2011年5月8日日曜日

下田へ旅行

1泊2日で下田に行って来た。
往きは特急「踊り子」。震災後、今でも一部は運休しているとの事ですがね。
で、帰りは伊豆急の各駅停車で熱海まで来て、熱海からは新幹線で、と。

昨年の大河ドラマ「龍馬伝」なんかにも乗っかったりもしながら「開国の街」をPRしてたり、やっぱり海なんで金目鯛などの海鮮系、って所が観光のポイントだったりしたみたいでしたが、個人的にはやっぱり海に入れる時期がいいんだろうなぁとのいうのが率直な感想。

観光絡みの施設・設備とか店舗とかは「昭和の時代そのまんま」が古くなって寂れた感じがそこかしこにいっぱいで、何だかなあという印象を受けるわけですね。
なんか、海外だと色々と施設・設備の類に不便があっても「文化の違い」かと割り切れるのに、日本国内だと単に「しょぼ!」と思ってしまう事も、率直な実感としてはあるよね。

だが、たぶんそれらができたばかりの新しかった時でもきっと観光地というのは「何だかなあ」と思わせるものだったんだろうな、とあらためて思ったりしました。
たぶんこの下田に限った話じゃなくて。

所詮、今の人間が人工的に作るものが都会にかなうことはそうそうないわけだし、そもそも大部分の観光地はそういう所で勝負するもんじゃないんだよな、とか。
訪れる側もそういう視点で考えてては、旅行なんてしてられんよな、とか。

観光としてはかなり重要であろう食ですら、東京の方がうまいもの食べられる場所っていっぱいあるわけで、その観光地ならではのモノとして何をアピールするのか難しいよね、とか思ったり。

やっぱり自然や文化遺産が「そこにしかない」観光資源なわけだが、それそのものというよりはその周辺でいかに訪れた人が気持ちよく金を落としていく仕組みを作れるかという事なんだろうね。

ともかく「都会の真似事」とか「昭和時代の観光商売」がそのまま残っている感じは、やっぱりダメだよなぁと。

そんな、当たり前の事を改めて考えたりした。
旅行そのものをあんまりしたことないんもので。

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