2007年12月14日金曜日

404 Blog Not Found:theきこえのどに、あthaだあめ

404 Blog Not Found:theきこえのどに、あthaだあめ

そう、日本語のサ行、特に若い人の発音は、英語ではむしろthに近いのだ。
10年以上前の大学1年生の時に、ある意味で「一番わかりやすかった」音声学の授業で教わってたことだ。
永六輔は別に若くはないですが。

厳密に言うと、「サ行」というよりは「サ」と「セ」だけだと思うが。
後に続く母音の舌が前寄りで開き気味な事が影響しているのだろう。

リンク先の記事でも触れていますが、
英語圏でもやっぱりthの発音は難しいらしく、幼い子供はfで代用するらしい。
フォークナーの作品で、話し言葉の中に"sumfing"(=something, 正確な綴りは忘れた)みたいな
表記があって、逆にそういう点からその発言をしているのが子供なんだと言うことを読み取る、
なんて事もあったなぁ、なんて事を思い出す。

音声学的には確かこんな感じでしたよね。
f : 前歯と下唇の間の摩擦音
th : 前歯と舌の間の摩擦音
s : 歯茎と舌の間の摩擦音

前歯を使っている事から、thはsよりfに近い音と言えるらしい。

今でもそうなんですかね?

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