2008年1月12日土曜日

努力の方向性に気を配る

きっかけはやっぱりこの記事でしたが、言っている事はちょっと難しいと感じてしまう。

404 Blog Not Found:一発は百の空振りから生まれる

天才とは、誰よりも楽に努力している人のことである。

結局のところ、自分にあった歩調で、しかし自分がまだ歩んだことがない道を歩いていくしかないのだろう。


ポイントはこの辺なんだろうな。 わかるんだけど、
でもちょっと抽象的で、なかなか納得や共感には至らない。


「地道な努力」よりも、はるかに人生を好転させる努力の仕方 - 分裂勘違い君劇場

常日頃から「一発逆転」するポイントを検出するための鋭敏なアンテナを張り巡らせ、徹底的に「近道を探す努力」をし続けた人間こそが、自分と、周囲と、社会と、世界を豊かにし、幸せにするのである。

「近道はない」などという、「地道な努力が報われる」教の信者の妄言に惑わされて、1回しかない人生を台無しにしないようにしたい。


これだけでも「そうだよね~」と思えるんだけど、
表現が激しい分、短絡的な解釈で誤解・曲解も多くなりそうな気がした。

「近道を探す努力」をし続けることができるだけのスキルを身に付ける為には、
遠回りで「地道な努力」と思える事も敢えてやる、
その方がトータルでは近道になる、なんて事も場合によってはあると思う。


苦労は必要ない。努力は報われると限らない。希望は創造性にある。 - 萌え理論Blog
それは、努力の方向性を考えることだ。見当違いの方向に努力すると、力が上手く伝わらない。これは、努力をスカラー量と捉えて、単に量を増やすのではなく、ベクトル量と捉えて、方向性も重視しようということだ。努力は角度によっては、全く力を発揮しないどころか、マイナスの力になる。例えば、新人をいじめようという努力だとか。

で、やっぱりこういうことだろう、と思う。
自分が行う「地道な努力」の方向性の妥当性には常に敏感に気を配り、
目標に効率的に近づけるようにその方向性を調整し続ける事が大事なのだ。
それ自体が努力の一環だ。

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