、試験官によっては、ほんとにちゃんと見てるのか?と思う時もありました。
こういう語学関係に限らず、試験中は携帯電話の電源OFFはもはや常識だと思うのだが、そもそもそんな認識を持てるほどにいろいろな試験の場数を踏んでいるような人ばかりではないわけで、やっぱり試験実施のたびにしつこく警告していくしかないんだろうね。
それはそうと、今回は妻も同じ会場で受験という事で一緒に試験会場に行きました。
まさか夫婦でTOEIC受験に行く日が来るなんて思いもしませんでしたが、これはこれで楽しかった。
もちろん試験時間中は集中しているので、関係ないですけどね。というか、試験時間中の集中力はむしろ高かったかもしれない。
でも、単純に自分のコンディションが前回よりよかっただけかもしれないし、何が影響してこうなったのかは実際のところはよくわからないと思います。
点数はたぶんここ何回かとほとんど変わらないんじゃないかな?と思います。
またライブやりました
2008年10月19日日曜日
試験当日に持参するもの
明日は情報処理技術者試験を受験する予定なので、念のため受験票を確認していたところ、こんなことが。
3.試験当日に持参するもの (机上に置けるもの)
(1)本状(受験票①と受験票②)
...
(2)B又はHBの黒鉛筆又はシャープペンシル
(3)鉛筆削り
(4)消しゴム
(5)定規
(6)時計 (アラームなど時計以外の機能は使用不可)
(7)ハンカチ
(8)ティッシュ
ハンカチとかティッシュって別に試験と関係なくないか?
そんなこと言われなくても持っていく人は持っていくし、大きなお世話だと思った。
で、よく見ると括弧書きで「机上に置けるもの」とあるので、汗を拭くとか風邪や花粉症で鼻かまないとやっていられないような時のために書いてあるのだろうということは、少し経ってからなんとなくわかった。
でも、なんかこうシステム関係者っぽい頭の固さを感じるね。
2008年10月18日土曜日
それは自己実現とは程遠い感覚
記事の主旨自体はどうでもいいのですが、ちょっと気になった箇所がありまして。
職場が大混乱! 「スピリチュアルにすがる女」「胡散臭がる男」|働く男女の「取扱説明書」|ダイヤモンド・オンライン
「彼女たちは、確固たる価値観や世界観を持つことができず、不透明な未来に悩み、怯えていた。だから、祖先や前世、霊といった見えないものとの関係を作り出すことで、自分の位置を探しているのでしょう。ただし本来、自己実現など幻想にすぎません。それなのに、消費社会に生きる現代人たちは、お金さえあれば自分の未来も操作できると思い込んでいる。分をわきまえることが美徳とされた時代は、すでに過去となってしまいました」この「それなのに」の後の内容は、その前の文の流れと全然つながらないと思うのですが。
「自己実現したいと思うこと」=「お金さえあれば自分の未来も操作できると思うこと」
という図式が成立しない限り、この論理展開は成り立たないのだが、でもそんなことはありえないよね。
記事全体を見ても、お金うんぬんの表現はここにしか出てこないような。
しかもその次の文は言い換えれば「自己実現したいと思うこと」は「分をわきまえない不徳」という事になる。そりゃあいくらなんでもないな。
「自己実現」の追求って、もちろん人それぞれなんだけど、
むしろ「お金が全てではない」というところに行きがちなものなんじゃないのかな。
手段としてお金が必要な場合も多いと思うけど、「お金で自分の未来を操作する」という感覚からは程遠い気がする。
2008年10月11日土曜日
受託開発はなくならない
受託開発をdisる論調は置いとくとして。
ニッポンIT業界絶望論:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan
参入に巨額の資本を必要としない情報産業では超優秀な技術者のアテンション(集中力)だけが稀少資源で、それ以外の何物もない。その資源を使ってどれだけレバレッジの効く情報財を生み出せるかが唯一無二の戦略であるはずだ。
であるのに、受託開発の世界には、そういったエキサイティングな革命の歴史とはどこにも接点がない。
生産された財は、最も低水準なサービス財と同様、たった一人の顧客に届けられる。以上おわり。
ま、そんなわけで、世の中が目まぐるしく動いているのに自分は・・・という焦りを覚えている心ある技術者は、全力で受託開発の会社から逃げ出す準備を整えたほうがいい。とても残念なことだけど、そこには未来は絶対にないよ、とハッキリと言っておくのが、ぼくにとっての精一杯の誠意だ。
確かにこれは私にとっては他人事ではない。
私は受託開発しかやったことがないけれども、現時点では確実に受託開発でない事をやる方向を意識が向きつつある、ということ。
受託開発というビジネス自体がどーのこーのいうことではないが、個人的にちょっと「飽き」があることは否めないし、違うビジネスモデルを経験することで自分を成長させられたらいいな、という感じで。
でも「受託開発に未来はない」とか言っても、別に受託開発自体がなくなるわけじゃない。
おごちゃんの雑文 » Blog Archive » 受託開発がどーとか
とは言え、それらが不要になるとか絶滅するとかってことは、全く思っていない。もちろん「何でもかんでも受託開発」というようなことはいずれなくなって行くだろうけど、それでもいわゆる「IT土方」はなくならない。リアルは泥臭いってのもあるけど、エンドユーザがエンドユーザである限り、それをフォローする立場というものは必要で、またそれに合わせて何らかの開発をしなきゃいけないということに変わりはない
要するにこの通りなのだと思います。
受託開発はなくならないし、その方が得意な人達もいる。
自分がどんな立ち位置にいようと、そういう仕事も込みで社会が成り立っているんだよね。
だから私自身は仮に受託開発から離れたとしても、仕事の価値を置くところという意味では将来はまた戻ってくるような気がする。自分自身でやるかどうかは別としても。
もう一つ思ったのは、以下の部分で。
ニッポンIT業界絶望論:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan
こんな圧倒的なイノベーションが現在進行形で起きている時代にせっかく生きていながら、自分のやっていることのなんとちっぽけなことか。そういう焦燥感を覚えた。こんな志を持った人ばかりではないよね、ということ。
もともと、そういう圧倒的な技術の提供者になりたくてこの世界に来たはずじゃなかったのか。
「与えられた目の前の仕事」に一所懸命取り組み成し遂げる事に十分な満足を得られる人だっている。
というかその方が圧倒的に多くない?
そういうところも含めて、だからこそdisってるのかもしれないけど。
そう言えば、こんな記事があったのを思い出した。
Somewhere in a Way to Nowhere: 「普通のソフトウェア会社」も必要
「普通の人」が「普通のこと」をやる事で、なんとかして生計を立てていく事ができないと社会が成り立たない。みんながマッチョにはなりきれるわけではないのです。
2008年10月10日金曜日
円高で株安で
livedoor ニュース - ◎円急伸、一時97円台=資金逃避が加速-東京市場
10日の東京外国為替市場は、世界的金融不安を受けた円への資金逃避が加速して円相場は急伸し、今年3月以来となる一時1ドル=97円91銭を付けた。
円は対ユーロでも急伸。欧州の景気悪化懸念からユーロが売られ、一時1ユーロ=132円80銭と3年3カ月ぶりの高値水準となった。
これはひどい。まさかこんなに円高になるとはね。
7月に外貨預金を解約したのは、かなり絶妙なタイミングだったかもしれないね。
それはそうと、今週の株安&円高で他の投資信託などの含み損は悲惨な状況。
とはいっても、特に何もせずに毎月ほぼ同じペースで買っていくだけだと思います。
今なら平均購入価格が引き下がるし、ドルコスト平均法を実践が生きるのはこういう時なのかな、と思います。
ちなみに個別株は今は全く保持していません。
しばらく地味に保有し続けてたんだけど、TOBの発表で価格が膠着してしまったので、損失だけど先週売ってしまいました。
あしあと“踏み逃げ”を嫌う人
livedoor ニュース - SNSのあしあと“踏み逃げ”を嫌うのは「社会人既婚男性」
「足跡だけ残してコメントを残さない人には腹が立つ」と質問に対し、「非常に近い」「やや近い」の合計が11.6%と最も多かったのが「社会人既婚男性」。
最初に思ったのは「いまだに何をやってるんだか?そんな事気にしている暇があるくらいなら、もっと他にやることがあるんじゃないの?」という事。
でも、よく考えると「11.6%では、そもそもそんなに比率高くないじゃん」て思う。
「あしあと"踏み逃げ"を嫌うのは社会人既婚男性」なんてことは言えず、そもそも"踏み逃げ"嫌い自体が少数派なのだと思うが。
2008年10月7日火曜日
9月の記事別アクセス状況まとめ
Google Analyticsによる本blogの9月の記事別アクセス状況をまとめました。
ちなみに先月分はこちら。
- Bloggerでトラックバックをできるようにする (2008/04/20)
- これはいい!Programming First Development (2008/05/28)
- 再び成功本を読む- 『成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内』 (2008/09/01)
- UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)
- フォトリーディング練習中 (2008/05/24)
- Oracle 11g をインストールしてみた (2008/01/28)
- 「婚活」時代 (2008/03/09)
- Judas Priest @日本武道館 2008 (2008/09/30)
- Google 急上昇ワード (2008/04/23)
- Judas Priestの新作と来日公演 (2008/06/15)
先月の予想通り『成功本51冊』の記事がランクイン。
著者自身のブログでリンクを掲載して頂いたこととトラックバックが効いています。
後はJudas Priestのライブがらみですね。
セットリストを載せたこともあって、1日だけでランクインするアクセス数でした。
それでもさほど大したアクセス数ではないですが。
新規の記事数は8月と同様で少なかった。
一つ一つをもっと簡単でいいから、もう少し記事を増やしたいです。
2008年9月30日火曜日
Judas Priest @日本武道館 2008
Judas Priestライブ@武道館に行ってきました。
いやー、かなり楽しかったですね。
3年前に比べてもかなりよかったのではないかと思います。
あのヘッドバンギングのかっこよさは、相変わらずで。
ただ単に頭とギターのヘッドを振る、というだけのシンプルな動きなのに、かっこいい、というのがすごい。
ロブのスローな動きもおもしろかったけど、きっとそうしていないと声がしんどくなるんだろうな。さすがに全盛期の頃のようなハイトーンは出ないみたいだけど、声はよく出ていたと思います。
意外な選曲もよかった。スタートは新曲だったけど、新曲は実質2曲しかやっていないようなもので、後は過去の曲でした。
セットリストはこんな感じかな。
- Dawn of Creation ~ Prophecy
- Metal Gods
- Eat Me Alive
- Between the Hammer and the Anvil
- Devil's Child
- Breaking the Law
- Hell Patrol
- Death
- Dissident Aggressor
- Angel
- The Hellion ~ Electric Eye
- Rock Hard Ride Free
- Sinner
- Painkiller
- Hell Bent for Leather
- Green Manalishi
- Oh Yeah!
- You've Got Another Thing Coming
個人的には、最も意外に思えたSinnerのところで最も盛り上がっていました。
"Green Manalishi"がはじまるところは、最初ドラムだけだったので"Living After Midnight"かと思った。きっと私だけではないと思うのだが。
結局、ライブTシャツは2枚も買ってしまいました。
もはや早くても3年に1回程度のペースだし、常にこれが最後かもと思って観に行っているので、これでいいのだ。
See Also:
Judas Priestの新作と来日公演
2008年9月29日月曜日
書いてエネルギーを節約する - 『幸運を呼びよせる 1行日記』
以外なところでおもしろいものを見つけました。
幸運を呼びよせる 1行日記
本の主旨としては、「書く」ことによって感情を手放すことができて、そうするとプラス思考になれて、幸せになれる、その「書く」という事を最も簡単に継続的に行う方法が1行日記という事です。
幸せになる為にやるのかというと、ちょっと違う気もするんだよね。
もちろん間接的にはそうだというのはわかるのだが。
とはいえ、こんなところでも「書く」ことの効果を訴えるものに出会うのは、これも一つのシンクロニシティだね。
別に1行にこだわることはなく、1行でも3行でも自分に合うやり方でやればいいと思います。
それがblogだって別にいい。公開blogだとあまり個人的な感情的なことは書けないけどね。
まあ「1行日記」そのものの是非はどうでもいいのです。
本書で最も共感できたのは、プラス思考でいるのは「エネルギーの節約」という考え方。
p.59
すんだことをくよくよ悩んでいては、そのつどエネルギーが浪費されていくことになります。悩んでも意味のないことのためにどんどん減っていくのです。p.140
必要なことしか起こっていないのですから、「あんなことが起こらなければよかった」「あのときああしていれば、違ったかもしれない」なんて考えるのは、エネルギーの無駄づかい。p.141
起こってしまったことは受け入れて、そこから先をどうするかを考えようp.142
否定的なことを考えるのも、エネルギーの無駄づかいです。
人間ってもともと善人ですから、人の悪口を言うと自己嫌悪に陥って自分が不愉快になるんです。心が疲れるんですね。
つまり、エネルギーの節約のために、私は悪口を言わないのです。
プラス思考の勧めはよくある話だが、プラス思考で「エネルギーを得る」という方がありがちな発想であり、それが「エネルギーの節約」という発想は実はあまりないかもしれない。
実は、私自身がネガティブなことをあまり考えない理由は、それが「エネルギーの浪費」だと思うからである。最初は理由は無自覚なままそうしていた気もするが、最近やっと自覚できるようになったのだが、その答え合わせになったような気がした。
こういう考えに気づいて実際に実践できるようになると、なんとなく人間関係が次第に希薄になっていくと感じると思います。特にこういうことに無自覚な人達との関係はそうだと思いますが、自分がより良く生きられるようになっていると信じて、そういうある種の寂しさに耐えられるかどうかが、実は結構重要な気がします。
2008年9月24日水曜日
「カッフェ アロマティカ」に行ってみた
1週間以上前になりますが、イタリアンレストラン「カッフェアロマティカ」に行きました。
山手通り沿いで駅から近いわけでもなく「こんなところにあるの?」と思いました。
それでもかなり混んでいた、というか、予約がいっぱいのようで、
予約なしでは入れないようでした。
やはり5000円のコースはお得感があったかな、と思います。
ついでにワインも飲みすぎました。
大きな地図で見る
カッフェ アロマティカ (Caffe Aromatica)/新宿/パスタ - livedoor グルメ
予約は当日分と翌日分だけを受け付けています。
これは事実と違いました。普通にもっと前から予約はできましたよ。
むしろこの記事を見ていたから、出遅れたくらいで。
以前はそうだったってことなんでしょうか?
2008年9月23日火曜日
不要な物は捨てないと - 『夢をかなえる「そうじ力」』
『成功本51冊』をAmazonで買おうとした時に、「Amazonプライス」に足りないので、一緒に注文したのがこの本でした。一応『成功本50冊』からのチョイスで。
人生カンタンリセット!夢をかなえる「そうじ力」
いわゆる「正統派」な成功本よりも今の自分に必要そうな気がしたんです。
で、確かにそれは間違っていなかったと思います。
p.38
汚いものや汚れている状態をそのまま放置しておくと、そこにマイナスの磁場ができ上がり、悪い事態をどんどん引き寄せてしまうのです。p.55
カビ、ゴミ、汚れ、不要物、乱雑さは、あなたの心の中にあるマイナスエネルギーが部屋にあらわれているのです。p.56
潜在的に抱えているマイナスエネルギーを取り去るには、部屋のそうじをすればいいのです!
これだけ簡潔に言い切られると気持ちがいいですね。
心のどこかでは「やらなきゃ」と思っていたことではあるので、
これをきっかけにちゃんと片付けようと思いました。
上記の通り、これでマイナスを取り去ってやっとフラットになるそうです。
さらに「プラスを引き寄せるそうじ力」によって「感謝という磁場をつくり上げる」ということも
あるそうですが、まあ多くの人はフラットに持っていくだけでも相当大変ですよね。
とりあえず私はシュレッダーにかけるつもりで部屋の隅に積んであるドキュメント類から手がけることにしました。とは言っても家庭用のシュレッダーなので、3分くらい連続運転させていると熱くなって止まってしまうんだよね。なので毎日ちょっとずつ、止まるまでを目処にシュレッダーをかけています。それが済んだら次は本棚やキャビネの中の書類の整理をしたいと思っています。
相当なスローペースではありますが、ちょっとずつでも確実に続けたいと思います。
不要物を捨てるというところが、私にとっては一番考えなければいけないことだと思いました。
不要物を捨てようとしてその辺りを整理すると、たいていは雑巾などでキレイにすることになります。
なので、まずはとにかく必要ないものを捨てようと思います。
妻にも読んでもらったら、すぐにいろいろと手をつけて、部屋の中は相当キレイになっています。
すごいことだね。
これをより突き詰めていくと風水みたいになっていくのかな?という感じだと思います。
2008年9月22日月曜日
グロービスの『クリティカルシンキング』修了
実は、この7月から3ヶ月、グロービスのクリティカルシンキングを受講していました。
それが先週の土曜日で終わりました。
[新版] MBAクリティカル・シンキング
「予習、復習をきっちりとやって臨まないと、自分の時間を無駄にするし、他の受講生にも迷惑になる」とさんざん脅されていましたが、とりあえず最後までやり遂げることができました。
まあ、四半期ごとにかなりの数の人が参加しているものだから、特別な能力がなければできないようなものではない、誰にでもできる事だ、という楽観的な考えが根底にはあったので、それほど驚くべきことではないのですが。
とは言っても、やはり課題は難しくて、取り組むのは結構しんどいものがありました。
ブログの更新が滞りがちだった最も大きな言い訳もこれでした。
だって、課題ができていないのにブログ記事書いている場合か?と思っていたので。
この3ヶ月で「考える」という事が、実はよくできていないことに気づかされました。
自分なりに気づきのポイントをまとめると以下のようなことになります。
「イシュー」(考えるべきこと、論点)を押さえる
考えるべきことが何かをきちんと押さえて、脇道にそれない。枠組み(フレームワーク)で考える
どんな枠組みで考えればよいのか、をまず考えること。これにはマーケティングなどで有名なフレームワークについて知識があるととても効率的ではあるが、既存の枠組みに嵌めればいいわけではない。イシューに即した考えるべきことをしっかり考えて、納得感のある枠組みを自分で考えることが重要。そして最初に考えた枠組みが正しいとは限らない。全体像が見える程度に整理したところで見直して、しっくりこなければ一度捨てて枠組み自体から考え直すことも必要。
アウトプット(結果としてある状態)にこだわって分析する
問題に対してはすぐに打ち手(インプット、how)を考えるのではなく、アウトプット(結果としてある状態)にこだわって分析し、問題所在をまず明らかにすることが重要。とにかく手を動かして「書く」
頭の中だけで回転させているのは実は効率的ではないという事が実感としてわかった。どんどん書いて視覚化しつつ「捨てていく」ことで、考えは深まっていくものだ。あまり具体的な内容は書いてはいけないはずだが、これらは市販の教科書にも書いてあることなのでよいでしょう。
ポイントを認識するだけなら、教科書を読むだけでも十分なんだけど、実際に様々な演習を通してやってみること、それらを他の人と議論する場を持つ事が、最も貴重で大事な経験になったと思います。
やっと終わったと思いつつ、10月からはまた別のクラスが始まります。
でも「クリシン」ほど大変ではないだろう、と勝手に考えています。
2008年9月10日水曜日
8月のミュージックランキング
今月もまた懲りずに個人的なミュージックランキング。
例によって収録されているアルバムへのAmazonリンクです。
ちなみに先月はこちら。
1位:Burn by Riot
2位:MR.TORTURE by Helloween
3位:Master Of Puppets by Metallica
4位:PURGATORY by Iron Maiden
4位:Flight Of The Warrior by Riot
今月は全てライブがらみの曲でした。
それにしてもこの異様なほど値段が高いThundersteelのUKインポート盤は、いったい何なんだろう?
8月の記事別アクセス状況まとめ
もう9月も3分の1が過ぎようとしていて今さらですが、Google Analyticsによる本blogの8月の記事別アクセス状況(ページビュー)をまとめました。
ちなみに先月分はこちら。
- Bloggerでトラックバックをできるようにする (2008/04/20)
- フォトリーディング練習中 (2008/05/24)
- これはいい!Programming First Development (2008/05/28)
- 残業ゼロ、長期休暇、そして充実した「本生」 (2008/08/06)
- UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)
- Oracle 11g をインストールしてみた (2008/01/28)
- mixiがつまらない理由 (2008/02/14)
- 「婚活」時代 (2008/03/09)
- 自分の強みを知る - 『さあ、才能に目覚めよう』 (2008/07/15)
- IKEAのテーブルとチェアの組み立てに思う (2008/05/05)
- 成功本の感想が再度リンク掲載されました (2008/06/19)
10位が同数で2件あったので、両方載せておきます。
8月はさらに記事数が減って、1桁になってしまいました。
それでも新しい記事の「残業ゼロ」がランクインしたのがよかったです。
先月の予想に反して『さあ、才能に目覚めよう』はランクインしました。
有名ブログのトラックバック効果はすごいですね。
最後にすべりこんだ「成功本」の記事は、8月後半に第2弾が出た影響でしょう。
9月1日にアップしたその第2弾の記事は、来月には確実にランクインしそうな感じです。
今月はもう少し記事を増やしたいなあ。でも、あまり慌てずに更新していきたいと思います。
2008年9月1日月曜日
再び成功本を読む- 『成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内』
駆け込みで8月分として書こうと思っていたけど、12時を回りもう9月になってしまいました。
以前紹介した『成功本50冊』の第2弾が出たので、さっそく購入してしまいました。
成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内
今回は1冊増えて51冊になりましたが、成功本の紹介・書評の形式は前回と変わらず、
1冊あたり4ページの決まったフォーマットになっているので、
まさに成功本のカタログとしてとても重宝します。
今のところ、すべての書評を読んだわけではないですが、
何かに煮詰まった時などには、いつでも戻ってこれるように、
前作と合わせて、手元に持っていたいと思います。
そして今回は本の紹介よりも先にPart1として「成功本を無駄に読まないための処方箋 成功法則ベスト10 <応用編>」がまとめられています。これだけでも読む価値ありだと思いますが、そう思えるのはきっとこの本で紹介されるような類の本をいろいろと読んでいるからかもしれません。
実際に本書内にもそういう言及があります。
p.39
ここから先のページは「成功本」および「自己啓発」や「能力開発」の本を、「初級者以上」に読んでいない人は、まだ読まないほうがいいかもしれない。その代わり、中級者以上の人にとっては、かなり有益だと思う。さすが「応用編」というだけのことはあって、この世界をあまり垣間見たことがない人には少々がハードルが高いかもしれません。順当に『成功本50冊』の方の「成功法則ベスト10」から手をつけたほうがよいと思います。
amazonキャンペーン開催! - 水野俊哉の日記
● BLOG運営者の方へ余談ですが、実はこれを事前に読んでいたので、本書を手にして真っ先に見たのは巻末の「『成功本50冊』掲載ブログ一覧」でした。
前作「成功本50冊「勝ち抜け」案内を書評していただいた方で、サイトにメールアドレスが見当たらなかった方へ告知をかねてTBしていますが、よろしかったら巻末に10pほど120サイトのタイトル・URLが掲載されているのでご確認ください。
で、やはり載ってました。p.334の3分の2くらいのところに。
「Somewhere in a Way to Nowhere」ついにこのblogのことがネット以外のメディアに載ってしまったわけですね。
http://ntakano75.blogspot.com/2008/04/blog-post_17.html
これだけの事ではありますが、嬉しいですね。
ありがとうございました。
See Also:
『成功本』の著者よりトラックバック
成功本の感想が再度リンク掲載されました
2008年8月31日日曜日
ライブやりました
昨日(8/30)は約1年ぶりに都内某所でライブをやりました。
私は自分のギターの音がほとんど聞こえないという悲惨な状況で、
とても満足のいくものとは言えませんでした。
今回は、かつてないほどの練習量の少なさとか、
そもそもライブに臨むにあたっての集中力の欠如は自覚していたけど、
やっぱりどれだけちゃんと準備していたかは当日にちゃんと出るもんだね。
そして、毎回思うことだけど、他のバンドはうまいなあということ。
単純にテクニック的に優れているとかいうのではなくて、
「好きでやっている」という思いの強さにかなわないと思ってしまう。
そういう事が音を聞いててわかるんだよね。
特に印象深かったのは、最後のバンドのボーカルの方が言っていた次の発言。
夢は信じていれば必ずかないます。今日のボクみたいに。所詮はアマチュアのカバーバンドだし、小さなライブハウスのライブなんだけど、
そこにこれほどの思いをぶつけられたら、こんな私が太刀打ちできるわけないですよ。
もっと練習しよ。
2008年8月29日金曜日
タクシー運転手のプロの勘
プロジェクトの飲み会に言ってきた。
一応、千鳥足で歩いてはいるが、
とにかく酔っ払ってどうしようもなくなった奴を
タクシーに乗せて帰らせようとしていた。
しかし、一番近くに「空車」で止まっていたタクシーは、
酔っ払いが近づいてくるのを見えたのだろうか?
すぐに「回送」に変わった。
もう一台、流して走ってきたタクシーを一度止めたが、
その酔っ払いがすぐに乗ろうとしなかったため、
その間に客を乗せずに走り去っていった。
きっと、たちの悪い酔っ払いは乗せたくなかったのだろう。
これらの対応、いずれも個人タクシーでした。
うーん、さすが、プロだね、と言うべきか。
2008年8月19日火曜日
不動産業の株価が割安に見えるんだけど
久しぶりにスクリーニング&財務諸表で企業価値算定をしましたが、「割安」度が高い銘柄には、やけに不動産業が多いね、と思った。でも実際に「倒産」とか発生しててやばそうなんじゃないの?
livedoor ニュース - 始まった「貸し渋り不況」
銀行よ、いい加減にしろ!――。こうした憤怒の声が中小企業ばかりではなく、上場企業からも上がっている。銀行の「貸し渋り」による「黒字倒産」が急増しているからだ。
上場企業幹部の批判をまとめると、「不動産業であるというだけで、融資をしない」「企業の現状をいくら詳細に説明しても全く聞く気がない」「気にしているのは、他の銀行が(ウチに)追加融資するかどうかだけだ」などというものだ。
私のやっている「企業価値算定」はとてもシンプルなので、財務諸表もあまり細かいところは見てない。
共通して言えそうなのは、流動比率が見かけ上は結構よくて、財産価値が企業価値全体を押し上げているのかな?という感じ。
というわけで、流動資産の内訳を見ているとこの記事のようなになりかねない状況がちょっとわかった。
要するにどの会社も流動資産の大部分は「販売用不動産」もしくは「仕掛販売用不動産」なんだね。流動資産といっても簡単には現金化できないものだから、貸し渋りもあって資金繰りが難しくなるわけだね。
このところ株価は軒並み下がっているから割安度も高くなるわけだけど、倒産してしまっては元も子もないよね。こんな状況の中でうまく生き残れる銘柄を選別できれば、儲けられるんだろうけど。
ここはもう少し様子見ですね。
2008年8月16日土曜日
タバコをやめる方法 - 禁煙セラピー
最近、禁煙ネタに遭遇することが個人的に多い気がする。
そういえば私がタバコを止めてからもうすぐ1年になるなあ。
livedoor ニュース - 独女たちの一大決心!? いざ禁煙実行へ【独女通信
愛煙家の知人は、「1000円になったら禁煙する!」と宣言していたが、禁煙成功組に言わせれば、強い精神力と忍耐とそして、禁煙へのゆるぎない意思がない限り、1000円になっても手放せないはずと厳しい意見。大げさにも聞こえるが、愛煙家にとっては、禁煙は大幅な経済的負担増だけでできるほど甘くなく、過酷な禁煙プログラムに違いないようだ。
強い精神力?忍耐?
そんなもの、必要ありませんよ。
でも「禁煙へのゆるぎない意思」ならちょっとは必要かな。
ともかく、素直な気持ちでこれを読んでください。
禁煙セラピー―読むだけで絶対やめられる
別に出版社とかの回し者ではありません。
タバコの悪影響ばかりを意識させようとしても、「今さら感」があって本気にはなれない。
やめた時に得られる良いことを語っても、それは単にタバコの悪影響の裏返しだから、同じことだよ。
そういうポイントは押さえつつも、
「やめたほうがいいとわかっているけど、吸ってしまうその理由」をちゃんと考える事だよ。
「タバコを吸う理由」とよく挙げられることを論理的に考えてみると、
逆にその目的を果たす為になぜタバコでなければならないのか、は
全く論理的に説明できないことがわかる。
それが本書を読めばわかるのだ。
その論理には反論の余地もあるのかもしれないが、タバコを辞めたいと思って読むなら、
そんなところで抵抗するのは、それこそエネルギーの無駄だ。
素直にそこで展開される論理に乗っかれば、別に苦もなくタバコをやめることができるよ。
だいたいが「禁煙」という言葉が実はよくない気がしている。
この本の原題は"Easy way to stop smoking"。
"stop"(止める)なのであって、"prohibited"(禁じられる)ではないのだ。
「禁煙している」と言うときに、それはいつ終わるんだろう?
もちろんそれはタバコを吸ってしまって失敗したときだろう。
タバコを吸って禁煙が失敗するまでは、ずっと「禁煙」として我慢しているつもり?
だから、「禁煙する」のではなくて、「タバコをやめる」のである。
タバコをやめると決意し、最後の1本を吸ってその火を消した瞬間に
自分は非喫煙者になったと認識するのだ。
Stop smoking. Don't prohibit yourself from smoking.
2008年8月9日土曜日
Microsoft装うスパム
これ、うちにも来てるやつですね、たぶん。
Microsoft装うスパム、IE 7をエサに - ITmedia エンタープライズ
Microsoftを装ってInternet Explorer(IE)7を宣伝するスパムが出回っているとして、米IM企業FaceTime Communicationsのセキュリティ研究者が注意を促している。
最近、この偽セキュリティソフトをダウンロードさせようとするCNNニュースを装ったスパムも出回っており、FaceTimeの研究者は気をつけるよう呼び掛けている。
どちらかと言えば、CNNの方が頻度が高い気がしますね。
たいていは携帯に転送されたメールでわかるので、即削除ですが。
Watch out!
2008年8月6日水曜日
残業ゼロ、長期休暇、そして充実した「本生」
この2、3日で吉越浩一郎氏の「残業ゼロ」本を2冊まとめて読みました。
「残業ゼロ」の人生力 | 「残業ゼロ」の仕事力 |
非常に読みやすいので、通勤電車の中だけであっという間に読了しましたが、内容は非常に充実していて、一読の価値ありです。
仕事以外にもやりたい事がいろいろあるから、仕事はできるだけ早く引退できるようになりたいと常々考えていたので、特に「人生力」の方にはとても共感しましたし、自分の考えの基本的なところは間違っていないんだな、と思えました。
404 Blog Not Found:この夏の日本に最も必要な一冊 - 書評 - 「残業ゼロ」の人生力
怒った甲斐はあった。本書の発売はほぼ一ヶ月前倒しされ、8月3日となった。この夏になんとか間に合ったのだ。無理を聞き入れてくれた出版社および著者にあらためて感謝する。
これには私もとても感謝します。私の夏休みにも間に合いました。
今年すぐに2週間以上連続の長期休暇をとるのは無理でも、今の環境の中で無理なくできるだけ長い休暇がとれるように調整してみようと思いました。
まさに「人生、残業している閑なんかない」のです。
「残業ゼロ」、長期休暇、そして定年なんて言わずに早期リタイア後の充実した「本生」は、本気で実現を目指したいと思います。
で、こんな事を考えていたら、なんと客先で週一だけど「ノー残業デー」の実施という事で、私の参画しているプロジェクトも例外ではなく、今日は早々にオフィスから追い出されました。
電気も空調も強制的に(?)消すらしいし、事前申請しても軒並み厳しく却下されているとのうわさ。
なんという、シンクロニシティ。
2008年8月4日月曜日
7月のミュージックランキング
今月もまた懲りずに個人的なミュージックランキング。
忙しくてあまり音楽聴いていない気もするのだが。
例によって収録されているアルバムへのAmazonリンクです。
ちなみに先月はこちら。
1位:MR.TORTURE by Helloween
2位:Surfing The Surface by Tim Christensen
2位:Burn by Riot
2位:Barbedwired Baby's Dream by Dizzy Mizz Lizzy
2位:Caught Between The Tigers by TNT
今回からAmazonの商品画像付き。
と思って作ってみたのだが、RiotのNightbreakerは商品画像がない!という事態。
最初からこうなるか。
というか、そもそもマーケットプレイスの中古でしか入手できないんですね。
ちなみにその曲はもちろんDeep Purpleの超有名曲のカバーです。
Tim ChristensenやDizzy Mizz Lizzyも入手が難しいそうな状況のようで、なんとも寂しい限りだね。
実はバンドの練習がらみで聞いてた曲がいくつか入ってしまっているようですね。
やっぱりあまり聴いてなかったみたいだ。
2008年8月3日日曜日
7月の記事別アクセス状況まとめ
Google Analyticsによる本blogの7月の記事別アクセス状況(ページビュー)をまとめました。
ちなみに先月分はこちら。
- フォトリーディング練習中 (2008/05/24)
- Bloggerでトラックバックをできるようにする (2008/04/20)
- これはいい!Programming First Development (2008/05/28)
- 変わった自分は見せないと (2008/07/04)
- 「婚活」時代 (2008/03/09)
- UNION と UNION ALL の違い - SQL (2008/02/18)
- Oracle 11g をインストールしてみた (2008/01/28)
- Google 急上昇ワード (2008/04/23)
- mixiがつまらない理由 (2008/02/14)
- 自分の強みを知る - 『さあ、才能に目覚めよう』 (2008/07/15)
7月はそもそも新しい記事が13件しか書けませんでした。
リアルが忙しいというのが、その言い訳。大変な事もあったしね。
上位に入った7月の新しい記事はいずれも404 Blog Not Foundへのトラックバック効果でした。
特に『さあ、才能に目覚めよう』の方はdankogai自身からのアクセスがあったことがYahoo!ログールのあしあとに記録されていました。
しかし、記事をアップした日にページビューの大部分が発生し、その後はほとんどアクセスなしという感じなので、これらの記事が8月に再度ランクインはなさそうです。
これがアルファブロガーのトラックバック経由アクセスの特徴なのかもしれないですね。
まだtop10に入っているとは言え、「Google 急上昇ワード」が上位でなくなったのはよい傾向です。
感覚的にはProgramming First Development記事への検索からのアクセスが最近増えているような気がします。まあ、大した事は書いていないのですがね。
他の継続的にアクセスのある記事もそうですが、検索からのアクセスはタイトルの付け方が結構影響してそうな気がします。
8月も相変わらず、リアル全体としてはとても忙しい日々が続くので、どれぐらい記事が書けるかよくわかりません。仕事だけならそんなに忙しくないんだけどね。
このくらいのペースが続けられればいいかな、と思います。
2008年7月28日月曜日
TOEIC 2008/07
5月に受験したTOEICの結果が思いのほか悪かったので、急遽この7月に再度受験する事にした。
前回は近い場所だったんだけど、今回はちょっと遠かったね。でも昨年受験した時に一度行ったことがあったので、迷わず行けたのはよかった。
全体的には、「よくわからんけどテキトーに回答しておく」ものは減った気がする。
でも、リーディングの途中でちょっと眠たくなって、本当に寝そうになってしまった。
そのおかげで今まで以上に時間が足りず、回答しきれない問題数は増えた。
リーディングはさらに落ちてしまうんじゃないかという感じだ。
優先度の関係ですぐには難しいと思うが、どこかで一度テコ入れをすべきかもしれないね。
2008年7月25日金曜日
Amazon商品画像を表示する
Amazonアソシエイトの「個別商品リンク」で生成されるパーツだと「Amazonで買う」ボタンなどが表示されるのが、「美しくないな」と思って使わないようにしていました。
そうは言っても、やっぱり商品画像を掲載した方が見た目にもいいはず、とずっと思っていてやりたかったのですが、なかなかできないでいました。
で、やっとですが、以下の記事を参考にやってみました。
Amazon商品画像のカスタマイズ(理論編) - Shiz Labs
本当ならAmazonの公式なドキュメントを参照したいところなのですが。
とりあえず、ASINコードの調べが付けば、後は大きさの指定だけで、簡易にURLを生成して、表示も試してみるツールを書いてみた。いろいろと凝ってみてもキリがないし、実用上はこんなんで十分だろう、という事で。ちゃんと探せばもっと高機能なものはいくらでもあると思いますが。
HTMLでローカルに保存しておいて使う事にします。
Javascriptは見よう見まねで。もっとうまい書き方があるんだろうな...と思いつつ。
<script Language="javascript">
<!--
function showimg(){
var imgsize = "";
for (i = 0; i < document.f1.imgsize.length; i++){
if ( document.f1.imgsize[i].checked ) {
imgsize = document.f1.imgsize[i].value;
break;
}
}
var imgsizeid = (imgsize + "ZZZZZZZZ").substr(0, 8);
var imgurl = document.getElementById('baseurl').value
+ document.getElementById('asin').value
+ '.09.' + imgsizeid + '.jpg';
document.getElementById('urldisp').innerHTML = imgurl;
document.getElementById('imgdisp').innerHTML = '<img src="' + imgurl + '" />';
}
--></script>
<form name="f1">
<table border="0">
<tr>
<td align="right">Base Url:</td>
<td><input type="text" id="baseurl" size=60 value="http://images-jp.amazon.com/images/P/"/></td>
</tr>
<tr>
<td align="right">ASIN:</td>
<td><input type="text" id="asin" /></td>
</tr>
<tr>
<td align="right">画像サイズ:</td>
<td>
<input type="radio" name="imgsize" value="THUMB">サムネイル
<input type="radio" name="imgsize" value="T">小
<input type="radio" name="imgsize" value="M" checked="true">中
<input type="radio" name="imgsize" value="L">大
</td>
</tr>
<tr>
<td align="right"></td>
<td>
<input type="submit" name="btn1" value=" 表 示 " onclick="showimg(); return false;" >
</td>
</tr>
</table>
</form>
<div id="urldisp"></div>
<div id="imgdisp"></div>
気が向いた時には、過去記事にも商品画像を載せるように更新するかも。
2008年7月15日火曜日
外貨預金やめました
かなり久しぶりの投資のお話です。
昨年後半からの急激な円高で含み損を抱えていた外貨預金。
円ベースでは損でも、USDなりEURとしては2~3%の利率で運用できるわけだから、まあいいかと放置しておいたのですが、EURの方は利息を除いても若干プラスになってきたので解約しました。
USDはまだ放置でいいかな、と最初は思っていたのだが、現在の1ヶ月定期預金の金利はみずほ銀行で0.85%。
これでは最低限の「救い」というか「気休め」だった高めの利率すら享受できない。
これではどうしようもないね、と思って、損失確定も承知の上でUSDもついでに解約予約してしまいました。
というわけで、投資目的での外貨預金は2度とやりません。
自分の強みを知る - 『さあ、才能に目覚めよう』
きっかけはこのblog記事から。
404 Blog Not Found:これで百戦危うからず? - 書評 - さあ、才能に目覚めよう
生きるのが厳しいと感じている人は、だまされたと思って本書のテストを受けて欲しい。もしかしてあなたが逆らっているのは世の中ではなく、自分自身なのかも知れないのだから。というわけで「生きるのが厳しい」と感じているわけではないですが、やってみました。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
Amazonから届いて箱を開けてみると、「勝間和代氏推薦!」とでっかく書いてあるオビが着いている。実はこのことは知りませんでした。あらためて手元にある『グーグル化』や『インディ』のおすすめ書籍を見てみましたが、確かに書いてありますね。いかにテキトーな読み方をしているかが現れていますね。
それにしても、本屋でこのオビを見たらたぶん買ってないだろうな。
上記のblogの記事があったからこそ、動く気になったと思いました。
で、私の結果は以下の通りでした。
- 内省
- 着想
- 目標志向
- 未来志向
- 回復志向
説明を全てコピペするのもどうかと思うので、ポイントに絞って引用してみます。
内省
あなたは考えることが好きです。あなたは頭脳活動を好みます。あなたは脳を刺激し、縦横無尽に頭を働かせることが好きです。
あなたは独りの時間を楽しむ類の人です。なぜなら、独りでいる時間は、黙想し内省するための時間だからです。あなたは内省的です。ある意味で、あなたは自分自身の最良の伴侶です。これはまさにその通りですね。考える事が十分足りているかどうかは疑問だが、とにかく独りで考える時間を持つ事は自分にとって重要な事です。
着想
着想とは、ほとんどの出来事を最もうまく説明できる考え方です。あなたは複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているかを説明する、的確で簡潔な考え方を発見すると嬉しくなります。
着想とは、皆がなかなか解決できずにいる日常的な問題に対して、新しい見方をすることです。あなたは誰でも知っている世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに非常に喜びを感じます。
確実なのは、着想はあなたにとってスリルがあるということです。そしてほとんど毎日そうであれば、あなたは幸せなのです。これは勝間和代さんや小飼弾さんと同じらしい。「へー」とニヤニヤしてしまいました。確かに、一見複雑な物事をもの凄くシンプルに捉える事ができたらすごく快感だと思います。真理を言い当てているようなシンプルな表現も好きですね。
目標志向
「私はどこに向かっているのか?」とあなたは自問します。毎日、この質問を繰り返します。目標志向という資質のために、あなたは明確な行き先を必要とします。行き先がないと、あなたの生活や仕事はたちまち苛立たしいものになる可能性があります。ですから毎年、毎月、さらに毎週でさえ、あなたは目標を設定します。
特定の行動が目標へ近づくために役に立つかどうかを本能的に評価し、役に立たない行動を無視します。そして最終的に、あなたの目標志向はあなたを効率的にさせるのです。これはちょっと意外だった。確かに最近「成功本」をいろいろ読み漁っている中で、かなり意識するようにはなってきたところではあるが。本来的に持っている強みとはとても思えないんだよね。
そういえば、このブログのタイトルが真逆だね。どう変わっていくかを見る実験という意味はあるけど、具体的な目的地があるわけではないからね。
未来志向
「もし・・・だったら、どんなに素晴らしいだろうなぁ」と、あなたは水平線の向こうを目を細めて見つめることを愛するタイプの人です。
あなたは、未来に何ができるかというビジョンが見え、それを心に抱き続ける夢想家です。現在があまりにも失望感をもたらし、周囲の人々があまりにも現実的であることが分かった時、あなたは未来のビジョンをたちまち目の前に呼び起こします。それがあなたにエネルギーを与えてくれます。未来に対するビジョンが見えているのかどうかはわからないが、逆に過去の出来事について考える事がほとんどない、とは思う。言い換えると、過去について考えるのは、現在の状況に至る原因を探るとか、これから先へ進む為の教訓を引き出すとか、そういう場合だけなのかな、とという事。
回復志向
あなたは問題を解決することが大好きです。さらなる困難に遭遇するとうろたえる人もいますが、あなたはそれによって力を与えられます。あなたは症状を分析し、何が悪いのかを突き止め、解決策を見い出すという挑戦を楽しみます。
確実に言えることは、あなたは物事に再び生命を与えることを楽しんでいるということです。これはシステム開発をしているとこうなってしまうと言ったら言い過ぎだが、こういう問題解決をチャレンジとして楽しめないとやっていられないという所はあるかな、と思う。
こうしてみると自分が進もうと(広げようと)しているより上流の「コンサル」的な方向も結構ハマっているかもしれない、と思えてきますね。少なくともズレてはいないだろうな、と。
こうして自分の強みらしきものを認識できたので、これらの資質を伸ばしていく事は特に意識していきたいと思います。
2008年7月13日日曜日
2008年7月8日火曜日
パッケージのアドオン開発は悪か
PRとは書いていないが、実質はそんな感じの記事なので、中心部分には触れません。
SAPのアドオン開発は悪か? SOAもハイブリッドが主流に (1/2) - ITmedia エンタープライズ
「SAPのアドオン開発は悪なのか? 本当はその企業の強みであり、誇りでもあるはずだ。SOAのアプローチで再利用できるようにしておけば、気兼ねなく使い続けられる」── IBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)のバリュー・デリバリー・センターを率いる安瀬和博パートナーは、パッケージのアドオン開発を絶対悪とみる風潮に疑問を投げかける。
別に「SOAで再利用」とか言わなくても、カスタマイズなしでアドオンだけならOKでしょう。追加機能を作るだけなのだから。
後は導入・開発コストや保守コストとの兼ね合いだけだと思う。
しかし、カスタマイズが入るなるとこれは悲惨だ。
ここでいうカスタマイズとは、パッケージ標準のプログラムの改修だけではなくて、追加機能による標準データの更新も含みます。
この辺は標準機能に関する「応用力」の問題だと常々思う。
でも、もちろんどうしようもないケースもあるとも思うけど。
2008年7月5日土曜日
プロマネ力がSIerの売りなのかも
これを読むと、開発系の案件のほとんどがERPパッケージがらみだった私は、典型的なSI仕事をやってきたわけではなかったのかと思ってしまう。
SIerにとって“怖い”のはSaaSよりもPaaS:東葛人的視点:ITpro
PaaSはプラットフォーム・アズ・ア・サービス、つまりサービスとしてのアプリケーション開発・実行基盤のこと。
SIerとしては、スクラッチ開発していた部分がSaaSに侵食されると現実の脅威だが、既にERPパッケージに随分侵食されている。ERPパッケージではカスタマイズ・ビジネスが成立したのだから、パッケージ・ソフトの時に比べると儲からないかもしれないが、SaaSでもカスタマイズ・ビジネスをやれるかもしれない。
単なるソフト開発だけなら、正確な意味ではSIではない。システム・インテグレーションは複数のハード、ソフトを組み合わせ、意図した通りに稼働するようにするところにビジネスの本質がある。特にオープン系システムが主流の現在では、SIerの最高の付加価値はIT基盤の構築であり、実際にまともな SIerほど、このIT基盤構築を売り物にしているケースが多い。
ところがPaaSを利用すると、第三者であるPaaSプロバイダがIT基盤を提供することになり、SIerのその面での付加価値は消滅してしまう。つまり、顧客ごとの独自のシステム開発というSIビジネスの本丸の部分に、PaaSは大きな打撃を与える。また、運用・保守といったSIerにとっての別の収益源も、大幅なシュリンクは避けられない。
SIerにとってのERPパッケージの導入案件における儲けの中心は、やはり広い意味でのカスタマイズという形でのアプリ開発だと思うが、「複数のハード、ソフトを組み合わせ、意図した通りに稼働するようにする」という点でSIerの役割はブレていないと思う。ERPパッケージ自体が、システム・インテグレーションとして組み合わせるパーツの一つとして扱われているだけの事だと思う。
私個人の感覚だが、ERPパッケージが普及した大きな要因としては、ERPパッケージが提供するアプリケーション開発・実行基盤が利用できる事があるように思う。ユーザ認証や機能の使用権限などの基本的なセキュリティ面の仕組みや機能の増減に対応していく為のメニューの仕組みなどを毎回スクラッチ開発するなんて無駄だと思う。だからERPパッケージの業務面でギャップが大きくて「アドオンばっかし」になったとしても、ERPパッケージの開発・実行基盤を利用すれば業務アプリの開発に注力できる分、開発プロジェクトとしてはフルスクラッチよりはなんぼかマシなんだと思う。
Oracleはその際たる例で、OracleのAPPS及びEBSがこれだけのシェアを確保できているのは、AOLというアプリケーション開発・実行基盤が充実していて、アドオン機能を簡単にシームレスにパッケージの中に統合できるという事がすごく影響していると思う。要するにSIerにとっての「使えるパーツ」としてうまく使われているおかけだ。パッケージの機能を使って開発が楽になるならその方が好都合。パイは減ったけど「カスタマイズ・ビジネス」でなんとかやっている、なんて感覚は少なくとも現場にはないよね。他のERPパッケージはほとんど知らないのでそこを突っ込まれても何とも言えないが。
もちろん、ユーザ企業側にとっては、そんな使い方がERPパッケージ自体のライセンス料や保守料に見合っているのかは、また少し別の視点で考える必要はあると思うが。それはちょっと話がそれるから置いとく。
というわけで、ERPパッケージも、まともに取り組んできたSIerにとっては、システム・インテグレーションの1パーツでしかないわけだから、それがPaaSになってもパーツが変わるだけの話のような気がする。もちろん一つ一つの案件でどれだけ儲けることができるかっていう基準は変わるかもしれないが。
ところで、大手SIerの下請けに甘んじてきたソフト開発会社にとっては、PaaSは大きなチャンスとなりそうだ。なんせPaaSでは純粋に顧客の業務アプリケーションだけを作ればいいわけだから、顧客の業務を熟知する技術者がキーパーソンになる。大手SIerは実際の開発や運用を下請けに丸投げしているケースも多い。さて、顧客がPaaSを使おうと考えた時、大事にすべきパートナー企業は・・・それはもう自明である。これについては、SaaSとかPaasとか言わなくても既にそういう兆候はあるのかもしれない。
「開発自体を丸投げ」というのは私はあまり見ないけど、プロパーの社員はあまり投入せずに、開発要員はパートナー企業からの調達ばかりで、それでも「がっつり」チャージを乗せた単価を請求するSIerはやはり敬遠したくなるのも仕方ないよね。だったら、実際の開発メンバーが所属していて、かつ、それなりにチーム力も発揮できるような企業と直接やった方がコストかからなくて済むよね、というのは誰でも考えそうな事。実際の開発メンバーが所属する企業にとっては単価を高くできるだろうし、間に入っていたSIerを除けばwin-winの関係が成り立つ。
でも、こういう従来のSIer抜きを実際にやる為のポイントは、プロジェクト・マネジメント力なんだと思う。それって本来はユーザ企業側でできればいい事なのだが、そうもいかない事が多い分SIerにとっては「プロマネ力」がもう一つの売りになっているようにも思える。
実際の開発の主要メンバーが所属するような中規模以下の会社だと、どうしても実際の開発の手を動かしてなんぼって所がある分、「プロマネ力」という点では弱いケースが多いよね、と思う。
SIer抜きをやるには、ユーザ企業自身がプロマネ力を磨き発揮する覚悟が必要だと思う。
まあ、そこだけ開発とは別でアウトソースというのも、ありかもしれないが。
2008年7月4日金曜日
アフィリエイトは喜んでクリックする
これ大事だね。
勝間和代vs小飼弾 異色対談第3回 「テレビを刈れ!」|異色対談 小飼弾vs勝間和代「一言啓上」|ダイヤモンド・オンライン
勝間 金儲けは狡いという儒教的価値観。たとえば、アフィリエイトも「汚い」みたいな価値観がありますよね。私にはよく理解できないんですけれども。
ウェブだって誰かがつくるわけで、タダじゃないわけですよ。だから、たとえば弾さんのブログで面白い本を教えてもらったら、アフィリエイトだって喜んでクリックするのが本当の礼儀だと思うんです。
お金は「感謝の表れ」ですから。気持ちよく何かをしてもらったコントリビューターにお金を払うという習慣が、ウェブでも定着してほしい。
アフィリエイトが最たるものだが、私自身はウェブを通じてお金が回っていく仕組みには積極的に乗ろうと思っている。今はもちろんお金は出て行くばかりだが、まずはウェブでお金が回る仕組みに乗るだけでも、その発展に寄与する事になると思う。
その内容はたいていの場合はウェブかどうかは関係なくリアルな必要を実感しての事だし、少なくともアフィリエイトは自分の支払が増えるわけではないから、購入者の私としてはウェブ経由かどうかはどうでもいい。だからこそ、どちらでもいいなら、あえてウェブのアフィリエイトに乗って少しでもお金が回るようにしたい。そして、そうする事はきっとなんらかの形で自分にも帰ってくる事になると信じたい。お金ではないかもしれないけど。
変わった自分は見せないと
以前「自分が変われば世界が変わる」なんて事を書きましたが、また同じような事を言っているなあ、というのが最初の感想。
404 Blog Not Found:とっとと世の中を動かすたった1つの心がけ+3つの理由
まず自分を変えよ。そして変わった自分を見せよ。そうすることでしか、世の中は変わらない。
でも、この「変わった自分を見せよ」というのは確かに思いもよらなかった。
私が考えてた「自分が変われば世界が変わる」はもう少し精神論とでもいうのか、自分の意識の持ち方・考え方によって、世界の見え方が変わり、世界への接し方が変わっていく、それって要するに世界が変わった事になるよね、という雰囲気で書いてた。
でも確かにそうだね。もっとプラクティカルな話として、「アウトプットを出せ」とか「考えるだけじゃなくて行動しろ」という成功法則でよく言われる事にも通じる話だね。表現としてうまい事言ったな、と思った。
ちなみに以前に私が「自分が変われば世界が変わる」と書いた時の元記事も同じブログでしたが。
404 Blog Not Found:逃げ上手は生き上手
まずは逃げろ。追っ手の手の届かぬところまで。自分を変える為の環境作りとして、まずはつらい現状から逃げるのもありという事で、確かに似ているけど少し違う内容だった。
そして自分を変えろ。強くたくましく。
それにしても、どんだけマッチョなんだか?頭ではわかっていてもねえ。。。
2008年7月3日木曜日
haloscanが?
うーん、なんかもしかしてhaloscanがトラブってる?
Warning: the database-server was not able to find the desired database and table. Please try to reload the page by clicking on reload. If this problem is still there, contact the administrator:...
ちょっと様子見るか。
追記:
そのままにしておいて、寝て起きたら復旧してました。
6月のミュージックランキング
今月もまた懲りずに個人的なミュージックランキング。
例によって収録されているアルバムへのAmazonリンクです。
ちなみに先月はこちら。
1位:Age Gone Wild by Royal Hunt
2位:Nostradamus by Judas Priest
2位:Dissident Aggressor by Judas Priest
3位:Hotter Than the Sun by Thunder
3位:Blind Revolution Mad by Winger
...
アルバムを買ったばかりで通しでかけていた事もあって、
3位にはJudas Priestの新譜『Nostradamus』の曲が他にもたくさん入っていたのですが、そればっかりだとつまらないので、違うのをあえてピックアップしました。
Dissident Aggressorって邦題が「異端からの反撃」だったのね。今まで知らなかった。
そういえば『Sin after Sin (背信の門)』は輸入盤しか持っていなかったかもしれん。