2007年9月24日月曜日

七年を経て実を結んだ「ストックのビジネス」に思う

梅田望夫氏のブログ『My Life Between Silicon Valley and Japan』の記事です。

七年を経て実を結んだ「ストックのビジネス」に思う


「パッと見て誰にでもわかる、『わかりやすい結果』がないと、そこには『(成果が)何もない』と判断されてしまう」ことに代表されるように、丁寧に物事を見ていく力というものが、『わかりやすさ』に至上の価値が置かれがちな今の社会にあって、次第に衰えてきているのではないかということです。そして、その『わかりやすい結果』を出すまでに与えられる期間が極端に短くなってきていることにも大変な危惧を抱いています。

コメントにあるこの部分に妙に納得というか、共感してしまいました。

「ストックのビジネス」とは、さまざまな努力を一つの大きな穴の中に放り込み続け、いつかその穴の中で化学変化が起き、何かが大きく噴き上がってくるのを待つような事業だ。その過程では、事業の成功も失敗も明らかにならず、仕事のけりもつかない。

「ストックのビジネス」のように、すぐに結果が出なくても様々な努力を続けていく事でしか生み出せない新しい『成果』もあるかもしれない。それは個人レベルでも言える事のようにも思えた。

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